ドットヒルシステムズは、広帯域を必要とするクラウドサービスや

ドットヒルシステムズは、広帯域を必要とするクラウドサービスやバーティカ
ルマーケットなどで、幅広い用途で使える、強力な次世代のアーキテクチャを
発表
新しいプラットフォームは、高性能、12Gb SAS、16Gb Fibre Channel/10Gb iSCSIな
どをサポートするコンバージドネットワークインタフェース、データ保護機能を特徴とし
ます
2013年10月7日LONGMONT, Colorado発-- SANストレージソリューションで知られるドットヒルシステ
ムズ (Nasdaq: HILL)は、次世代のストレージアーキテクチャを発表しました。ドットヒルの9世代目にあ
たるストレージコントローラプラットフォームは、エントリーモデル、ミッドレンジモデル向けのモデル
が数か月以内に順次発表の予定です。
「ドットヒルシステムは、継続的な革新と技術の先進性で顧客のニーズにお応えします。今回のプラット
フォームに基づいて設計された新しい、高性能のスループットを持った製品は、データセンタ、クラウド
サービス事業者、メディア・エンターテインメント、テレコム、オイル・ガス、ビッグデータ解析、ディ
ジタルイメージアーカイブなどドットヒルが得意とするバーティカル市場におけるエントリーおよびミッ
ドレンジ向けの品ぞろえを強化するものです。この市場で最初のソリューションによって、高性能ストレ
ージを求める分野におけるドットヒルの地位をより確かなものにしてくれるものと確信しています。」と
ドットヒルの開発部シニア・バイスプ・レジデントのAndy Davisは述べています。
この新技術には、以下のような様々な市場初となるさまざまな機能が含まれています。
• コンバージドネットワークインターフェース
• 最新の16Gb Fibre Channel、10Gb iSCSI、12Gb SAS ホストインタフェース
• ASIC 化された RAID Companion Processor
• メタデータの新旧世代との互換性
• Full Disk Encryption (FDE) のサポート
• Flash SSD ドライブのサポート
• 各種データ保護機能ソフトウェア
第9世代アーキテクチャ
「顧客からのより、柔軟性が高く高性能なストレージ製品という要望には積極的に応えてきました。開発
部門においては、顧客からの強い要望に応えるために、第9世代のアーキテクチャ、コードネームGallium
を設計するにあたって、業界最速のFibre Channel、iSCSI、SAS技術を取り入れ、またスループット性
能として4GB/sから12GB/sの実現を目指しました。このアーキテクチャは従来にない柔軟性を持ち、ユ
ーザは16Gファイバから10G iSCSIへ、あるいはその逆や組合せへの変更はSFPを交換するだけで簡単に
行えます。この柔軟性は、いつでも既存の8G FCや10G iSCSI、1G iSCSI環境に合わせて変更できるた
め、投資の保護の観点からは喜んでいただけるものと思います。また、ドットヒルの他の製品同様、既存
のシステムとメタデータの互換性があるため、既存のシステムのデータをそのままにしてアップグレード
を行うこともできます。」とCTOのKen Dayは述べています。
RAID Companion Processor のASIC化
この新アーキテクチャでの劇的な性能強化は、RAID Companion Processor (RCP)によるものです。従
来製品では、RCPはFPGAで提供されていましたが、ASIC化されたことにより、従来品とあまり変わらな
い価格帯で、大幅な性能強化を実現することができました。
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柔軟な構成
QLogic社のFlexSuite™ の二重人格的なアダプタ技術により、ストレージ業界初の、16Gb Gen 5 Fibre
Channel、8Gb Fibre Channel、4Gb Fibre Channel、10Gb iSCSI そして 1Gb iSCSI を一つのシス
テムでサポートできるミッドレンジストレージを世に出すことができました。
また、LSI社のSASコントローラ技術により、ドットヒルの新しいプラットフォームは、12Gb SASポー
トを8本(コントローラあたり4本)装備した、高性能なDirect Attach Storage (DAS) として使ってい
ただくことができるようになりました。ますます多くのクラウドサービス、ビッグデータ、HPC分野のア
プリケーションでは、広帯域のSASインタエースをストレージ接続に使うようになってきました。
Full Disk Encryptionによるデータセキュリティの強化
ドットヒルの新プラットフォームは、HGST とSeagate® の提供するFull Disk Encryption (FDE)をサ
ポートします。ドライブ自身により書き込み時のデータの暗号化、読み込みの際の解読が行われ、ユーザ
による特別な操作を必要としません。ドライブレベルでのデータ保護により、FDEドライブは、万一盗
難、障害、他の用途への転用などのために抜き取られても内容を読み取られる心配はありません。
柔軟性を実現する革新
「ドットヒルシステムズは、革新的なブレークスルーにより、ストレージをより多用途化、柔軟にし、応
答性を高めてきました。この新しいアーキテクチャのもとに製品を作り上げることで、ドットヒルは、最
も高速なSAS,iSCSI, ファイバチャネルストレージネットワークに対応した製品を生み出すことができる
のです。16Gb FC、10G iSCSIあるいはその組み合わせを同じ一つの製品で自由に選択することが出来
ることは、ユーザにとっては朗報です。」とESG Labのバイスプレジデント、Brian Garrett氏は話して
います。
この新しいプラットフォームは、一般ユーザ、特定のバーティカル市場のユーザの双方にとって価値のあ
る次世代ストレージシステムの登場を可能にするものです。ドットヒルは、この新しい技術により、同じ
アーキテクチャによって、IDCの価格帯2から6までの範囲の製品群をシームレスに提供することになり
ます。
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Innovation that Aligns to Client Priorities
従来のドットヒルの製品と同様に、次世代製品も99.999%のデータ可用性を実現します。より強力なプ
ロセッサにより、新しいプラットフォームは4GB/sから12G/sのシーケンシャルリードを実現し、ドット
ヒルの得意とするバーティカル市場のお客様にご満足いただけるものになります。新アーキテクチャ
(Gallium)は、従来同様、NEBS IIIやMIL-STD-810F 準拠の堅牢な設計となっております。
新しいプラットフォームでは、順次製品を増やしてゆきます。リアルタイム階層化機能であるRealStor™
をサポートする製品はやや遅れてリリースされる予定ですが、全ての製品でデータ保護用の
AssuredSnap、AssuredCopy、AssuredRemote などは当初からサポートされる計画です。
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連絡先: ドットヒルシステムズ株式会社
電話)03-3251-1690