News Release 日本工営株式会社 2015 年 3 月 27 日当社がマネジメントサービスを行う「熱海ビーチライン」のアセットマネジメントシステムが ISO55001 の認証を取得「熱海ビーチライン」のマネジメントサービスを行う日本工営株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：有元龍一）のアセットマネジメントシステムが ISO55001（アセットマネジメントに関する国際規格）の認証を取得しました。熱海ビーチラインは、湯河原～熱海まで国道 135 号線と平行して走る全長 6.1km の海岸線道路で、当社は 2002 年よりこの事業の運営全般のマネジメントサービスを手がけてきました（有料道路の証券化ビジネスの第一号）。このたび、当運営事業を対象に、株式会社グランビスタホテルアンドリゾートと共同で、株式会社日本環境認証機構（）より ISO55001 の認証を取得いたしました。日本国内の道路事業に関しては認証取得第一号となります。 ISO55001 は下水道、道路、橋梁、鉄道およびその他のエネルギー、通信など全ての社会インフラ分野で「資金、人材、情報などのマネジメントを含めて計画的かつ効率的に施設管理を行うことによって所期の機能を継続的に発揮していくために必要な要求事項」をまとめた ISO 規格です。アセットマネジメントを単なる施設の維持管理活動ととらえず、アセットを保有・管理する組織が、計画策定・運用・パフォーマンス評価・改善といった要求事項を遵守しつつ、国際標準に則ったアセットマネジメントを実施する仕組みを構築することを狙いとしています。当社は 2002 年の熱海ビーチライン証券化当初から投資家の代理人として事業執行の承認行為や技術的サポートを行うとともに、対象施設の資産評価、財務評価、リスク管理・評価、モニタリング計測・評価などのインフラ事業運営に要請される技術を蓄積してまいりました。特に、ライフサイクルコストを最適化し、観光道路として保有すべき安全・安心かつ快適性を実現する技術の高度化を図り、社会経済活動に重要な基礎的な社会資本としての道路事業を永続的に管理運営することに力点を置いてきました。 ISO55001 の認証にあたり、長期間わたって蓄積されてきた道路の管理運営の知見が形式化、文書化されることで、技術の継承やステークホルダーに対する透明性が確保されるなど、本規格は道路事業運営にとって非常に効果的なものと認識しています。本認証を受けたことにより、熱海ビーチラインの事業運営自体が高度化されるだけでなく、本事業により蓄積されたアセットマネジメントシステムの構築・運用に関する各種ノウハウが今後の維持管理計画検討業務、管理事業実施の効率化や品質向上に直接的に寄与するものと考えております。また、今後海外のみならず、国内においても PPP 案件が増加してくるものと期待されており、その場合には日本国内ならびに国際市場における競争力の確保にも繋がることから当社グループのビジネスとして展開することを視野に入れております。以上 ―お問合せ先― 日本工営株式会社総合企画部コーポレートコミュニケーション室 TEL :03-5276-2454 Email： [email protected] ホームページ：http://www.n-koei.co.jp/ 熱海ビーチライン略図認証を受け取る有元社長登録証 ―お問合せ先― 日本工営株式会社総合企画部コーポレートコミュニケーション室 TEL :03-5276-2454 Email： [email protected] ホームページ：http://www.n-koei.co.jp/