生活基盤施設耐震化等交付金チェックシート 計画の名称:堺市における水道施設の強靭化推進 都道府県名:大阪府 チェック欄 Ⅰ.目標の妥当性 ①上位計画等との整合性 〇 ②地域の課題への対応(地域の課題と整備計画の目標の整合性) 〇 Ⅱ.計画の効果・効率性 ①事業計画の目標と定量的指標の整合性 〇 ②定量的指標の明瞭性 〇 ③目標と事業内容の整合性 〇 ④事業の効果の見込みの妥当性 〇 Ⅲ.計画の実現可能性 ①円滑な事業執行の環境(用地取得の見通し、関連法手続きの見通し等) 〇 ②地元の機運(当該事業に係る要望等) 〇 評価の内容(平成27年度実施) ■事業の概要 堺市における水道施設の強靱化推進 計画名称 堺市 事業主体 都道府県名 大阪府 大容量送水管整備事業 交付区分 水道施設耐震化事業 事業名 工期 平成25~平成29年度 事業着手年度 平成25年度 総事業費 38.5億円 目的、必要性 岩室配水場から陶器配水場間の送水と配水の両機能を有した重要な幹線管(φ1000㎜)が、昭和41年 に布設された非耐震管であり、送水機能と配水機能を兼ねているため水運用の管理面で課題があること から、耐震性を確保するとともに送水と配水の機能を分離します。また、東区には配水池等の応急給水拠 点がないことから、今回、水の貯留機能を備えた送水管(φ1000mm)を布設することにより、災害に強いま ちづくりを推進する。 事業の効果 ・送水管の耐震化により災害時の送水機能を確保 ・大規模災害時には応急給水用の飲料水を確保 ・一部給水区域と連絡管で接続することで緊急時のバックアップ機能を確保 Ⅰ.目標の妥当性 ①上位計画等との整合性 堺市マスタープランとの整合が図られている。(堺市マスタープランにおいて、耐震化を進めるとともに災 害に強いまちづくりを推進するとしている。) ②地域の課題への対応 (地域の課題と整備計画の目標の整合性) 本市は、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されており、南海トラフ地震防災対策推進基本計画 等との整合が図られている。 Ⅱ.計画の効果・効率性 ①事業計画の目標と定量的指標の整合性 当該事業により、経年化した幹線管の更新とともに耐震化が確実に進捗する。 ②定量的指標の明瞭性 本市が管理する幹線管の全延長に対する耐震化済み延長の割合をその指標として採用しており、市民 にとって分かりやすいものとなっている。 ③目標と事業内容の整合性 当該事業の目標は、送水管の耐震化により災害時の送水機能の確保と震災時における応急給水機能 の充実を図ることであり、事業内容は目標と整合している。 ④事業の効果の見込みの妥当性 当該事業で採用するダクタイル鋳鉄管(US形)は耐震継手であり、耐震性に問題はない。 Ⅲ.計画の実現可能性 ①円滑な事業執行の環境 (用地取得の見通し、関連法手続きの見通し等) 当該事業の執行に当たっては、事業の必要性を周辺住民等に対して説明するなど、これまでも理解と 協力を得ている。 ②地元の機運 (当該事業に係る要望等) 本市議会等においても、水道施設の耐震化状況に関する質問を多く受けており、当該事業に対する期 待が大きい。 ■問合せ先 堺市上下水道局 上水道部 配水計画課 計画係 〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2 TEL072-250-9159 FAX072-250-9195 評価の内容(平成27年度実施) ■事業の概要 堺市における水道施設の強靱化推進 計画名称 堺市 事業主体 都道府県名 大阪府 基幹水道構造物の耐震化事業 交付区分 水道施設耐震化事業 事業名 工期 平成26~平成28年度 事業着手年度 平成26年度 総事業費 12.9億円 目的、必要性 菅生配水池には高池と低池があり、低池は昭和47年に築造され、平成18年度実施の耐震診断で、耐震 補強や劣化補修が必要と診断された。 低池と高池は運用水位が異なっており、低池の方が水位が低いため水圧低下が生じた場合、高池の バックアップ施設にならず、また、自家発電設備が設置されていないため停電時の対応が出来ない。 今回、低池を盛り土して高池と同じ運用水位になるように更新することで相互のバックアップ施設を構築 し、自家発電設備や緊急遮断弁を設置することで安定給水の充実及び災害に強いまちづくりを推進す る。 事業の効果 ・バックアップ施設の構築により安定給水ができる ・震災時に配水池が破損することなく給水することが可能 ・大規模災害時には応急給水用の飲料水を確保 Ⅰ.目標の妥当性 ①上位計画等との整合性 堺市マスタープランとの整合が図られている。(堺市マスタープランにおいて、耐震化を進めるとともに災 害に強いまちづくりを推進するとしている。) ②地域の課題への対応 (地域の課題と整備計画の目標の整合性) 本市は、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されており、南海トラフ地震防災対策推進基本計画 等との整合が図られている。 Ⅱ.計画の効果・効率性 ①事業計画の目標と定量的指標の整合性 当該事業により、安定給水の充実及び配水池の耐震化が確実に進捗する。 ②定量的指標の明瞭性 本市が管理する配水池の全容量に対する耐震化済み容量の割合をその指標として採用しており、市民 にとって分かりやすいものとなっている。 ③目標と事業内容の整合性 当該事業の目標は、バックアップ施設の構築及び安定給水の充実さらに震災時における応急給水機能 の充実を図ることであり、事業内容は目標と整合している。 ④事業の効果の見込みの妥当性 当該事業の対象施設は、耐震診断の結果、耐震補強や劣化補修が必要と診断されており、維持管理 面から更新することで地震動レベル1及び2に対して満足する構造とするため耐震性に問題はない。 Ⅲ.計画の実現可能性 ①円滑な事業執行の環境 (用地取得の見通し、関連法手続きの見通し等) 当該事業は、一部近隣私有地の用地取得が必要であったが、問題なく取得でき、整備が可能である。 ②地元の機運 (当該事業に係る要望等) 本市議会等においても、水道施設の耐震化状況に関する質問を多く受けており、当該事業に対する期 待が大きい。 ■問合せ先 堺市上下水道局 上水道部 配水計画課 計画係 〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2 TEL072-250-9159 FAX072-250-9195
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