C10 P2Pインフラを利用した メールシステムの構築 情報工学科 種田研究室 山下 健市 種田 和正 スライド一覧 はじめに P2Pインフラとは クライアントサーバモデルの欠点 本システムの特徴と構成 問題点 まとめ 進捗と今後の課題 参考文献 はじめに 何かサービスを始めてみたい サービスを行うためにはお金がいる サービス開始から維持まで 規模に応じた設備が必要 1台でももったいないサービスから数千台規模まで 余っている計算機資源でインフラを作り、有効活用 しよう はじめに クライアントサーバ(C/S)方式 サーバにユーザが集まる Peer to Peer(P2P)方式 利用者同士で繋がり合う 各利用者をノードと呼ぶ P2Pインフラとは ピュアPeer to Peer(P2P)で データを持ち合うオーバー レイネットワーク 異なる方法で既存システ ムを提供する 今回は「P2Pインフラを利用 したメールシステムの構築」 を取り上げる クライアントサーバモデルの欠点 DNSに依存しきっている 無くてもインターネットを使えた方がいい 中央集権型 サーバを管理しなければならない サーバという「場所」を意識させられる データがどこにあるか考えなければならない 本システムの特徴 P2Pインフラに保存したデータを取り扱う データに合わせて処理を行う ハッシュ値でファイル管理 必要なデータは自動で取得 データを保持し続ける データはインフラ内を巡回し、保持される 構成ノードの数%にデータを持たせる オーバーレイネットワーク 物理ネットワーク上にソフトウェアによるネットワークを 構築する データの取り扱い ファイル取得後、 中身を解析して 適当な処理を行う。 本システムの特徴 P2Pインフラに保存したデータを取り扱う データに合わせて処理を行う ハッシュ値でファイル管理 必要なデータは自動で取得 データを保持し続ける データはインフラ内を巡回し、保持される 構成ノードの数%にデータを持たせる オーバーレイネットワーク 物理ネットワーク上にソフトウェアによるネットワークを 構築する データ保持 シャットダウンを 通知 データ保持 本システムの特徴 P2Pインフラに保存したデータを取り扱う データに合わせて処理を行う ハッシュ値でファイル管理 必要なデータは自動で取得 データを保持し続ける データはインフラ内を巡回し、保持される 構成ノードの数%にデータを持たせる オーバーレイネットワーク 物理ネットワーク上にソフトウェアによるネットワークを 構築する 本システムの構成 ネットワーク処理 ノードを管理し、ネットワークを構築 データ操作 ファイル入出力、分割結合等、ファイルの操作を行う データ管理 データの拡散、探索などのファイルシステム的な部分 本システムの構成 本システムの構成 問題点 同一ファイルの特定 同じ画像で、解像度を少し落としたものなど ハッシュ値衝突の可能性 不整合が発生 何もしなくても帯域を消費する 資源の有効活用 → 国やISPからの規制 利用者側のモラル 著作権侵害や俳諧中傷等、技術でカバーしづらい 同一ファイルの特定 1eff164d0685ab0a916641562571472a269d85 eff07d195187746be3ae8142c17d38b23c8146 142926498114e35bec3e193b784922b00930c 8c2a715129dd1ac fa4d46d8b90ffd7fd889e6f33e442cd0e85ad8 4934c0513635c1ebedfaa746f91669e9927ac 6dc1ef5af70e9c494e133f23612378d33d688 6bf8e6f1079a5e5f 33.2KB 17.8KB 問題点 同一ファイルの特定 同じ画像で、解像度を少し落としたものなど ハッシュ値衝突の可能性 不整合が発生 何もしなくても帯域を消費する 資源の有効活用 → 国やISPからの規制 利用者側のモラル 著作権侵害や俳諧中傷等、技術でカバーしづらい まとめ 既存の計算機資源を用いることで誰でもサービス を行うことが出来る P2Pインフラ内にデータを保存する インフラ内のデータを簡単に扱える 進捗と今後の課題 進捗 P2Pネットワーク構築 データ送受信 今後の課題 使わなくなったデータの対処 利用者の認証 参考文献 日本VeriSign http://www.verisign.co.jp/press/2004/pr_20040902.html OpenDNS http://system.opendns.com/ ご清聴ありがとうございました
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