News Release 日本工営株式会社 2016 年 1 月 27 日 「新曽木水力発電 平成 27 年度新エネ大賞にて 学習型観光の普及啓発活動」が審査委員長特別賞を受賞 日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有元龍一)は、鹿児島県伊佐市、新曽木 水力発電株式会社と 3 者で「新曽木水力発電 学習型観光の普及啓発活動」に取組んでいます。旧曽木発 電所遺構の利用や周辺の観光地との連携により新エネルギーの普及啓発活動を推進していることが評価 され、平成 27 年度新エネ大賞(主催:一般財団法人 新エネルギー財団)審査委員長特別賞を受賞し、本 日、表彰式が執り行われました。 せん だいがわ 新曽木水力発電所は、川内川曽木の滝に現存する旧曽木発電所(国指定登録有形文化財)の取水設備 を補強・改造した発電所で、伊佐市、日本工営㈱、新曽木水力発電㈱(日本工営 100%出資)の 3 者が 協力して、建設しました。 2013 年 5 月の運転開始後、学習型観光設備を備えた発電所として、これまで 650 名以上の見学申込者 が来場し、また地元の小中学校向けの体験型学習も行っています。地元の資源を活用した発電のみなら ず、新エネルギーの啓発活動および地域の活性化にも貢献する活動が評価され、平成 27 年度新エネ大賞 にて審査委員長特別賞を受賞しました。 当社は中期経営計画(NK-AIM ~世界で進化(Advance) 日本で深化(Intense) 発揮する真価(Merit)) において「再生可能エネルギー事業への進出」および「小水力発電事業の強化」を重点課題としており、 現在では全国 6 か所で小水力発電事業を行っており、今後もさらなる展開を進めてまいります。 また、小水力発電事業の推進と合わせて、新エネルギーの啓発や地域の活性化も当社の重要な社会貢献 の取組みであると考え、2016 年 7 月より運転開始予定の北海道白滝発電所においても、新曽木発電所と 同様に学習型観光の普及計画活動を実施する予定です。 表彰式当日の様子 水力発電の仕組みを学習 ―お問合せ先― 日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室 TEL :03-5276-2454 Email: [email protected] ホームページ:http://www.n-koei.co.jp/ 以上 ≪ ≪参考資料 1≫ 学習型 型観光を実現 現した新曽木 木水力発電所の特徴 (1)発電施 施設の見える る化 ・見学通路の の確保:取水 水設備、沈砂 砂池等は設備 備管理者の同行が無くても見学が可能 能な通路を確 確保。 また た、工事用道 道路をバリア アフリー道路 路として整備。 。 ・模型等の展 展示:導水路 路に使用した た導水管の実 実物展示を現 現地で実施。 また、水車発電機 機およびゲー ートは模型を作成して観光 光拠点施設で で展示。 ・制御盤の見 見える化:制 制御装置を設 設置した管理 理棟は、いつでも見学できるように大 大型ガラス窓 窓を設置、 制 制御盤はアク クリル板を使 使用して内部 部の機器が見える仕組み。 。 ・ ・放水口の看 看視架台:放 放水口を見学で できるように に、3 面(床 床、側面)にガ ガラスを使用 用した看視架 架台を設置。 (2)旧曽木 木発電所の歴 歴史を活かした発電所づくり 新曽木水力 力発電所は旧 旧曽木発電所 所(1909 年建 建設)の歴史 史を尊重し、取水設備お および導水路 路を補修、補 補 したがう う 強 強した発電所 所となってい います。また た、旧曽木発電 電所や電気化 化学工業の父 父ともいわれ れる野口 遵 について学 学 ぶ ぶことができ きる DVD 鑑賞や、旧曽木 鑑 木発電所で実 実際に使用さ されていた排 排砂ゲート巻 巻上機を新曽 曽木水力発電 電 所 所内に展示す することで歴 歴史的背景を を学ぶことが が容易となっており、新エ エネルギーに に関心を得ら られるための の 工 工夫をしてい います。 (3)体験型 型学習 沈砂池に設 設置された除塵機では見学者がゴ ゴミに見立て てたカラーボ ボール、アヒ ヒルグッズを を沈砂池に 投 投げ込み、除 除塵機を稼働 働させカラーボール、アヒルグッ ッズを回収す する体験型学 学習を行い、参加意識 を を高めていま ます。また、 、実際の除 除塵機で回収 収したペット トボトル、ビ ビニール袋等 等のゴミから ら、河川環 境 境に対する問 問題意識を向上するきっかけづくりも行って ています。 取 取水設備 内部を見 見える化した制 制御盤 ガラスを使用した看視架台 DVD 鑑賞による学 鑑 学習 除塵機のデモンストレ レーション 曽木 木発電所遺構 構散策 新 新曽木発電所 所 施設見学 学申し込み http:///www.shinso ogi.co.jp/??page_id=38861 ―お問合せ先 ― 先― 日本工 工営株式会社 社 経営企画 画部 コーポレートコミュ ュニケーショ ョン室 TEL :03-5276-24 454 Emaill: [email protected] ホームページ:http://w www.n-koei.co.jp/ ≪参 参考資料 2≫ ≫ 新曽木発 発電所の縦断 断図 制水ゲート 排 排砂ゲート 取 水口 発電所 スクリーン 総落差:13m 水中タービン水車 取水口・沈砂 砂池 20m ≪参 参考資料 3≫ ≫ ヘッドタンク 6m 水圧管路 路 直径1.65m (暗渠):40 0m 放水路トンネル:53m m 日本工営 営の小水力発 発電への取り り組み(201 16 年1月27日現在) 日 ―お問合せ先 ― 先― 日本工 工営株式会社 社 経営企画 画部 コーポレートコミュ ュニケーショ ョン室 TEL :03-5276-24 454 Emaill: [email protected] ホームページ:http://w www.n-koei.co.jp/
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