LED照明器具 東芝ライテック株式会社 施設・屋外照明カタログ2014∼2015 （2014.4） ■ ポール仕様 ポール表面処理 弊社のカタログ品は、 「錆止め塗装まで」ですが、オーダー対応で環境に合わせた表面処理を承ります。 ポール材料 錆止め指定塗装 防錆処理 溶融亜鉛メッキ 外面：メッキ 指定色 上塗り 鋼 管 溶融亜鉛メッキ 溶融亜鉛メッキ +指定色 +指定色 上塗り （ウレタン） 上塗り （フッ素樹脂上塗り） 表面処理断面図 断面図 （参考） 屋外用照明器具 錆止め 溶融亜鉛メッキ +指定色 上塗り （ポリエステル粉体） 上塗り （ステンレスフレーク入り） プライマー プライマー 内外面：メッキ 内面：メッキ 溶融亜鉛メッキ +指定色 プライマー 内外面：メッキ プライマー 内外面：メッキ 内外面：メッキ オーダー品 指定色可・否 可 否 使用環境 一般環境 備 考 市街地向。 ２年に１度の定期点 検と、補修塗りが望 ましい。 一般環境 海岸地帯 メッキの生地が美観 を損なう。 景観地区にはおすす めしておりません。 可 一般環境 一般環境 海岸地帯 海岸地帯 防錆性時、最も経済 長期の美観を保持。 艶の維持性良。 的な表面処理。 耐食性良。 ステンレス（SUS304） ポール材料 防錆処理 可 鏡面仕上げ ヘアライン仕上げ クリア塗装 表面処理断面図 断面図 （参考） 生地 指定塗装 クリア塗装 錆安定化処理 2回上塗り （ウレタン） ヘアライン SUS下地処理 指定色 上塗り （ウレタン） 上塗り プライマー 鏡面 色限定 一般環境 海岸地帯 景観最適。 耐食性良。 ※ハケ塗り不可。 ※補修塗り難。 耐候性鋼管 アルミ 指定塗装 上塗り （ウレタン） 色限定 一般環境 海岸地帯 景観最適。 耐食性良。 ※ハケ塗り不可。 ※補修塗り難。 プライマー 錆安定化 処理 下地処理 SMA錆安定化 SMA 処理 ヘアライン オーダー品 否 一般環境 腐食環境 指定色可・否 使用環境 可 一般環境 腐食環境 否 可 一般環境 腐食環境 一般環境 色限定 可 一般環境 一般環境 軽量、耐食性良。 軽量、耐食性良。 錆 安 定 化により一 般 強度的に鋼管より劣る。 強度的に鋼管より劣る。 鋼管の塗装仕上げに 比べ耐候性に優れて いる。 備 考 錆 安 定 化により一 般 鋼管の塗装仕上げに 比べ耐候性に優れて いる。 ポール表面処理 ■照明柱（ポール）表面仕上げ 弊社のカタログ掲載の照明柱（ポール）は、標準仕様として、 「錆止め塗装仕上げ」です。 （一部デザインポールは、上塗り塗装仕上の仕様になっています。標準色として表示してい ます。） したがって、工事の際は、必ず上塗り塗装仕上げを行ってください。 ●錆止め塗装仕上ポールの上塗り塗料について 当社の照明器具（標準色） と同色を上塗り塗装される場合は、ご用命ください。 ※印刷により多少色味が異なる場合があります。 ■ダークブラウン ■ダークシルバー ■グレーイッシュブラック （□N-30） ■青銅色 ■マットシルバー ■黒（□N-10） ■上塗り塗装仕上げの方法 ご注意 ①錆止めの塗装仕上（出荷時仕様）のまま、建柱工事をされた場合に長期間風雨、太陽光に さらされますと塗装の下地が劣化しますので早めに上塗り塗装を行ってください。 ②工事の際に、なんらかの状況で発生したキズや、錆止め塗装がはがれた部分は、汚れ、錆 等を除去して清掃した上に錆止め塗装で補修塗装してください。 ■低温、多湿環境における上塗り塗装工事は避けてください。 ■現地で塗装を行なう際、直射日光が強すぎた状況ですと、塗装面にはじき、ふくれなどが 発生する恐れがありますのでご注意ください。 ■上塗り塗装仕上げは、専門の塗装業者様にご相談ください。 ●錆止め塗装仕上げ ■チタンシルバー 錆止め塗装 錆止め塗装 鋼管素管 鋼管素管 ■溶融メッキポール（オーダー品） 溶融亜鉛メッキポール（セミオーダー品） 当社は、オーダー商品として外観を、より長く保つ為に溶融亜鉛メッキ付ポールをおすすめ します。溶融亜鉛メッキの上に塗装することにより、耐食性の向上と装飾性を兼ね、さらに高 度な特殊表面処理により、耐食性と装飾性を向上させます。 □塗装は受注生産ですので、納期、価格等につき、詳しくは最寄りの営業所までお問合せくだ さい。 尚、他の色指定につきましても、承りますのでお問合せください。 図1. 亜鉛と鉄の防食機構の比較 亜鉛の場合 鉄の場合 （緻密なさびの薄膜が生成） （緻密なさびが生成） （ 緻密なさびの薄膜が保護 ） 薄膜となっている いのでさびが進行する ） （ 鉄さびは保護能力が少な 生 地 参考資料 ̶̶ 図１「一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会発行「溶融亜鉛めっきの防食性」 ●溶融亜鉛メッキの耐食性 鉄をさびから守る方法として、溶融亜鉛メッキ（以下亜鉛メッキという）は防食性能に優れ、最 も経済的であるとして広い分野で採用されるようになりました。 しかし、亜鉛メッキの耐食性は 環境や使用条件によって大きく変化しますので、この点を十分に知っておくことが大切です。 ※保護皮膜作用 亜鉛メッキ表面にち密なさびの薄膜が生成しこのち密なさびの薄膜が強力な保護皮膜となっ て、その後の腐食が進行しにくくなります。これを鉄素地と比較すると図１のようになります。 一般的に腐食速度は、使用環境、使用期間によって異なりますが、亜鉛は鉄の10∼25倍の耐 食性を有しています。 たとえば条件の厳しい海岸地帯での亜鉛と鉄の腐食速度を比較すると図2のようになります。 さびが生成後 図2. 亜鉛と鉄の防食機構の比較 腐食深さ︵μ ︶ 参考資料 ̶̶ 図2 外観に関するJISの規定判断 JISH8641「解説」3-1外観に「本来溶融亜鉛メッキは装飾の目的で施されるものでないから美観的要素でメッキ 製品の良否を判断すべきではない。」 そしてJISH9124の溶融亜鉛メッキ作業標準に「後処理仕上げグラインダやすりなどを使用する仕上げは原則とし て行わない」と明記してあります。 当社はこの基準を基に防食性の効果を優先し著しく外観を損なう突起状のタレ以外は機械加工による削りは施行し ないようにしてますので予めご了承ください。 さびが生成 300 鉄 200 100 亜鉛 0 1 2 3 年数 452 ●この紙面に掲載の全商品の価格には消費税は含まれておりません。 ●価格後ろの印説明 ◎地区物流倉庫 （一部工場倉庫） 在庫品、○工場倉庫在庫品、▲受注生産品 （納期 約2∼6週間） 、 ※在庫限り品です。納期は目安ですので、 都度お問合せください。 4 5
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