平成27年度本部事業計画 - 社会福祉法人 木曽社会福祉事業協会

平成27年度
木曽社会福祉事業協会
事業計画(案)
★ 法人の理念
多様な福祉サービスが利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫
することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会にお
いて営むことができるよう支援することを目的として、社会福祉事業を行う。
*法 人 本 部
地域のニーズを常に把握し、法人に求められる事業について協議し、行政との
連携によって実現を目指す。近年、社会福祉法人に求められている公益性・非
営利性を常に検証し、地域住民にも理解しやすい社会貢献を果たすとともに、
法人として将来に向けて安定した経営ができる基盤整備を進めていく。
平成 24~26 年度の法人中期計画の期間が終了したため、新たに 27~29 年度の
中期計画を作成し、それに基づいて事業を行うことになるが、その都度見直し
を図りながら事業を進行していく。
なお、以前からの課題であった本部機能の充実と質の高い職員の確保について
は依然として解消されていないが、今後求められる事業展開を実現するために、
上記の早期の確立と職員住宅の整備等のハード面での整備を進めていく。
*上 松
荘
すべての障がいに対応した事業の更なる安定を図るとともに、利用者一人ひと
りが暮らしやすく、自分の希望にそった生活が出来るように自己決定を重視し
たケアプランを作成して、個別サービスの提供を行う。また利用者の高齢化の
対応する施設内の生活空間の整備を常に行い、利用者にとって快適な生活の場
の確保に努める。
*短期入所事業
上松荘の短期入所専用居室を利用して、在宅生活に疲れたときの一時利用、家
庭の緊急時における一時受入、生活習慣を身につけるための定期受入等を行っ
ている。安定した受入ができているが、今後の地域からの要望によっては、定
員の見直しも視野に入れての事業展開をはかる。
*と
も
に
国と県・町村の委託を受けて在宅障害児・者の就労及び相談支援事業を行なっ
ているが、年々利用者は増えている状況である。限られた職員配置で木曽郡全
域をカバーすることは難しく、関係機関・団体との連携が求められている。ま
た木曽郡自立支援協議会の事務局として一層の役割充実も求められている。新
規事業となる発達障がいサポートマネージャーについて、事業の周知を図ると
ともに、現状の事業についても更なる充実を図る。
*グループホーム事業
昨年開所した法人として6番目となる「グループホームうらしま」の早期安定
と定着をはかるとともに、既存の5施設「松の木寮」
「ささゆり荘」
「こぶし荘」
「れんげ荘」
「やまぶき荘」が、地域社会と良好な関係を保ちながら、引き続き
安定した運営ができるようこころがける。
南木曽町で建設予定の第7グループホームについて、地元自治体と連携を密に
して整備・実現をめざす。
*ワークステーション「すてっぷ」
順調に売り上げを伸ばしていていたパン販売は、郡全体の人口減少と高齢化に
より減収はやむをえない状況である。それを補うために新規事業として取り組
むアレルギー対応菓子と米粉を使った菓子の製造販売事業について、長期的展
望をもって取り組み、新たな障がい者雇用の場の確保を実現するとともに、事
業拡大の可能性を模索する。
多機能型事業として行っている就労移行支援事業については、基本2年間の利
用期限があるため、
「ともに」の就労・生活支援センター事業や関係機関との連
携の中で、利用者の就労に向けての更なる取り組みとスキルの向上に努める。
*こまくさワークセンター
25 年 11 月にオープンした上松公民館での喫茶“Café I will”につづき、26 年
12 月に木祖村でオープンした「藪原宿にぎわい広場笑ん館」においても、サテ
ライト事業の「笑ん館パン工房」を 1 月 10 日からオープンさせたことで、「木
曽郡北部でも障がい者の働くところがほしい」という地域の強い要望に応える
ことができた。行政との連携のうえで、地域住民に末永く利用していただける
施設となるよう地道な努力を続けていくことが必要である。サテライト事業が
増えたことで、従来のリサイクル事業等に加えた事業内容はより広範囲になっ
ているが、就労支援事業の本質を見失うことなく、主役である利用者の日々の
生きがいと工賃の向上をめざして、事業の着実な遂行に努める。
*木曽こどもセンター
「児童発達支援事業」においては、町村保育士をはじめとする関係機関との連
携を密にし、発達の遅れを疑われる児童の早期発見・早期対応に努め、保護者
の不安を解消しながら、保育園・幼稚園へのスムーズな就園をサポートする。
「放課後等デイサービス事業」においては木曽養護学校児童の放課後一時預か
り事業の利用促進を図るとともに、ひのきちゃんハウス等とも連携を図り、保
護者にとって利用しやすい体制作りの確立をめざす。
*木曽ねざめ学園
26 年度から定員を減員し定員 40 名での事業展開をはかっている。今後は 29 年
度に定員 30 名の複合的施設としての全面改築を目指して、関係機関や地域住民
との協議を進め、実現に向けて鋭意努力する。
現在入所している児童についても、グループケア体制の取り組みを強化し、少
人数での落ち着いた生活環境の実現に取り組むことにより、一人ひとりの発達
に応じた社会的自立が出来るよう援助する。
*ひのきちゃんハウス
従来の町村との契約による日中一時支援事業とリサイクル事業に加え、26 年 9
月から生活介護事業を行うことで、重度及び高齢の在宅障がい者の日中活動プ
ログラムや養護学校児童の放課後支援の充実を目指している。建物が古く、安
全確保のためにも改修が必要であるため、段階的な計画実施を行う。生活介護
事業の周知を行い、利用促進をめざす。
開 催
日
事
平成27年4月1日
5月中旬
5月下旬
〃
9月下旬
〃
平成27年
2月下旬
〃
業
場 所 又 は 事 業 内 容
法人始業式
於:上松荘
事業協会監査
会計及び運営状況監査
第1回
評議員会 開催
第1回
理事会 開催
第2回
評議員会
開催
・平成26年度本部・各施設の
事業報告
・平成26年度本部・各施設
会計決算認定
・平成26年度本部・各施設の
事業報告
・平成26年度本部・各施設
会計決算認定
・本部・各施設第1次収支補正
予算について
・施設の運営状況について
・本部・各施設第1次収支補正
予算について
・施設の運営状況について
第2回
理事会 開催
第3回
評議員会 開催
・本部・各施設第2次収支補正
予算について
第3回
理事会 開催
・本部・各施設第2次収支補正
予算について
平成27年
3月下旬
〃
◎毎月 初旬
◎毎月 中旬
第4回
第4回
評議員会 開催
理事会 開催
法人施設代表者会議
・本部・各施設第3次収支補正
予算について
・平成28年度本部・各施設
事業計画について
・平成28年度本部・各施設
予算について
・本部・各施設第3次収支補正
予算について
・ 平成28年度本部・各施設
事業計画について
・ 平成28年度本部・各施設
予算について
・各施設の月例報告並びに課題に
ついて検討
実施会場を月まわりでローテーシ
第三者委員による苦情相談受 ョンして実施
付
(上松荘・ねざめ学園・こまくさ・
こどもセンター・すてっぷ・ひのき
ちゃん)