起業家が起業を断念しそうになった際の相談相手

第3部
2014 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan
起業家が起業を断念しそうになった際の相談相手
第 3-2-31 図
17.7
13.8
14.6
2.3
2.3
2.3
1.5
1.5
0.8
0.8
0.8
0.8
0.0
0.0
(全体平均)
第2節
(%) 40.8
45
42.4
40
35
女性(n=62)
38.7
33.3
若者(n=54)
シニア(n=33)
30
全体平均(n=130)
25
21.0 20.4
20
20.4
17.7
14.8
15.2
15
12.1
11.3
10
6.1
5
6.1
3.7
3.0
1.6 1.9
3.0
1.6 1.9
1.6
1.9
3.0
経済産業局
自治体の窓口
経営コンサルタント
(税理士、会計士、
中小企業診断士を除く)
政府系金融機関
(日本政策金融公庫等)
民間金融機関
職場の同僚・上司
中小企業基盤整備機構
中小企業診断士
商工会・商工会議所
税理士、会計士
職場の取引相手
起業仲間や既に起業した
先輩起業家
起業のパートナー
(共同起業者)
友人・知人
家族・親戚
0
6.1
3.2 1.9 3.0 3.2
資料:中小企業庁委託「日本の起業環境及び潜在的起業家に関する調査」(2013 年 12 月、三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング(株))
(注)「その他」は表示していない。
起業に関する相談相手について、女性や若者、
関も、
「商工会・商工会議所」や「自治体の窓口」
シニアそれぞれの特徴を見てきたが、最も注目す
といった公的な支援機関も、相談相手として選ば
べきは、起業に関して「相談相手がいない」と回
れている割合が低い。こうした現状を踏まえ、民
答した割合が 4 割強も存在するという事実であ
間・公的支援機関を問わず、起業の準備段階にお
る。相談相手がいた場合においても、
「家族・親族」
、
いて気軽に何でも相談できるような窓口を増やし
「友人・知人」の割合が高く、「税理士、会計士」
、
ていくことが起業の準備段階から実際に起業家を
「経営コンサルティング」といった民間の支援機
生み出すために不可欠といえよう。
中小企業白書 2014
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