社長メッセージ 平素より、ジェイアールバス東北をご利 用

社長メッセージ
平素より、ジェイアールバス東北をご利
用・ご支援いただき、誠にありがとうござい
ます。弊社は、昭和63年3月5日、JR東
日本の100%子会社として誕生し、おかげ
さまで28年目を迎えました。
【事業の柱】
私たちの事業のおもな柱は、①東北・首都圏間および仙台・東北各都市間を
つなぐ高速路線バス、地域交通、②一般貸切バスをはじめ、JR東日本の観光
周遊バス「びゅうばす」、津波被災地である常磐線の列車代行バス、③仙台市交
通局から運行受託をしている仙台市営バス、④仙台駅屋上をはじめとする駐車
場経営です。
【変わらぬ使命】
私たちの変わらぬ使命は、
「安全で安心なバス輸
送を通じて、お客様と地域社会の信頼にこたえ続
ける」ことです。社員一人ひとりが力を伸ばすと
ともにチームワークを発揮して努力していくこと
をめざします
【安全は経営の最重要課題】
安全は、経営のすべてに優先する事業の根幹です。2014年度にスタート
した「安全基本計画2018」を着実に実行し、安全レベルの更なる向上をめ
ざします。
「現地・現物・現人」の三現主義、新車投入や安全システムの拡大な
ど、より多くのお客様の信頼と安心を得られる会社となるよう愚直な取り組み
を継続してまいります。
【お客様の視点でサービス品質を継続して改革】
企業は経営に緊張感が乏しくなると内部の論理を優先しがちです。私たちも
例外ではありません。
「ご利用情報のご検索→チケットのご購入→ご乗車→ご安
全・ご安心に到着→次回のご利用へ」というそれぞれの場面でのお客様の視点
やご要望を宝物として、その改革に向けて全社員が一歩一歩具体的な取り組み
を続けていきます。
【地域に愛着と誇りを持つ私たち】
東日本大震災後には、新幹線や自家用車による移動がままならない中で、多
くのみなさまに高速バスをご利用いただきました。私たちは、微力ではありま
すが地域のみなさまのライフラインとし
て、日々の生活や社会経済を「つなぐ尊
いお仕事」をさせていただいていること
をあらためて実感しました。被災地や東
北経済の復興・活性化はその途上にあり
ます。東北という地域に強い愛着と誇り
を持つ私たちができるサービスを行動に
移していきたいと考えています。
【JR 東日本グループの一員としての経営課題】
私たちを取り巻く環境は変化が早く先まで見通せる状況ではありません。イン
バウンドの拡大、新幹線の高速化および延伸、仙台市地下鉄東西線開業、仙台
駅の大規模改良、少子高齢化と世代交代など多くの課題もあります。
しかし、これらの変化点は、本社はもとより社員一人ひとりが「自ら考え行
動する」とともにチームワークにより乗り切っていかなければなりません。JR
東日本グループの一員として「ジェイアールバス東北・2015年度経営計画」
を具体的に実践に移していくことにより、地域の発展、お客様満足度の向上、
更なる会社の発展と社員・家族の幸せを実現してまいります。
皆さまにおかれましては、より一層のご支援とご高配を賜りますようよろし
くお願い申し上げます。
2015年4月1日
ジェイアールバス東北㈱
代表取締役社長 中村泰之