平成27年4月から実施される子ども・子育て支援新制度における利用者負担額 階層区分の判定が所得税課税額から,市町村民税所得割課税額に変更になります。 保護者(両親)の市町村民税額と,お子さまの年齢,支給認定区分により階層が決まります。家計の主となっている人(生計の中心者)が同居 の祖父母等と判断される場合は,その方の市町村民税額も含めます。 ≪市町村民税の所得割課税額について≫ ●調整控除を除き,住宅借入金等特別税額控除,配当控除,寄付金税額控除,外国税額控除,配当割額・株式等譲渡所得割額控除を受け ている方は,市町村民税所得割額にこれらの控除額を足した金額が,利用者負担額算定の税額として適用します。 ≪年齢区分≫ ●利用(入園)年度の4月1日現在の年齢となり,その年度中は誕生日が来ても年齢区分は変わりません。 年度中に満3歳となり2号認定に切り替わった場合でも、その年度中は3号認定の利用者負担額となります。 階層区分 第 1 階層 第 2 階層 生活保護世帯 市町村民税非課税世帯 (市町村民税所得割非課税世帯含む) 利用者負担額(月額) 0 教育標準時間認定を受けた子ども(1号認定)の利 用者負担額 (単位:円) 2,500 第 3 階層 市町村民税所得割課税額 77,100 円以下である世帯 12,000 第 4 階層 市町村民税所得割課税額 211,200 円以下である世帯 15,300 第 5 階層 市町村民税所得割課税額 211,201 円以上である世帯 19,200 備考:給食費は含みません。 平成 26 年度の認定こども園短時間利用在籍園児に限り,卒園(退園)まで現行の保育料(月額 4,100 円)で据え置く経過措置を講じます。 保育認定を受けた子ども(2号・3号認定)の利用者負担額 階層区分 第1階層 生活保護世帯 第 2 階層 市町村民税非課税世帯 (単位:円) 満3歳未満 保育標準時間 3歳児 保育短時間 保育標準時間 4歳以上 保育短時間 保育標準時間 保育短時間 0 0 0 0 0 0 7,000 7,000 5,000 5,000 4,000 4,000 12,000 11,800 9,000 9,000 8,000 8,000 17,000 16,800 13,000 12,800 12,000 11,800 25,000 24,700 22,000 21,700 21,000 20,700 40,000 39,500 34,000 33,600 28,000 27,700 43,000 42,400 34,000 33,600 28,000 27,700 55,000 54,300 34,000 33,600 28,000 27,700 55,000 54,300 34,000 33,600 28,000 27,700 65,000 64,100 34,000 33,600 28,000 27,700 市町村民税所得割課税額 第 3 階層 48,600 円未満(市町村民税所得 割非課税世帯含む)である世帯 第 4 階層 第 5 階層 第 6 階層 第 7 階層 市町村民税所得割課税額 70,000 円未満である世帯 市町村民税所得割課税額 97,000 円未満である世帯 市町村民税所得割課税額 169,000 円未満である世帯 市町村民税所得割課税額 230,000 円未満である世帯 第 8 階層 市町村民税所得割課税額 301,000 円未満である世帯 第 9 階層 市町村民税所得割課税額 397,000 円未満である世帯 第 10 階層 市町村民税所得割課税額 397,000 円以上である世帯 備考:2号認定は給食の副食(材料)費を含みます。3号認定には給食(材料)費を含みます。 ≪軽減措置があります≫ ひとり親世帯や,身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方,特別児童扶養手当の支給対象児,国民年金の 障害基礎年金の受給者などが世帯にいる場合(添付書類必要),下記の階層区分に該当する場合に限って軽減措置があります。 教育標準時間認定を受けた子ども(1号認定)の利用者負担額 階層区分 第 2 階層 (単位:円) 利用者負担額(月額) 市町村民税非課税世帯 0 (市町村民税所得割非課税世帯含む) 第 3 階層 市町村民税所得割課税額 77,100 円以下である世帯 10,000 保育認定を受けた子ども(2号認定及び3号認定)の利用者負担額 階層区分 第 2 階層 (単位:円) 満3歳未満 保育標準時間 市町村民税非課税世帯 3歳児 保育短時間 保育標準時間 4歳以上 保育短時間 保育標準時間 保育短時間 0 0 0 0 0 0 10,000 9,800 7,000 7,000 6,000 6,000 市町村民税所得割課税額 第 3 階層 48,600 円未満(市町村民税所得割 非課税世帯含む)である世帯 ≪多子世帯の軽減について≫ 1 号認定・・・多子軽減については,年少から小学校 3 年生までの範囲で,最年長の子どもを第 1 子,その下の子を第 2 子第 3 子…と数 え,第 2 子は半額,第 3 子以降は無料となります。 2 号 3 号認定・・・保育園や幼稚園を同時に利用している場合,最年長から順に2人目は半額,3 人目子以降は無料となります。
© Copyright 2024 ExpyDoc