有田町移住・定住・交流ウェブサイト構築業務委託仕様書 1. 委託業務名 有田町移住・定住・交流ウェブサイト構築業務 2. 目的 まち・ひと・しごと創生法の施行に伴う「地方創生先行型事業」において、有田町へ の移住と定住を促進するための情報発信手段として移住・定住・交流を目的としたウェ ブサイトの構築を行う。ウェブサイトの内容については、町内外の多くの人を対象とし た様々なワークショップを行いながら、多様な視点から有田町の魅力や生活情報の掘り 起こしを行い、移住、定住者にとって必要な情報をタイムリーに入手できるサイトとす る。また、ワークショップの活動をソーシャルメディア等で情報の共有や拡散を図りな がら有田ファンの拡大も併せて行う。 3. 契約期間 契約開始日から平成 28 年 3 月 31 日まで 4. 委託業務の内容 オープンデータや GIS データなど、有田町のデータを活用したワークショップの開 催及びウェブサイト構築係る次の業務を一括して委託する。 (1) ワークショップの企画、運営 有田町住みよさや有田町の魅力の掘り起こしを行うため、有田町内外の住民及び有 識者が参加するワークショップを企画・運営すること。なお、ワークショップの告 知、経過及び成果を集約して、ウェブサイト設計及びコンテンツに反映させること。 ワークショップの内容及び開催回数については、 「2.目的」を効果的に達成するよう 計画すること。 (2) 移住・定住・交流ウェブサイトの全体設計、構築 以下の項目を満たす、移住・定住・交流ウェブサイトを設計、構築する。なお、こ れらについては、有田町と十分協議の上完成させること。 ① 活用しやすいウェブサイト ワークショップでの意見を反映しつつ、コンテンツ、デバイス等の環境面も含 め、有田町に関心を持つ人が活用しやすいウェブサイトを構築すること ② アクセシビリティ・ユーザビリティの向上 ユーザーにとって利用しやすいサイトとなるよう、アクセシビリティ・ユーザビ リティに配慮したサイトを構築すること。 ③ 管理しやすいウェブサイト ウェブサイトの管理者が、簡単に情報を更新できるような管理システムを構築 すること。 ④ アクセスログ解析の仕組みを提供すること 簡単に、ウェブサイトのアクセスログを閲覧したり、エクスポートしたりするこ とが可能な仕組みを提供すること。 ⑤ ワークショップの告知や実施状況をウェブコンテンツとして活用するため、移 住・定住に関する基本情報を掲載したウェブサイト・SNS の公開ページを平成 27 年 8 月末までに行うこと。 (3) 移住・定住・交流ウェブサイトのプロモーション計画、実施 移住・定住・交流ウェブサイトを、町内外のより多くの人に活用してもらうための プロモーション計画(広報計画)を提案し、実施すること。 5. 移住・定住・交流ウェブサイトの運用保守について 移住・定住・交流ウェブサイトを安定的に稼働させるための運用保守について、 平成 27 年度内は、当事業の予算内に組み込むこと。平成 28 年度以降の運用保守に 関しては、別途契約を締結する。 運用保守にあたっては、以下の項目を満たすこと。 ① システムを運用するにあたり必要となる機器(サーバ等)、ソフトウェア等につ いては、受託者が準備すること。 ② システムの安定稼働ができる場所を準備し、町側に届け出ること。 ③ システムは、24 時間 365 日にわたって安定して稼働するようにすること。 ④ 構築する Web サイトに専用のドメインを取得し、設定すること。 ⑤ 運用保守の体制を明確にし、障害発生時の連絡体制や対応フローを明確にする こと。 ⑥ システムを構成する機器のセキュリティ対策については、最新の状況に対応し、 安定稼働に努めること。 ⑦ サーバなどのデータバックアップ作業を定期的に行うこと。 ⑧ 町からの問い合わせについては、技術的な支援を含め対応すること。窓口対応は 平日(土日、祝日、12 月 29 日から 1 月 3 日を除く)の 9 時から 17 時とする。 6. 成果物 ① ワークショップ等の成果報告書 ② 移住・定住・交流ウェブサイトの全体サービス設計書 ③ データベース設計書 ④ 管理者操作マニュアル ※ワークショップ等の成果報告書については随時行うこと。 ※管理者操作マニュアルについてはウェブサイト公開前に納入すること。 7. その他 この仕様書は、本町が想定する最低限の業務の概要を示すもので、事業者の提案の 内容を制限するものではない。 8. その他 この仕様書に記載されていない事項または細部について疑義がある場合は、有田町 と受託者との協議により解決する。
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