〔経過〕事例2(小学校5年生男子児童 主訴:不登校) 〔①かかわる〕SSWの学校からの聞き取り 〔③ひらく〕支援計画の実行 ・SSWは学校から聞 き取りを行った。 勤務先 父 40代 勤務先 ・母親は職場や前夫と 母 30代 が本人と面談を始め、 父 40代 母 30代 の人間関係に、かな SSWは本人と一緒 に活動するように りのストレスを感 なった。 じている。 兄 中1 ・学校は長期休業中に 兄 中1 ・母親を支援する者が 本人 小5 本人 小5 仲のよい友人と学校 いない。 【小学校】 校長、教頭、担任 SSW SC SSW で学習することを提 ・母親は本人の状況を 案した。本人はほぼ 何とか改善したいと 毎日登校し、新学期 何度も学校に相談 になっても継続し 【小学校】 担任 をしていた。 市教委 ・担任の紹介でSSW SSW SC SSW て登校できるよう になった。 ・学校の紹介で、SSWが定期的に母親と面談を始めた。母親は、相談できる存在としてS 〔②つなぐ〕ケース会議の開催 SWとの面談を心待ちにするようになった。 勤務先 父 母 40代 30代 ・市教育委員会を入れ てのケース会議を開 ・担任がすぐに父親にアプローチし、本人の登校支援への協力を求めた。それ以降、父親か らの苦情の電話はほとんどなくなった。 催した。会議では今 後の支援方針を決め、 具体的な支援策を立 兄 本人 中1 小5 〔④みまもる〕家庭環境の安定 てた。 勤務先 ・学校が本人、母親、 父親へ、それぞれア したことで仲のよい 父 40代 母 30代 同僚もでき、就労は プローチしてSS ケース会議 【小学校】 SC 校長、教頭、担任 市教委 安定した。 Wへつなぐことと SSW SSW ・母親は精神的に安定 ・父親が母親へ復縁を なった。 迫ることはなくなっ 兄 中1 本人 小5 た。本人は週末に父 親宅に泊まることは あるが特に問題は生 じていない。 ケース会議 【小学校】 校長、教頭、担任 SC 市教委 ・本人が6年生に進級 SSW SSW するに当たり、再度 ケース会議を開催し て、今後の支援につ いて確認した。
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