八王子福祉園だより 4月号

八王子福祉園だより
たかい
就任のご挨拶 園長
鈴木
No.282
4月号 2015.4.5発行
薫
4 月 1 日付の人事異動で、八王子福祉園長に着任いたしました。前
職は府中療育センターで事務長をしておりました。当園は、昭和 56 年
に新規採用時に配属された職場であり、大変懐かしい思いで着任いた
しました。これから、何かとお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
前職に就くまでの間は、主に環境や教育の分野の仕事に携わってまいりましたので、福祉
関係の職場は長らく遠ざかっておりました。この間、障害者福祉に係る諸制度は大きく変貌
を遂げ、当園も東京都社会福祉事業団が東京都から指定管理者としての受託を受けて、施設
入所支援のみならず、さまざまな在宅支援、地域移行支援活動など、事業は大きく発展して
きました。加えて、地域との結びつきが非常に強い施設となっていることにも驚いた次第で
す。
これからも、これまでの様々な取り組みをさらに発展させ、利用者の方々の生活がより豊
かなものとなるようサービス向上に努めるとともに、ご家族や地域の皆様に信頼される施設
運営に努めてまいります。引き続き、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
退任のご挨拶 前園長
我妻
弘
八王子福祉園に着任して2年、このたび 60 歳の定年退職を迎えるこ
とになりました。私が都庁に入って 34 年のうち、福祉関係が 21 年と
大部分を占めていますが、振り返ると措置の時代から、介護保険に代表
される契約の時代へと、大きな制度の変遷に立ち会ってきました。
私が八王子に来てからも、差別解消法の制定や障害者権利条約の批准など画期的な政策の
動きがありました。最重度の知的障害者についても本人の意思決定の支援が求められるとい
うことで、園のサービス発表会でも、利用者の皆さんとの意思疎通や心の交流を深めようと
する取り組みが着実に広がってきたことを嬉しく感じています。
重度の知的障害者の社会参加は、まだまだこれからの課題です。私は都庁を去りますが、
今後は練馬福祉園という施設で、立場は変わりますが共通の課題に取り組んでまいります。
本当に、ありがとうございました。
第8回さくらまつり
3 月 15 日(日)毎年恒例の「小田野中央公園さ
くらまつり」が開催されました。昨年より 1 週間遅
らせての開催となりましたが、自慢の河津さくらの
開花は数輪のみで満開とまではなりませんでした。
当日は天候に恵まれ、春を待ちわびていたように大
勢の地域の皆さんが参加され、大いに賑わいました。
八王子福祉園からは「ダンスダンス」を披露しま
した。利用者、職員ともに大勢の方が参加され、笑
顔溢れるステージとなりました。来年は、満開のさくらと大勢の人との出会いを期待して、地域の
まつりを盛り上げていきたいと思います。
(地域支援コーディネーター 佐藤)
平成 26年度福祉サービス第三者評価
昨年度、受審しました福祉サービス第三者評価の結果を、こ
の度評価機関からいただきました。
この中で、
「さらなる改善が望まれる点」(障害者支援施設分)として、以下の指摘を受けました。
①「利用者の高齢化に伴う困難事象の継続した取り組みを期待する」
②「建物設備に関して将来的なリスクも考慮した計画的な修繕などが期待される」
③「接遇マナーについての取り組みを継続していくことが望まれている」
これらの指摘については今年度、改善に向けて取組みを行い、利用者の皆様が安心して生活できる
よう、サービスの向上に努めてまいります。
なお、詳細につきましては、インターネットサイト「とうきょう福祉ナビゲーション」、または園
管理棟1階ロビーの書架にございます閲覧用の報告書をご覧ください。 (事業推進担当 内田)
この度、家族会(四つ葉会)から園内の緑化のためにご寄附をいただきました。
ありがとうございました。(写真は、3月下旬に撮影したものです)
東京都八王子福祉園
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