平成26年度 ガス事業法に係る立入検査結果 (簡易ガス事業者) ■実施状況(※1事業者につき、基本的に1地点群) 検査実施事業者数 指摘のあった事業者数 44 24 ○指摘項目として最も多いのが、保安規程に関するもの ○指摘項目で多いもの ・保安規程の変更届出がなされていない。 ・特定ガス工作物の変更届出(軽微変更)がなされていない。 ・誤操作防止措置が適切にされていない。 (バルブの開閉表示なし、保安上重大な影響を 与える遮断装置付近の配管に流れ方向の表示なし) ・消費機器調査を40月に1回以上行っていない。 <指摘事項一覧> ガス事業法 項目 内容 特定ガス工 第 37 条の 特定製造所の設 特定製造所の設置場所の住所表示の変更 作物変更届 7、第 9 条 置場所の住所表 届出が提出されていない。 出 件数 1 示の変更 ガス工作物 第 37 条の の維持等 7、第 28 条 特定ガス工作物 特定ガス工作物の変更届出(軽微変更)が の構造 なされていない。 防消火設備 設置された消火器の設置数が不足してい 6 1 る。 ガスの滞留防止 ガスの滞留防止の措置が適切でない。(換 の措置 気口の面積が十分でない。 ) 静電気除去の措 静電気を除去する措置がなされていない。 置 (特定製造所入口の接地板に接地線が取 り付けられていない。) 1 4 2 誤操作防止 誤操作防止措置が適切にされていない。 6 (バルブの開閉表示なし、保安上重大な影 響を与える遮断装置付近の配管に流れ方 向の表示なし。 ) 漏えい検査 導管(灯外内管(休廃止需要家を含む)の 5 漏えい検査を技術基準の規定した頻度で 実施していない。 構造等(気密性) 特定製造所においてガスの微少漏えいが 1 認められる。 保安規程 第 37 条の 保安規程の変更 保安規程の変更届出がなされていない。 7、第 30 条 届出 (保安規程で定められた保安管理組織と 15 実態が異なる等。) 保安教育(年間計 保安に関する教育及び訓練に係る年間計 画の策定) 画の策定がなされていない。 保安教育(実施及 保安に関する教育(訓練)を年間計画に沿 び実施記録) って実施していない。 ガス工作物巡 ・保安規程で規定した、本支管及び集合装 視・点検、検査の 置の漏えい検査未実施。埋設バルブの確認 実施状況及び記 及び調整装置の作動試験並びに圧力確認 録保存 の未実施。 2 1 3 ・ガス工作物(仮設設備(長期使用))の 巡視・点検(検査)記録がない。 ・保安規程で規定したガス工作物の巡視点 検(検査)の記録を(一部)保存していな い(気化装置) 。 ガス工作物巡 技術基準を満たしていない仮設特定製造 視・点検、検査で 所により、長期間ガス供給を行っている。 1 技術基準に適合 しない場合の処 置 災害防止のため 導管図が整備されていない。 3 1 の体制 使用前検査 第 37 条の 使用前検査の実 ガス事業法により使用前検査を要するも 7、第36条 施 のと定められた工事において、使用前検査 の2の2 を行っていなかった。 2 消費機器に 第 40 条の 2 消費機器周知の 屋内設置の小型瞬間湯沸かし器(12kW 関する周 頻度(小型瞬間湯 以下)について、毎年度1回以上の周知を 知・調査 沸かし器等毎年 行っていない。 1 度 1 回以上) 閉栓時に省令で 閉栓時に周知事項を記した書面をメータ 定めた周知事項 ーコックに取り付けていない。 2 を記した書面の メーターコック への取付け 消費機器調査の 消費機器調査を 40 月に 1 回以上行ってい 頻度(40 月に 1 ない。 1 回以上) 消費機器調査を 消費機器調査委託契約書の内容が適切で 委託する場合の ない。 1 委託契約書 消費機器調査時 消費機器調査の不在処理が適切でない。 1 特定容器使用記録表に記載していない。 3 1 の不在需要家の 把握 熱量等の測 第 37 条の 特定容器使用記 定義務 7、第 21 条 録表 その他 - 消火器の管理(充 有効期限の過ぎた消火器が設置されてい 填管理等) る。 3
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