103 号

旭中学校だより 第 103 号
平成 27年4月 13 日発行
翔 桜
郷土愛(ぶどうの葉)と勉学(ペン)、
知・徳・体の調和(三角形)、和と輪
(太陽=円)を表した旭中の校章
校庭を吹き渡る風、校区の木々・花々、「翔桜」の桜が咲き誇るなか、
いよいよ平成27年度が始まりました。
始業式では、二人の代表が春休みの反省と新学年の抱負を発表して
くれました。2年生川端杏果さんは「一年生の手本となれるよう、全
体を見渡しながら動ける…そんな人を目指します。」と、3年生河野
凌大さんは「旭中の四つの約束事の全てで、下級生の手本になるような
人間になる…」と澄んだ瞳で力強く発表してくれました。この一年で確かな成長を遂げたことを
確認できた瞬間でした。きっと旭中の明日を担う素晴らしい先輩になってくれるものと確信して
います。皆さんに大切にしてもらいたいことがあります。
「心」…
相手の立場を考え、助け合える思いやり、苦しい時に頑張る忍耐力。どうか心を豊か
にし、誰からも愛される人間に成長してください。
「学力」… これからの時代は、単に知識だけではなく、考えたり、判断したり、表現したりする
力が重要です。自分の夢を実現させるためにもしっかりと学力を身に付けてください。
「友情」… いろんな場面で相談でき、本気で応えてくれる友達は、かけがえのないものです。友
達と一緒に泣き、笑い、友情を深めてください。
新入生64名を迎え、進級した2年生52名、3年生58名の計174名の旭中生一人一人が、
輝ける充実の中学校生活を過ごしてくれるよう、心から期待しています。今年度、新たに6名の
教職員を迎え、総勢20名で力を合わせ、「自ら学び、豊かな心もって、生き生きと活動する旭中生」を
育て、松山一の学校を目指して頑張っていきます。保護者や地域の皆様には、
これまで同様、ご協力・ご支援のほどよろしくお願いいたします。
① 稲葉 元司 校長
旭中のお父さん
②
矢野
晃道
教頭
英語 新任 PTA事務局
③
阿部
浩
教務主任 社会 7年目
男子ソフトテニス部顧問
④
重松
由美
1年学年主任 保健体育 新任
女子ソフトテニス部顧問
⑤
重岡
俊郎
3年学年主任 3年1組学担
国語 3年目 女子テニス部副顧問
⑥ 清家 綾乃 学校事務
新任
⑦ 小野 優芽 美術 非常勤講師
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
3年目
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑧ 白石 知子 1年部所属
④
②
①
③
⑤
5年目 中1ギャップ
村上 和枝 養護 3年部所属 保健関係 3年目 園芸部顧問
田中 和恵 1年2組学担 国語 8年目 研修 音楽部顧問
池田 理絵 3年 2 組学担 音楽・家庭 4年目 音楽部副顧問
草本 浩子 2 年学年主任 2 年1組学担 数学 2 年目 女子バスケット部顧問
一色 哲雄 校務全般 2年目
吉田 正範 3年部所属 数学 新任 女子バスケットボール部副顧問
都子野清明 1年1組学担 社会 新任 生徒会担当 男子ソフトテニス部副顧問
星川 良紀 2年部所属 理科 新任 男子バスケットボール部副顧問
中村 一弘 2年2組学担 英語・技術 8年目 生徒指導 男子バスケットボール部顧問
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
この他に、次の先生もお世話をいたします。
⑱ 近藤さつき 図書館支援員・学習アシスタント 10年目 ⑲
⑳ ディャンドラ・ドイル ALT 3年目
平元真由美
学習アシスタント
5年目
旭中の標準服を着て、中学生となった今の気持はどうです
か。これから始まる 3 年間の中学校生活に、大きな期待と、
もしかしたら少し不安もいだき、この式に臨んでいるのではないでしょうか。しかし私は心配
していません。運動会で、全校のリーダーとして頑張る君たちの姿を見ました。どうしても、
ついつい 6 年生の姿を探し目で追ったものです。小中の交流授業で、真剣に学習に取り組む
君たちの様子を見ました。五明小学習発表会で、伊台小卒業式で、君たちの立派な態度を見せ
てもらい、感激しました。今年はさらに、湯山小・潮見小から例年になく多くの友達が加わっ
てくれ、新しい力を与えてくれます。そしてまさに今の、皆さんの様子を見ていると、きっと
次の時代を担う素晴らしい旭中生徒になってくれるものと確信しています。小学校で学び、身
に付けた力をバネに、さらに大きく成長してください。
小学校卒業からさほど間もない、本日の入学ですが、中学校は小学校の単なる続き、という
のとは少し違います。
知っていると思いますが、皆さんは今まで「児童」と呼ばれていました。児童の「児」は「一
児の母」などと使われるように「子ども」という意味であり、
「童」はわらべ歌のわらべ、
「幼
い子」という意味です。つまり、児童とは、まさに子どもという意味だったのです。今日から
は「生徒」と呼ばれます。生徒の「生」は「学問をしている若い人」または「ものを創り出す」
という意味があり、「徒」は仲間を表しています。つまり、生徒とは「新しいものを考え、創
っていこうとする若い仲間」ということができます。この児童、生徒という言葉は、単に小学
校と中学校で習慣として使っているというものではありません。法律などでも区別して使われ
る正式の用語なのです。ですから、この呼び方の変化は、周りの人たちが、あるいは大きく言
えば日本の社会が、皆さんが一歩大人に近づいたことを認め、尊重していることを示すものな
のです。うれしく感じる反面、責任の重さも受け止めて欲しいものです。
学習面や生活面で大きな環境の変化があり、戸惑うこともあると思いますが、お互いが助け合
い、認め合い、そして時には、競い合って伸びていって欲しい、皆さん一人一人が、輝く充実
の 3 年間を過ごして欲しいと、心から願い期待しています
入学式での校長式辞より
誓いの言葉
新入生代表
1年1組
宇根
寧々
やわらかな風が吹き、桜の舞う今日。大きな希望を胸に抱き、私たちは、旭中学校に入学し
ます。
本日は、私たち新入生のために、このような素晴らしい入学式で多くの方からお祝いと励
ましの言葉をいただき、ありがとうございました。
これから始まる中学校生活は、初めてのことばかりで、不安もあります。しかし、それ以
上に、私が卒業した伊台小学校だけでなく、五明小学校や、湯山小学校の仲間との新たな出会
いに大きな期待がふくらんでいます。
旭中学校の校訓である『敬愛』『自立』『健康』の三つの意味をよく理解し、郷土を愛し、
世界に羽ばたく人間になるために、心も体も立派に成長させ、一歩、一歩、進んでいきたいと
思います。
そして、私たち新入生一同、旭中学校の生徒として、恥ずかしくないように、一日でも早
く学校になじみ、学業や部活動に励みたいと思いますので、先生方、先輩方、地域の皆様方、
ご指導よろしくお願いします。
最後に、私たち一年生六十四名は、仲間と共に、充実した中学校生活を送ることを誓いま
す。