今週のトピックス - ヴォーリズ学園

2015.5.8
近 江 兄 弟 社 高 校 を 活 気 あ る 「 青 春 の ス テ ー ジ 」 「真 の 学 び の ス テ ー ジ 」 に !
私は本校の吹奏楽部が大好きです。定期演奏会も大好きですし、各種イベント等での
「ミニコンサート」も大好きです。彼ら・彼女らの演奏に感動して、年甲斐もなく、密
かに(?)楽器を習い始めたくらいです。中でも私が最も好きなのは時折、実施してく
れ る 中 庭 で の 「 昼 休 み ミ ニ コ ン サ ー ト 」( 写 真 ) で す 。 中 庭 に 、 ま た 中 庭 を 取 り 巻 く す べ
ての校舎のベランダ・窓から、大勢の生徒が手拍子をしながら聞いてくれる、あの雰囲
気 が 何 と も い え ず 良 い の で す 。 本 校 が 「青 春 の ス テ ー ジ 」 だ な あ と 実 感 で き る の で す 。
青 春 を 実 感 で き る 場 は 、 本 校 に は 多 く あ り ま す 。 私 は GW中 も 含 め て 何 度 か 野 球 部 の 春
の大会にも足を運びましたが、溌剌とプレーしてくれる選手諸君はもちろん、精いっぱ
い の 応 援 を す る ス タ ン ド に も 、 お お い に 青 春 を 感 じ ま す 。 夏 の 大 会 (で の 優 勝 ) が 今 か ら
楽 し み で す 。 前 回 の こ の 欄 で 書 い た 、 「学 園 祭 」 も 含 め て 、 私 は 本 校 が 生 徒 た ち 一 人 一 人
の 青 春 が 弾 け る 「青 春 の ス テ ー ジ 」 で あ り た い と 心 か ら 願 っ て い ま す 。
また学園祭などの学校行事・生徒会行事も、そしてクラブ活
動も、人間形成のための学びの場であることは言うまでもあり
ません。その視点をうしなった活動は、たとえどれだけ盛り上
が っ て も 、学 校 教 育 に は 馴 染 み ま せ ん 。私 は 近 江 兄 弟 社 高 校 を 、
さ ら に 「青 春 の ス テ ー ジ 」 「真 の 学 び の ス テ ー ジ 」 と し て 飛 躍 さ
せ る た め に 、 夏 ま で に 本 校 の 「 ク ラ ブ 綱 領 」( 仮 称 ) の よ う な
も の を 創 り た い と 思 っ て い ま す 。そ の 骨 子( 基 本 的 考 え 方 3 点 )
は次のようなものです。ご一読の上、ご意見を寄せていただけ
ればと思います。
第 一 は 成 績 ・ 勝 敗 に は こ だ わ り 全 力 を 尽 く し ま す が 、所 謂「 勝
利 至 上 主 義 」 に は 陥 ら な い と い う こ と で す 。「 結 果 に は こ だ わ っ
て取り組みますが、出た結果にはこだわらない」という姿勢を
求めます。クラブ活動は、繰り返しになりますが、あくまで人
間形成のための教育の場です。主体性・自主性・チャレンジ精
神などの育成が真の目的です。
第二 は「自 分の こ とだ け 」とい う 利己 的 な姿 勢 を 排し 、品 格や 協 働す る 力を 求 めた い 。
そういった観点から、チームワーク・部員数にもこだわって欲しいと思います。
第三は「○○バカ」ではダメということです。取り組むスポーツや文化活動のプロに
なる人は多くありません。またプロになる人も、前提として人間として尊敬されなけれ
ばなりません。本校では、学習との両立を強く求めたいと思います。また練習や活動に
おいても、科学性・合理性を追求して欲しい。
以上、本校のクラブ活動が「ヴォーリズ学園」にふさわしい活動として、さらに飛躍
するために今後検討を重ねたいと思っています。