The Japanese School of Melbourne メルボルン日本人学校だより平成 27 年度 5 月号校長上野祐美子日本では五月晴れの空に鯉のぼりが悠々と泳ぐ頃ですが、メルボルンでは秋の深まりととともにぐずついた天気が続いていました。ここ２日間は久しぶりに朝から晴天、青空が見えるとやはり気持ちも晴れ晴れとします。さて、始業式・入学式から約２週間。翌日から全学年通常授業が始まりました。特にプレップやG1の子どもたちにとっては、入学直後から学校で過ごす時間が長いので、かなり疲れて帰宅していたのではないでしょうか。また、進級や転入の緊張もとけて疲れが出る頃にもなります。ご家庭では様子を見てゆっくりと休ませてあげて下さい。さて、各学年・学部、そして子どもたち自身がこの１年間あるいは１学期の目標を決め、スタートした４月。クラスに掲示してある目標を読むとそれぞれの「がんばるぞ！」という強い気持ちが伝わってきました。また、５月のジャパン･フェスティバルや宿泊学習に向けての準備も始まっています。子どもたちが主体的に動き、力を発揮して行事を作り上げていけるよう、職員は子どもたちを見守りつつ、要所要所でアドバイスをしながらサポートしています。５月2日(土)には、本年度最初の授業参観・懇談・保護者会があります。授業の様子とともに、子どもたちの目標もぜひご覧下さい。「朝読書」の時間を始めました！＊朝、集中して落ち着いた時間を過ごす。＊読書に親しみ、読書をする習慣をつける。＊１年間継続して取り組む態度を養う。＊自主的に本を選び、目標をもって読書する。上記のことを目的に、週に１回「朝読書」の時間を設定しました。たとえわずかな時間でも一年間の積み <中学部：朝読書の様子＞重ねで身につく力は大きいです。学年に応じてさまざまなジャンルの本に挑戦し、心豊かな子どもに育ってほしいと思っています。家庭の方でも読書の習慣ができるといいですね。読書の秋プレップ･１年生を迎える会 4 月 29 日(木)に「プレップ･G1 を迎える会」が小学部で行われました。趣向をこらしたクラス紹介やダンス、実行委員によるゲーム、G2 からのプレゼント、プレップ・G１からのお礼の歌など、楽しいひとときを過ごしました。「困ったことがあれば、お兄さんお姉さんに聞いて下さい。」という言葉を聞いて、プレップや G1 の子どもたちはきっと安心したことでしょう。また、この会を成功させるために実行委員は中休みや昼休みに集まって準備を進め、前日には多目的ホールの飾り付けをするなど、連日、とてもがんばってくれました。＊＊＊４月を振り返って＊＊＊出会いを心待ちにしながらメルボルンの空港に到着した 9 日。そして、メル校の子どもたちと初めて出会った 15 日。しっかり話を聞き、進んで動き、真剣に取り組む子どもたちの姿。一人ひとりを大切にする教育を進めていこうと決意をあらたにしたところです。 HP は、これまで通り授業日には「メル校ニュース」を毎日アップする予定です。どうぞご覧ください。