「2015年度労働講座」開催する

「2015年度労働講座」開催する
全国より総勢 54 名が参加した
2016 年4月 15~16 日、「マリナーズコート東京」(東京都中央区)において、総勢
54 名の参加のもと、2015 年度労働講座を開催しました。
冒頭、陣内教育広報委員会委員長は、
「前日より発生している
熊本県を中心とする地震で、被災された方々にお見舞い申し上
げたい。紙パ連合加盟単組における被災状況は、現在までに人
的被害の報告はないとのことだが、引き続き注視していく必要
がある」と述べたあと、
「今回の労働講座はプレゼンテーション
セミナーやディベート対戦を盛り込んでおり、いうならば『言
葉の生産性を上げよう』というのがテーマである」
「組合役員は
団体交渉、オルグなど人前で話すことが多いことからもスキル
アップが必要であり、今講座の中でしっかり学び、今後に活か
開 講 挨 拶
していただきたい」など挨拶しました。
陣内教育広報委員会委員長
紙パ連合の現状と課題についての講演(宮嵜中央執行委員長)
では、紙パ産業の動向にふれた後、紙パ労働運動の変遷や、紙パ
連合重点課題の中から安全衛生活動、労働組合と政治活動の関わ
りなどについて話をしました。
j.union 株式会社の池上元則氏を講師に招いて「プレゼンテー
ションセミナー」では、相手にわかってもらえる伝え方のポイン
トとして「自分がどう伝えたかではなく、相手にどう伝わったか」
「わかってもらうためには『相手を理解する』」ことなどが重要
であることや、話し方のテクニックのポイントや、論理的な表現
方法である『PREP(プレップ)法』など実技を経験しながら学
紙パ連合の現状と課題について
び 1 日目は終了しました。
宮嵜中央執行委員長
2日目には、前日に学習した内容を踏まえ、
『あなたのお国自慢』をテーマに模擬プレゼ
ンテーションを行ったあと、ディベート対戦を行い、限られた時間内での主張点の立案や、
持ち時間を有効に使って主張すること、聞く側を引きつける話し方の難しさなど、自らの
現状の把握や他の参加者の発表を聴くことで、さらなるスキルアップの必要性を体感しま
した。
(左)身振り手振りを付けてのプレ
ゼンテーション実技
(プレゼンテーションセミナー)
(右)グループでの討論にもと
づき主張
(ディベート対戦)
最後に、浅野教育広報委員会副委員長より、
「労働講座に
参加して得たことを自らのスキルアップにつなげるだけで
はなく、各々の組織に戻り、組織全体のスキルアップにも
つなげていただきたい」との閉会挨拶を述べ、労働講座を
閉会しました。
閉 講 挨 拶
浅野教育広報委員会副委員長