特別支援 2・3年 生活単元学習指導案 指導者 授業教室 1 単元名 2 単元の目標 七夕について調べ,七夕飾りを作ろう 〇 七夕の行事について調べ, 七夕についてほかの人に話すことができる。 〇 七夕飾りを作ることを通して協働する大切さを感じ,安全に作業することができる。 3 単元と生徒 (1) 生徒について(省略) (2) 単元について 七夕の行事は,小学校では取り上げられることが多いが,中学校では発達段階からあまり 取り上げられないのが現状である。そのためか,七夕の起源となった中国の神話や,夏の夜 空のどの星が彦星で織姫なのか知らない生徒は多い。七夕に関連した行事を調べることによ り,生活の中にあるいろいろな季節の行事を学ぶことができる単元である。(省略) (3) 指導について 七夕の起源や彦星(わし座のアルタイル)や織姫(こと座のヴェガ),そしてその間に横たわ る天の川を知ることにより,実際に星空を見上げて友達や家族と七夕の話をして,よりよい 人間関係を築けるようにしたい。 折り紙が得意であると思っていることと,作業を辛抱づよく続けることができるという点 を生かして,2人に話し合わせながら作業を分担させたい。紙を切る際は,生徒の技能と安 全性を考慮し,カッターを使用せずはさみを使用する。 また,出来上がった七夕飾りは,全校生徒や職員がいつも目にすることができる玄関ホー ルに設置して,誰でも自分の願い事を書いて飾れるようにしたい。そのことによって本学級 の生徒が,全校生徒に貢献したという自己有用感を育てたい。 4 単元の指導計画(総時数 学習内容 7時間) 時間 日常生活の中の季節の行事 を知り,七夕の起源につい ね ら い 元旦(1/1),桃の節句(3/3),端午の節句(5/5),七夕(7/7) 1 て調べる。 等の季節の行事があることを知り,もうすぐやってくる七 夕の起源について調べることができる。 プラネタリウムで,どの星 が彦星で織姫か調べる。 七夕飾りを作る計画を立て る。 1 1 第2理科室に設置したプラネタリウムで星空を観察し,夏 の星座と天の川,彦星,織姫の星を知る。 どのような飾りを作りたいのか考え,その資料を集める。 そして何をどれくらい作るのか考える。 七夕飾りを作る① 1 前時の計画に沿って,折紙等を用いて飾りを作る。 七夕飾りを作る② 1 前時の活動の改善点を話し合いながら,作業の分担を決め (本時) 短冊とお知らせパネルを作 る。 1 七夕飾りを設置して,全校 に短冊を書いてほしいこと 全校分の短冊を作り,誰でも願い事を書いてよいことを知 らせる案内板の文章を考え,それをパネルにする。 玄関ホールで,誰でも短冊に自分の願いを書けるように設 1 をお知らせする。 5 て飾りを作る。 置する。その後の給食後に,全校に短冊への願い事の記入 をお願いする。 本時の計画(5/7時間) (1) ねらい ・折り紙をていねいに折って,七夕飾りを作ることができる。 (A) ・はさみで切り込みを入れた七夕飾りを作ることができる。(B) (2) 学習過程 段階 つ か む 学 習 活 動 前時の活動を振り返り,改善 点を出し合う。 仕事を分けて飾りを作ろう (5) それぞれ仕事を分担して七 夕飾りを作る。 ○教師の支援 ◇評価 ○折り紙が得意であると思っているAに は,自信をもって作るよう励ます。 機器・資料 前時まで作っ た七夕飾り ○Bには丁寧な作業ができることを 励ます。 ○2人の作業工程の速さが同じになるよ 折り紙 う早い方により難しい課題を示す。 追 究 す 受け持った仕事を交換して 作ってみる。 る ◇折り紙をていねいに折って,七夕飾 りを作ることができる。(A) ◇はさみで切り込みを入れた七夕飾 (35) りを作ることができる。(B) まと める (10) 感想を発表し,ノートに記録 する。 ○仕事を交換してみて,相手のよさに気 付くように助言する。 ノート
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