1 学習目標 2 指導の重点 3 指導計画 家庭基礎(2単位)

家庭基礎(2単位)
学年・コース等 1学年
教 科 書
家庭基礎 パートナーシップでつくる未来(実教出版)
副教材等
2015最新生活ハンドブック 資料&成分表
1 学習目標
健康で文化的な生活を送れるように食生活・衣生活を考え、生活に必要な基本的な知識と技術
を身につける。また社会活動をするための基礎単位である家族と家庭を見直し、その意義につい
て考えると共にその役割を認識して将来を考えさせる。さらに消費者問題や環境問題を解決して
いく消費者としてのあり方を学習する。
2 指導の重点
・人の一生を通してそれぞれのライフステージごとの課題を解決して、人の一生を充実させ
る態度と実践力を育成する。
・家庭や地域の生活は男女が相互に協力して初めて力を発揮する。家事・育児・介護におけ
る男女の参画など男女の相互理解を深める。
・食に関する学習を充実し食生活と健康の関わりについての学習を重視する。
3 指導計画
学期
1
学
期
中
間
1
学
期
期
末
2
学
期
中
間
2
学
期
期
末
単元名
学 習 内 容 ・ ね ら い
時間
私たちの食生活
私の食生活・日本の食卓の課題・食を楽しむ
2
栄養と食品のかかわり
食品の栄養素とからだの成分
炭水化物・脂質・タンパク質とその食品
8
食事の計画と調理
調理実習(和・洋・中の基礎調理)
2
栄養と食品のかかわり 無機質・ビタミンとその食品
6
食品の選び方と安全
2
食品の表示と保存・食品の衛生と安全
これからの食生活を考
日本の食料はどこから・食の安全と環境への配慮
える
2
食事の計画と調理
調理実習(和・洋・中の基礎調理)
2
衣生活をつくる
衣服の素材・衣生活の管理
2
被服製作
作品製作
6
自分を見つめる
これまでの自分を振り返ってこれからの自分をつくる
2
食事の計画と調理
調理実習(和・洋・中の基礎調理)
2
自立した生き方
自分らしく生きる・共に生きる
2
共に生きる家族
ライフサイクルと家族・変化していく家族・家族の抱え
る問題
4
家族に関する法律
家族法の理念と背景・家族に関する法律
2
高齢者と関わる
高齢を知る・豊かな高齢期を迎えるしくみ
4
食事の計画と調理
調理実習(和・洋・中の基礎調理)
2
3
学
期
子どもとかかわる
子どもを知る・発達のすばらしさ
8
経済的に自立する
経済のしくみを知る
3
消費行動を考える
社会の変化と消費生活・消費者の権利と責任
5
住生活をつくる
ライスタイルと住まい・健康的な住まい環境
4
4 課題・提出物等
・単元ごとのプリント課題、夏期休業中の課題を課す ・被服製作品の提出
5 評価規準と評価方法
評価は次の観点から行います。
関心・意欲・態度
・自分の食生活につい
て考えようとする態
度が見られるか。
・調理実習は手作りの
被服実習ではもの作
りの楽しさに興味を
持ち積極的に取り組
んでいる。
・社会の変化と家族の
変遷について興味と
関心が見られるか。
思考・判断・表現
・食事の役割を理解
し、現代の食生活
の課題をとらえな
がら、自分の食生
活を見つめること
ができている実習
の全体を把握し、
状況を判断して適
切に動くことがで
きるか。
技能
知識・理解
・調理に関して基礎的
な技術を身につけて
いるか。
・ミシンの簡単な操作
ができ、熱心に実習
に取り組んでいる
か。
・栄養素の働きと食品の
特性を理解し、その特
性を活かした調理方法
が実践できる。
・少子高齢化が社会や家
庭にもたらす影響につ
いて理解している。
以上の観点を踏まえ、課題提出、実習態度、出席状況、被服製作品、定期考査等で評価します。
6 担当者からの一言
社会や家庭は男女が協力して成り立っています。それぞれの場面で個々の能力が十分に発揮で
きる社会とするためにはどのような制度が必要であるのか、家庭や社会生活での問題点などを理
解してほしいと思います。また生活経験を重ね、自立できる生活能力を身につけてください。