2015 年 7 月 16 日訂正 2014 年版保険調剤の手引の訂正 訂正前 訂正後 45 頁下から 6 行目(訂正後に示す疾患以外は当該公費の対象疾患から削除) (難病法成立による対象疾患の改定) 対象疾患:スモン,難治性の肝炎のうち劇症肝炎, 重症急性膵炎,プリオン病(ヒト由来乾燥硬膜移植 によるクロイツフェルト・ヤコブ病に限る) ,重症多 形滲出性紅斑(急性期) ,先天性血液凝固因子障害, 茨城県神栖町における有機ヒ素中毒,水俣病,メチ ル水銀中毒 47 頁上から 1 行目(県小児マル福対象拡大に伴う,県認定患者の対象年齢引上げ) 対象者:国認定患者は 0 歳~18 歳未満,県認定患者 対象者:国認定患者は 0 歳~18 歳未満,県認定患者 は小学 4 年生~18 歳未満の医保又は国保加入者で, は中学 1 年生~18 歳未満の医保又は国保加入者で, 茨城県に居住し,対象疾患に罹患し受診券を持つ者。 茨城県に居住し,対象疾病に罹患し受給者証を持つ 者。 52 頁上から 6 行目(様式の番号変更) ※下記の訂正は誤りでしたので削除いたします。なお,様式 7 号,様式 16 号の 5 は患者が労働局へ償還払 いを受ける際に利用する様式です。 ア 業務災害: 「療養補償給付たる療養の給付請求書 ア 業務災害: 「療養補償給付たる療養の給付請求書 (様式 5 号) 」 (様式 7 号) 」 イ 通勤災害: 「療養給付たる療養の給付請求書(様 イ 通勤災害: 「療養給付たる療養の給付請求書(様 式 16 号の 3) 」 式 16 号の 5) 69 頁下から 1 行目(調剤料に係る一包化加算) ⑧一包化加算を算定した剤においては,嚥下困難者 ⑧一包化加算を算定した剤においては,嚥下困難者 用加算,計量混合加算,自家製剤加算は算定できな 用加算,計量混合加算,自家製剤加算は算定できな い。 い。 70 頁下から 4 行目(調剤料に係る一包化加算の要件追加) (追加) ⑩吸湿性が強い等の理由で直接の被包から取り出す ことができない薬剤を PTP シートで交付するなど一 包化とは別にした場合であっても、その薬剤を除い て一包化した部分が算定要件を満たしていれば一包 化加算を算定できる。 76 頁上から 11 行目(調剤料に係る計量混合調剤加算) ⑦処方された医薬品が微量のため,そのままでは調 ⑦処方された医薬品が微量のため,そのままでは調 剤や服用が困難な場合に,賦形剤,矯味矯臭剤等を 剤や服用が困難な場合に,医師の了解を得た上で賦 計量混合し,正確に又は容易に服用できるようにし 形剤,矯味矯臭剤等を計量混合し,正確に又は容易 た場合にも,本加算が算定できる。 に服用できるようにした場合にも,本加算が算定で きる。 96 頁下から 10 行目(注射薬の追加) (追加) 「遺伝子組換え活性型血液凝固第Ⅶ因子製剤」の次 に, 「乾燥濃縮人血液凝固第Ⅹ因子加活性化第Ⅶ因子 製剤」を加える。 97 頁上から 10 行目(注射薬の追加) (追加) 注射用抗菌薬の次に「エダラボン製剤」を加える。 105 頁上から 12 行目(高額療養費制度 70 歳未満の自己負担限度額の扱い) (追加) ⑥特定疾患,小児慢性特定疾患,難病法による特定 医療制度,生活保護,中国残留邦人以外の公費を併 用する場合には,高額療養費制度の自己負担限度額 は一般所得者の所得区分と同等の扱いとなる。 106 頁下から 11 行目(高額療養費制度 70 歳以上の自己負担限度額の扱い) (追加) ⑤特定疾患,小児慢性特定疾患,難病法による特定 医療制度,生活保護,中国残留邦人以外の公費を併 用する場合には,高額療養費制度の自己負担限度額 は一般所得者の所得区分と同等の扱いとなる。 136 頁下から 1 行目(直接請求する健康保険組合の追加) (追加) セキスイ健康保険組合 149 頁上から 6 行目 居宅療養管理指導の算定要件修正 ①下記により,算定できる場合とできない場合があ ①下記により,算定できる場合とできない場合があ る。 る。 算定できる施設又はサービス名称 算定できる施設又はサービス名称 軽費老人ホーム(A 型を除く) ,有料老人ホーム,小 軽費老人ホーム(A 型を除く) ,有料老人ホーム,サ 規模多機能型居宅介護,認知症対応型共同生活介護, ービス付き高齢者向け住宅,小規模多機能型居宅介 介護予防小規模多機能型居宅介護,介護予防認知症 護,認知症対応型共同生活介護,介護予防小規模多 対応型共同生活介護事業所 機能型居宅介護,介護予防認知症対応型共同生活介 護事業所,養護老人ホーム 算定できない施設又はサービス名称 保険医療機関への入院,介護老人保健施設,養護老 算定できない施設又はサービス名称 人ホーム,軽費老人ホーム A 型,特別養護老人ホー 保険医療機関への入院,介護老人保健施設,養護老 ム,短期入所生活介護,介護予防短期入所生活介護 人ホーム,軽費老人ホーム A 型,特別養護老人ホー ム,短期入所生活介護,介護予防短期入所生活介護 45 頁 難病法成立により,以下の公費が追加となります。 ( )難病法による特定医療制度 難病の患者に対する適切な医療の確保及び療養生活の質の維持向上を図ることを目的とした制度 法別番号:54 対象者:難病法により規定された疾患に罹患し支給認定を受け受給者証を持つ者 取扱薬局:難病法による指定医療機関 指定申請先:所轄の保健所 一部負担金:2割(保険の自己負担割合が1割の場合は1割)を患者毎に定められた上限月額まで負担。生 活保護対象者は自己負担なし。 ① 上限月額は患者の持参する受給者証に記載されている。 ② 上限額管理は患者毎とされるので,患者の持参する自己負担上限額管理票により,医療機関及び薬局 で徴収した自己負担額を記載し限度額まで徴収する。 ③ 医療福祉を併用するため自己負担が生じない場合であっても,自己負担上限額管理表には発生した一 部負担金を記入する。 ④ 患者が受給認定の更新の際,前年に自己負担額が1万円を超える月が6回以上ある場合に,更新後の 上限額が減額される場合があるため, すでに限度額に達し, 一部負担金を徴収しない場合であっても, 自己負担額管理票の医療費総額欄は記載する。 優先順位:医療保険優先 請求先:医保併用と公費単独は支払基金,国保併用と後期高齢者併用は国保連合会 その他: ① 患者は,受診する医療機関,および調剤を受ける薬局を事前に指定する。 ② 居宅療養管理指導を実施した場合であっても,当該指導費に関する1割分の一部負担金を上限額まで 徴収する。なお,徴収した一部負担金が 1 円単位である場合,上限額管理票には 10 円未満を四捨五入 した金額で記載する。 ③ 患者は償還払いを受けることができる。 ④ 新規患者の認定は,患者が申請した日にさかのぼって有効となる。 ⑤ 調剤済み処方せんおよび調剤録は 5 年間保管する。 46 頁 児童福祉法の改正により,小児慢性特定疾患治療研究事業の取扱いが下記のとおり変更となります。 (9)小児慢性特定疾病医療支援事業 法別番号:52(国認定患者 白色受診券) ,60(県認定患者 黄色受診券) 対象者:国認定患者:0 歳~18 歳未満で対象疾病に罹患し受給者証を持つ者。 県認定患者:中学 1 年生~18 歳未満の医保又は国保加入者で茨城県に居住し,対象疾病に罹患し受 診券を持つ者。 ※18 歳になっても引き続き治療が必要と認められた場合は,20 歳まで延長される。 取扱薬局:指定小児慢性特定疾病医療機関 指定申請先:茨城県保健福祉部子ども家庭課(電話 029-301-3247) 一部負担金:法別番号により取扱いが異なる。 法別番号:52 (国認定患者) ①2割を患者毎に定められた上限月額まで負担。生活保護対象者及び血友病患者等は 自己負担なし。 ②上限額管理は患者毎となるので,患者の持参する自己負担上限額管理票により,医 療機関及び薬局で徴収した自己負担額を記載し限度額まで徴収する。 ③医療福祉を併用するため自己負担が生じない場合であっても,自己負担上限額管理 表には発生した一部負担金を記入する。 ④患者が受給認定の更新の際,前年に自己負担額が1万円を超える月が6回以上ある 場合に,更新後の上限額が減額される場合があるため,すでに限度額に達し,一部 負担金を徴収しない場合であっても,自己負担額管理票の医療費総額欄は記載する。 ⑤患者が新規で公費適用申請をした場合,受診券が発行されるまでの間に支払った自 己負担分は償還払いが受けられる。 法別番号:60 (県認定患者) ①保険の自己負担割合(2割又は3割)を医療機関で5千円を限度に,薬局で1万円 を限度に徴収する。 ②上限額管理は薬局毎となるので,複数の薬局で調剤を受けていても,それぞれ1万 円を限度に徴収する。 ③県認定患者は,新規に公費適用申請をした場合,受診券が発行されるまでの間に支 払った自己負担分および,複数の薬局で調剤を受け薬局の自己負担額合計が 1 万円 を超えた場合に保健所で償還払いが受けられる。 優先順位:医療保険優先 請求先:医保併用と公費単独は支払基金,国保併用は国保連合会 その他: ① 患者は,受診する医療機関,および調剤を受ける薬局を事前に指定する。指定した薬局以外で,この 公費を使った調剤を受けることはできない。 ② 調剤済み処方せんおよび調剤録は 5 年間保管する。 50 頁 市町村独自の医療費助成制度に関する記載内容を下記のように変更します (17)市町村独自の医療費助成制度 各市町村には独自の医療費助成制度があり,茨城県医療福祉費支給制度と同じように現物給付されるものが ある。 法別番号:90,91,94,95,96 対象者:県医療福祉費支給制度で非該当であった者で下記の要件を満たし受給者証を持つ者 区 分 公費負担者番号 小児(0 歳~小学 6 年生)または中学生 9008**** ひとり親家庭 9108**** 高校生相当 9408**** 重度心身障害者等 9508**** 妊産婦 9608**** 取扱薬局:県内の保険薬局 指定の申請:なし 一部負担金:なし ①医療機関では一部負担金がある。 ②市町村窓口で償還払いが受けられる。 優先順位:医療保険優先および他公費優先 請求先:医保併用は支払基金,国保併用と後期高齢者併用は国保連合会 その他:制度の運用は市町村ごとに異なるため,不明な点があれば市町村の担当課に確認する。 104 頁 高額療養費制度 70 歳未満の限度額表が見直されます(平成 27 年 1 月 1 日施行) 所得区分 自己負担限度額 多数回 年収約 1,160 万円以上 252,600 円+(総医療費*-842,000 円)×1% 140,100 円 年収約 770~1,160 万円 167,400 円+(総医療費*-558,000 円)×1% 93,000 円 年収約 370~770 万円 80,100 円+(総医療費*-267,000 円)×1% 44,400 円 年収約 370 万円以下 57,600 円 44,400 円 低所得者 35,400 円 24,600 円 ※総医療費:レセプト単位の請求点数を円にしたもの 10 割分。 難病法の成立や児童福祉法の改正等により,調剤報酬明細書等の記載要領が以下のように修正されます。 111 頁 (8)2 種類以上の公費負担医療を併用する場合の優先順位の修正 公費負担医療制度名 法別番号 戦傷病者特別援護法 10 条 療養の給付 13 原子爆弾被爆者援護法 10 条 認定疾病医療 18 心神喪失者等医療観察法 81 条 感染症法第 37 条の 2 障害者総合支援法 58 条 原子爆弾被爆者援護法 18 条 30 結核患者の適正医療 10 精神通院医療 21 更正医療 15 育成医療 16 一般疾病医療 19 小児慢性特定疾病医療(国認定制度) 難病法第 5 条 52 特定医療 54 特定疾患治療研究事業 51 肝炎治療特別推進事業 38 児童福祉法 27 条 3 項 施設入所児童への医療 53 石綿健康被害救済法 4 条 医療費の支給及び認定等 66 小児慢性特定疾病医療(県認定制度) 茨城県医療福祉費助成制度 60 83~88 市町村独自医療費助成制度 90~96 中国残留邦人医療支援給付制度 生活保護法 15 条 25 医療扶助 12 112 頁 (12) 「特記事項」欄の修正 コード 略号 内 容 17 上位 70 歳以上で「標準報酬月額 28 万円以上(国民健康保険及び後期高齢者医療にあっては 課税所得 145 万円以上)の世帯」の適用区分(Ⅳ)の記載のある難病の患者に対する医 療等に関する法律(以下「難病法」という。 )に基づく医療受給者証(以下「特定医療費 受給者証」という。 )又は特定疾患医療受給者証が提示された場合。 18 一般 70 歳以上で「標準報酬月額 26 万円以下(国民健康保険及び後期高齢者医療にあっては 課税所得 145 万円未満)の世帯」の適用区分(Ⅲ)の記載のある特定医療費受給者証又 は特定疾患医療受給者証が提示された場合。 19 低所 70 歳以上で「低所得者の世帯」の適用区分(Ⅰ又はⅡ)の記載のある特定医療費受給者 証又は特定疾患医療受給者証が提示された場合。 113 頁 (12) 「特記事項」欄の追加(略号 21 高半の次に以下を表を加える) コード 略号 内 容 26 区ア 70 歳未満で以下のいずれかに該当する場合 ①「標準報酬月額 83 万円以上(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし書き 所得 901 万円超)の世帯」の限度額適用認定証(適用区分が(ア) )が提示された場合 ②「標準報酬月額 83 万円以上(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし書き 所得 901 万円超)の世帯」の適用区分(ア)の記載のある特定医療費受給者証、特定疾 患医療受給者証又は小児慢性特定疾病医療受給者証が提示された場合。 27 区イ 70 歳未満で以下のいずれかに該当する場合 ①「標準報酬月額 53 万~79 万円(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし 書き所得 600 万円超~901 万円以下)の世帯」の限度額適用認定証(適用区分が(イ) ) が提示された場合 ②「標準報酬月額 53 万~79 万円(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし 書き所得 600 万円超~901 万円以下)の世帯」の適用区分(イ)の記載のある特定医療 費受給者証、特定疾患医療受給者証又は小児慢性特定疾病医療受給者証が提示された場 合。 28 区ウ 70 歳未満で以下のいずれかに該当する場合 ①「標準報酬月額 28 万~50 万円(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし 書き所得 210 万円超~600 万円以下)の世帯」の限度額適用認定証(適用区分が(ウ) ) が提示された場合 ②「標準報酬月額 28 万~50 万円(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし 書き所得 210 万円超~600 万円以下)の世帯」の適用区分(ウ)の記載のある特定医療 費受給者証、特定疾患医療受給者証又は小児慢性特定疾病医療受給者証が提示された場 合。 29 区エ 70 歳未満で以下のいずれかに該当する場合 ①「標準報酬月額 26 万円以下(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし書き 所得 210 万円以下)の世帯」の限度額適用認定証(適用区分が(エ) )が提示された場合 ②「標準報酬月額 26 万円以下(国民健康保険及び退職者医療にあっては、旧ただし書き 所得 210 万円以下)の世帯」の適用区分(エ)の記載のある特定医療費受給者証、特定 疾患医療受給者証又は小児慢性特定疾病医療受給者証が提示された場合。 30 区オ 70 歳未満で以下のいずれかに該当する場合 ①「低所得者の世帯」の限度額適用認定証又は限度額適用・標準負担額減額認定証(適 用区分が(オ) )が提示された場合 ②「低所得者の世帯」の適用区分(オ)の記載のある特定医療費受給者証、特定疾患医 療受給者証又は小児慢性特定疾病医療受給者証が提示された場合。 119 頁~121 頁 (32) 「請求」欄及び「一部負担金額」欄:の②~⑤が以下の記述となります。 ②医療保険(高齢受給者及び高齢受給者以外であって限度額適用認定証若しくは限度額適用・標準負担額減額認 定証又は特定医療費受給者証、特定疾患医療受給者証若しくは小児慢性特定疾病医療受給者証(特定医療費受 給者証、特定疾患医療受給者証及び小児慢性特定疾病医療受給者証にあっては、適用区分に所得区分の記載が あるものに限る。 )の提示があった者で高額療養費が現物給付された者に係るものを除く。 )に係る「一部負担 金額」の項については、以下による。 a)健康保険、国民健康保険及び退職者医療の場合は、患者の負担金額が「割」の単位で減額される場合には、 減額割合を記載して「割」の字句を○で囲み、 「円」単位で減額される場合には、減額される金額を記載し て「円」の字句を○で囲む。また、負担額が免除される場合は「免除」の字句を○で囲み、支払が猶予さ れる場合は「支払猶予」の字句を○で囲む。 ③医療保険(高齢受給者及び高齢受給者以外であって限度額適用認定証若しくは限度額適用・標準負担額減額認 定証又は特定医療費受給者証、特定疾患医療受給者証若しくは小児慢性特定疾病医療受給者証(特定医療費受 給者証、特定疾患医療受給者証及び小児慢性特定疾病医療受給者証にあっては、適用区分に所得区分の記載が あるものに限る。 )の提示があった者で高額療養費が現物給付された者に係るものに限る。 )及び後期高齢者医 療に係る「一部負担金額」の項については、以下による。 (a~dは記載内容に変更がないため省略) ④「公費①」及び「公費②」の項には、それぞれ第1公費及び第2公費に係る調剤券等に記入されている公費負 担医療に係る患者の負担額(一部負担金の額が医療券等に記載されている公費負担医療に係る患者の負担額を 下回る場合で、 「一部負担金額」の項に金額を記載するものの場合は③のa)により記載した額を、金額の記載 を要しないものの場合は 10 円未満の端数を四捨五入する前の一部負担金の額)を記載する。なお、後期高齢者 医療又は医療保険(高齢受給者に係るものに限る。 )と感染症法による結核患者の適正医療との併用の場合(高 額療養費が現物給付された場合に限る。 )及び医療保険(高齢受給者以外であって限度額適用認定証又は限度額 適用・標準負担額減額認定証の提示があった者で高額療養費が現物給付された者に係るものに限る。 )と感染症 法との併用の場合には、一部負担金から同負担金のうち当該公費負担医療が給付する額を控除した額(即ち、 窓口で徴収した額)を記載する。また、障害者総合支援法による精神通院医療、更生医療、育成医療、療養介 護医療及び基準該当療養介護医療、児童福祉法による小児慢性特定疾病医療支援、肢体不自由児通所医療及び 障害児入所医療並びに難病法による特定医療に係る患者の負担額については、10 円未満の端数を四捨五入する 前の一部負担金の額を記載し、後期高齢者医療又は医療保険(高齢受給者に係るものに限る。 )と障害者総合支 援法による精神通院医療、更生医療、育成医療、療養介護医療及び基準該当療養介護医療、児童福祉法による 肢体不自由児通所医療及び障害児入所医療並びに難病法による特定医療との併用(高額療養費が現物給付され た場合に限る。 )の場合に 10 円未満の端数を四捨五入した後の一部負担金の額を記載する。ただし、後期高齢 者医療又は医療保険 (高齢受給者に係るものに限る。 ) と感染症法による結核患者の適正医療との併用の場合 (高 額療養費が現物給付された場合を除く。 )及び医療保険(高齢受給者以外であって限度額適用認定証又は限度額 適用・標準負担額減額認定証の提示があった者で高額療養費が現物給付化された者に係るものを除く。 )と感染 症法との併用の場合には、当該公費に係る患者負担額は「公費①」及び「公費②」の項には記載することを要 しない。 ⑤高齢受給者の一般所得者及び低所得者であって、難病法による特定医療又は肝炎治療特別促進事業に係る公費 負担医療受給者については、医療券に記載されている公費負担医療に係る患者の負担額を記載する。ただし、 当該公費負担医療の給付対象額の2割相当の額が、当該医療券に記載されている公費負担医療に係る患者の負 担額を下回る場合は、当該2割相当の額(「一部負担金額」の項に金額を記載するものの場合は、10 円未満の 端数を四捨五入した後の額を、金額の記載を要しないものの場合は、10 円未満の端数を四捨五入する前の額。) を「一部負担金額」の項に記載する。
© Copyright 2024 ExpyDoc