北里大学付属動物病院 X 線検査報告書 ー Radiology Report ー 読影日:平成 フィルム評価 Technique E/ G/ F/ P Positioning E/ G/ F/ P 21年 Fat (BCS) 1/ 2/ 3/ 4/ 5 1月 某日 Respiratory Ex / In 読影所見 成長板が閉鎖していないことから、6 ヶ月齢未満の軟骨異栄養犬種(ミニチュアダックスフン ト)と考えられる。 後肢ならびに股関節については、特記すべき所見はない。 <前肢 ML> 左前肢に比べて右前肢において、橈骨骨幹の遠位部の直径拡大ならびに頭側への湾曲、上腕-尺 骨の関節腔拡大、尺骨骨幹端の成長板の不明瞭化と不透過性亢進が認められる。 <前肢 CrCd> ポジショニング不良により、斜位像になっているため、注意が必要。 右側の橈骨と橈側手根骨の関節面が左側に比べて不整。 骨膜反応は生じていない。 診断的印象 診断・鑑別診断名 研修医 右尺骨の成長版早期閉鎖にともなう、右橈骨の変形が認められる。 また、肘関節の不整咬合を生じているために、尺骨骨幹骨切り術の適応と なる。 右尺骨成長板早期閉鎖 担当獣医師
© Copyright 2024 ExpyDoc