平成27年度　沼津工業高等専門学校シラバス専２年微生物工学科目全コース共通 Microorganism engineering 講義後期蓮実文彦担当選択２単位 HASUMI Fumihiko 授業の概要微生物の能力を生かした物質生産、環境修復技術、エネルギー創生技術を紹介する。授業では、学生(受講生）自らが、現在、わが国が直面する様々な問題に対し、微生物の能力が生かせないか調査・検討し、その成果を発表する。一部の課題については、実験を行い体験的にも学ぶ。本校学習・教育目標（本科のみ）プログラム学習・教育目標（プログラム対象科目のみ） C. 工学的な解析・分析力及びこれらを創造的に統合する能力目標説明 1 技術者の社会的役割と責任を自覚する態度 2 自然科学の成果を社会の要請に応えて応用する能力 3 工学技術の専門的知識を創造的に活用する能力 4 豊かな国際感覚とコミュニケーション能力 5 実践的技術者として計画的に自己研鑽を継続する姿勢実践指針実践指針のレベル（プログラム対象科目のみ）（プログラム対象科目のみ） (C1) 機械工学、電気電子工学、情報工学、応用化学、生物工学、材料工学などの専門的技術を身につ (C1-4）修得した専門知識を、環境エネルギー工学、新け、これらの技術を複合的に活用して、環境エネル機能材料工学、医療福祉機器開発工学などの複合・融ギー工学、新機能材料工学、医療福祉機器開発工学合領域の課題に応用できる。等の分野に創造的に応用することができる。授業目標１．微生物の機能の概要を説明できる。２．微生物の利活用分野を説明できる。３．環境、エネルギー分野での微生物利用を例を挙げて説明できる。(C1-4) ４．食品と健康分野での微生物利活用を例を挙げて説明できる。５．微生物を用いた医薬品、健康食品製造について例を挙げて説明できる。第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回第9回第10回第11回第12回第13回第14回第15回ガイダンス総論微生物と環境① 微生物と環境② 微生物と環境③ 微生物と環境④ 微生物とエネルギー微生物とエネルギー微生物とエネルギー微生物と健康① 微生物と健康② 微生物と医薬品① 微生物と医薬品② 微生物と食品実習とまとめ前期末試験授業計画教育目標・授業概要・評価方法等の説明。授業計画微生物学研究の歩み環境微生物の役割環境微生物の解析微生物と環境の相互作用微生物による物質変換エネルギー問題概観バイオエネルギーの生産と利活用① バイオエネルギーの生産と利活用② 腸内フローラ研究の最前線プロバイオチィクス医薬品製造（抗生物質）医薬品、健康食品製造旨味成分発酵食品の製造と試食評価授業毎に提出されるレポートとプレゼンテーションの内容（６０％）、質問への対応平均（２０％）、授業での積極性（２０％）を評価方法８０％の重みとして評価する。授業目標３（C1-4）が標準基準（６割）以上で、かつ科目全体で６０点以上の場合に合格とすと基準る。評価基準については、成績評価基準表による。教科書等環境微生物学（久保ら、化学同人），微生物学（坂本著、裳華房）備考 1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。 2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。「微生物工学」の成績評価基準表Ａ：定期試験学籍番号Ｂ：課題レポート氏名Ｃ：その他（）評価割合(100%) 到達基準 A 授業目標未到達基準標準基準優秀基準１．微生物の機能の概要を説明できる。 □微生物の機能の概要を説明 □微生物の機能の概要を説明 □微生物の機能を具体的例を挙げて説明できる。できない。できる２．微生物の利活 □微生物の利活用分野を説明 □微生物の利活用分野を説明 □微生物の利活用分野を例を挙用分野を説明でげて説明できる。できない。できる。きる。 B C 20% 60% 20% 10 10 5 ３．環境、エネルギー分野での微 □環境、エネルギー分野での □環境、エネルギー分野での □環境、エネルギー分野での微生物利用を例を微生物利用を例を挙げて説明微生物利用を例を挙げて説明生物利用を複数の例を挙げて説明できる。挙げて説明できできない。できる。る。(C1-4) 20 5 ４．食品と健康分 □食品と健康分野での微生物 □食品と健康分野での微生物 □食品と健康分野での微生物利野での微生物利利活用を例を挙げて説明でき利活用を例を挙げて説明でき活用を複数の例を挙げて説明で活用を例を挙げきる。ない。る。て説明できる。 20 5 ５．微生物を用いた医薬品、健康 □微生物を用いた医薬品、健 □微生物を用いた医薬品、健 □微生物を用いた医薬品、健康食品製造につい康食品製造について例を挙げ康食品製造について例を挙げ食品製造について複数の例を挙げて説明できる。て例を挙げて説て説明できない。て説明できる。明できる。 20 5 備考評価Ｃは授業への参加（質問回数）状況で評価する。