平成 26 年 1 月 29 日 第 1 回宿泊・衛生専門委員会決定 希望郷いわて国体・希望郷いわて大会 標準献立作成方針 希望郷いわて国体及び希望郷いわて大会の参加者が宿泊する施設において、参加 者に提供する食事に係る標準献立は、次の方針に基づき作成する。 1 栄養基準量 標準献立における1朝食当たり及び 1 夕食当たりの栄養基準量は、おおむね下 表を目安とする。 質 炭水化 エネル たんぱ 脂 ギー 物 く質 無機質 カルシウ ビタミン 鉄 A B1 B2 C (mg) (ugRE) (mg) (mg) (mg) (kcal) (g) (g) (g) 朝食 900 31.5 19.5 150 285 3~4.5 300 0.66 0.5 60 夕食 1,100 38.5 23.8 183 348 3.7~5.5 367 0.81 0.7 73 ム (mg) ≪参考≫ 2 1日 3,000 105 65 500 950 10~15 1,000 2.2 1.8 200 昼食 1,000 35.0 21.7 167 317 3.3~5.0 333 0.73 0.6 67 食品構成 上記の栄養基準量に対応した食品構成は、おおむね下表を目安とする。 食品群 朝 食 (g) 夕 食 (g) ≪参 1 日当たり (g) 考≫ 昼 食 (g) 穀 類 150 183 500 167 肉 類 30 37 100 33 魚介類 21 26 70 23 卵 18 22 60 20 豆・豆製品 30 37 100 33 乳・乳製品 150 183 500 167 緑黄色野菜 45 55 150 50 その他野菜 69 84 230 77 海藻類 1.2 1.5 4 1.3 きのこ類 4.5 5.5 15 5 いも類 24 29 80 27 果物類 75 92 250 83 油脂類 6 7 20 7 4.5 5.5 15 5 砂 類 糖 3 選手のコンディションづくりへの配慮 競技前、競技後の食事であることから、標準献立は、消化吸収が良く、体力維 持と疲労回復に効果的なものとなるよう配慮する。 4 地元食材の活用 標準献立に使用する食材は、大会期間中に容易に調達でき、かつ食材費も考慮 のうえ、別紙「いわての食財カレンダー」などを参考に、新鮮な県産農林水産物 を積極的に活用するものとする。 5 郷土料理及び特産品の取入れ 県内各地に伝わる郷土料理や県内で加工された特産品の情報を収集し、積極的 に標準献立に取り入れるものとする。 6 調理方法 肉類や魚介類は加熱調理するなど衛生管理の配慮された調理方法とする。 また、多くの宿泊施設が標準献立を活用できるよう、特別な調理法や調理器具 を必要としないものとする。 7 作成する献立数 作成する標準献立の数は、おおむね次のとおりとする。 朝 希望郷いわて国体(本大会)及び希 食 夕 食 単 品 7 7 35 4 4 15 望郷いわて大会用 希望郷いわて国体(冬季大会)用 8 標準献立の普及等 作成した標準献立の普及を図るため、献立ごとに特徴、栄養分データ、食材等 の分量、調理方法等を記した標準献立集を作成し、宿泊施設等に配布するととも に、標準献立の調理方法等に係る講習会を実施する。 (1) 食事の提供に当たっては、上記の栄養基準量及び食品構成を標準とし、 年齢、性別、参加競技等の特性に合わせた食事ができるよう配慮すること。 (2) 食中毒等の発生防止に万全を期すため、使用する食財、調理場や調理器 具、調理方法等における衛生管理を徹底すること。 (3) アレルギー物質を含む食品に起因する健康被害を未然に防止するため、 食品衛生法によるアレルギー表示の基準に沿って、使用食材等の情報手協 に努めること。
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