平成 27 年 5 月 24 日 株式会社市民風力発電 (仮称)石狩コミュニティウインドファーム事業に係る環 境 影 響 評 価 準 備 書 について ◆事業概要 ◆環境影響評価の項目 凡例 対象事業実施区域 風力発電機 環境影響評価法に基づき、以下の項目等について、現況調査及び対象事業による影響の 予測・評価を行いました。 [調査地点] 大気質 騒音、低周波音 新設計画 ○ 発電所の出力:20,000 kW ○ 工事開始時期: 平成 28 年 6 月(予定) 〇 運転開始時期: 平成 29 年 12 月(予定) 改変面積:約 7.55ha 内訳 ・作業ヤード:約 0.82ha/基 ・管理用道路:約 0.17ha ◆環境影響評価の結果 【大気質】 一般環境について、地域を代表する 1 地点で調査しました。予測結果は以下の通りです。 表①二酸化窒素の予測結果 一般環境 (単位:ppm) 予測 0.0160~0.0160 環境基準 日平均値が 0.04~0.06ppm のゾーン内又はそれ以下 表②降下ばいじんの予測結果 【工程(予定)】 一般環境 (単位:t/km2・月) 環境保全の目標値 10t/ km2・月 予測 0.000032~0.021168 【騒音・振動・低周波音】 建設機械からの騒音及び風車稼働後の騒音・低周波音については住宅等 6 地点と事業場 2 地点で調査しました。予測結果は以下の通りです。 表③建設機械の稼働に伴う影響予測 現況 41~52(50~55) 騒音 注:( (単位:デシベル) 予測結果 43~53(52~57) 環境基準等(参考) 55(―) )内は、事業場 2 地点の結果 表④施設の稼働に伴う影響予測 騒音 低周波音 注:( (単位:デシベル) 時間の区分 現況 予測結果 昼間 夜間 ― 41~52(50~55) 39~46(42~44) 60~71(68~69) 42~52(51~57) 40~47(47~53) 65~71(71~75) )内は、事業場 2 地点の結果 環境基準等 (参考) 55(―) 45(―) 100 【地形及び地質】 【景観】 本事業においては、風力発電機の基礎周辺の掘削は最小限にとどめることとしており、 大規模な地形の改変は生じず、実行可能な範囲内で影響の低減が図られているものと考 えられます。 あそびーち石狩、青葉公園、石狩放水路等の 17 地点で調査しました。主な予測結果は 以下の通りです。 現状 現状 【風車の影】 最寄りの住宅における影響時間は年間で 30 時間以内であり、1日のうち 30 分以内と なっており、影響は小さいと考えられます。 年間 冬至 建設後 建設後 青葉公園 あそびーち石狩 ◆環境保全措置について 環境の保全のための措置として採用した主な内容は次のとおりです。 【電波障害】 電波の受信状況、地形、工作物等の状況等を調査した結果、電波障害の生じる可能性は 低いものと予測されました。 万一、本事業に依る影響が確認された場合は、その状況に応じた適切な対応を講じます。 ・可能な限りの低騒音、低振動型建設機械の使用 ・改変面積の最小化に努める ・近隣の既設風車と同様の意匠とする ・鳥類や昆虫類が夜間に衝突・誘引する可能性を低減する為 【動物・植物・生態系】 環境保全措置を講じることにより、造成等の施工時や風車の稼働後における動植物や生 態系への影響は小さいものと考えられます。 風力発電機のライトアップは行わない ・車両台数の低減や平準化、適正走行、改変区域外への立ち入り制限 これらの措置については、工事関係者に周知徹底することで、保全措置のより 確実な実行を図ってまいります。 <現地調査で確認された主な重要種> 準備書の縦覧・意見書の提出 縦覧期間は平成 27 年 6 月 15 日(月)までとなります。環境の保全の見地からのご意見をお持ちの方は、 カンムリカイツブリ ミサゴ エゾアカヤマアリ ホロマンノコギリソウ 「住所・氏名・ご意見及びその理由」を記載のうえ、6 月 29 日(月)までに縦覧場所備え付けの意見書箱 へご投函頂くか、下記の問い合わせ先へ郵便・FAX・電子メールのいずれかによりご意見をお寄せくださ 【人と自然との触れ合いの活動の場】 環境保全措置を講じることにより、「人と自然との触れ合いの活動の場」へのアクセス の利便性に配慮することで、影響は小さいものと考えられます。 い。 郵送先(当日消印有効) : 〒060-0061 札幌市中央区南一条西六丁目 15-1 札幌あおばビル 10 階 株式会社市民風力発電 事業開発部 宛 FAX:011-280-1871 電子メール:[email protected]
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