2015年4月内浦小中学校だより

内浦小中学校「学校だより」
平成27年4月号
ブログを是非見
てください。
うちうら
校舎か
ら校庭を
○入学式のお祝いの言葉より
新入生には,内浦小中学校で今年目標とする「あ
眺めると,
いうえお」の話をしました。
入学式に
「あ」…明るく,元気よく挨拶をしましょう。
合わせた
「い」…一生懸命に勉強しましょう。
ように満
「う」…ねばり強く,
開の桜が
迎えてくれます。
「え」…笑顔で過ごせるように,
このたびの教職員異動により,以下5名の新しい
先生方が離任されました。
山下
緑先生(おおい町本郷小学校へ)
〃
砂原
可奈先生(和田小学校へ)
内浦中教頭
村田
好史先生(高浜小学校教頭へ)
教諭 松﨑
徹 先生(福井県教職員組合へ)
〃
眞希先生
松見
やさしく思いやりをもって生活しましょう。
「お」…おそうじをがんばりましょう。
内浦小教諭
〃
あきらめないで運動しましょう。
そうじをとおして,心もピカピカにみがきましょう。
7日の始業式に,前日入学式に話した「あいうえ
お」について,内浦小中学校の児童生徒が守れるよ
うに努力することを話しました。
昨年度の成果と反省をふまえて,2つ内容を変え
(おおい町大飯中学校へ)
今まで本当にありがとうございました。新天地で
の活躍をお祈りいたします。
ました。
まず「う」です。
「う」の運動をがんばるから,
「ね
ばり強く」「あきらめない」という言葉を付け加え
また,新たに赴任してこられた先生方をご紹介い
たします。
ました。簡単にあきらめず,最後までがんばる力を
今年はつけて欲しいと願っています。
内浦小教諭
安達
〃
東
尚孝先生(若狭町鳥羽小より)
ろう」から,「お掃除をがんばる」としました。福
内浦中教頭
團野
治和先生(美浜北小教頭より)
井県の学力が高い理由の一つに無言清掃があるとも
清常
徹
先生(高浜中学校より)
いわれています。全国の先駆けとなった永平寺中学
藤澤
彩子先生(高浜小学校より)
校では,掃除の前の黙想,続いて無言清掃が行われ
〃
教諭
町単講師
克博先生(青郷小学校より)
○職員構成をお知らせいたします
《内浦小学校》
ています。掃除を通して,自分の心を磨く,見える
《内浦中学校》
校
長
山本
教
頭
大野
伸也
あおば/英語
平田
1・2年担任
眞
す,すばらしい取り組みが行われています。本校も
治和
見習い,心の掃除という観点も加え,掃除に取り組
倫子 教務/数学
時岡
常和
みたいと思います。掃除を通して,人の為に役立つ,
伊藤
靖子 2年/国語
清常
徹
自 分 の心 を 磨 く とい う 一
3・4/教務
安達
克博 社会/研究
吉田 東庸子
5・6/理科
東
尚孝 生徒指導
町単講師
藤澤
彩子 養護教諭
平田 美樹子
く 生 きる と い う こと に 繋
事
冨永
理恵
田中
がるものと考えています。
用
頭
汚れを落とす中で,自分の心の見えない汚れを落と
團野
務
教
もう一つは,「お」です。
「お友達をたくさんつく
務
年 に して い き た いと 思 い
ま す 。こ の こ と が, 美 し
陽子
宜しくお願いいたします。
最後に,保護者の皆さんに子育ての「あいうえお」
○4月6日(月)新任式・内浦小学校入学式
を贈りたいと思います。子育ての参考にしていただ
ければ幸いです。
「あ」…焦らずに一歩ずつ踏みしめて
「い」…言うよりも,まず聞いてやる。
「う」…家の履き物をきちんとそろえさせる。
「え」…笑顔こそ,何より勝る,良い教え。
「お」…怒るより褒めよう,させよう,良い躾
家庭,学校が同じ価値観・指導観を持って協力し
てこそ,21世紀をたくましく,美しく生きる子ど
もが育つのだと思います。
5名の新一年生を迎えました。小学校23名,中
学校3名,合計26名の児童生徒で学校が始まりま
保護者や地域の皆様には,大変お世話になります
した。歓迎の言葉を生
が,なにとぞご協力,ご支援をいただきますよう宜
徒会長の竹林君が述べ
しくお願いいたします。
てくれました。
○4月の行事予定
新入生,保護者の皆
6日
月
新任式・入学式
さんと職員一同で入学
7日
火
登校指導・始業式・身体計測
式の記念写真を撮りま
8日
水
給食開始
した。
9日
木
PTA役員会
16日
木
PTA総会(19:30~)
17日
金
一年生心電図検査
21日
火
全国学力調査
22・23 水木 尿検査
25日
土
若狭地区中体連春季強化大会
29日
水
昭和の日
○全国学力調査実施にむけて
4月21日(火)に小6(国語・算数・理科)と中
入学式の前
3全国学力調査が行われます。本町では,小学校2
に,赴任された
年生から中学2年生の学力も把握するため,同時に
先生方の新任式
ベネッセの学力テストを実施いたします。それに向
と担任発表を行
けて,学力に力を入れていきたいと思います。宿題
いました。やは
を出して,家庭学習の充実に図りたいと思いますの
り,担任発表は,
でご協力をお願いいたします。まず,家に帰ったら
机に向かいましょう。
「だれ先生
が受け持ち
な の か
な?」と児
童生徒に緊
張感がはしり,先生の方も「どんな反応するのか
な?」という緊張感があります。発表の後の,児童
生徒の笑顔に,先生方も笑顔になりました。
無言清掃の起源とは福井県にある曹洞宗大本山永
めています。私はこれからもこの箒に支えられ,心
平寺のお膝元で,永平寺町立永平寺中学校がはじめ
の塵を払い一生歩んでいこうと思います。」とまた,
たとの事でした。
掃除を続けるのでした。
まず曹洞宗の「パンタカの悟り」という法話があ
るので紹介します。
むかし,たくさんいたお釈迦さまのお弟子さんの
中に,パンタカという二人の兄弟がいました。
しかし弟の方は,物覚えが非常に悪く,そこで兄は
「お前はもう家に帰りなさい。」
と言いました。弟はついに決心して出て行こうとし
ました。
その時,ばったりとお釈迦さまに出会い,わけを話
すと,お釈迦さまは
「パンタカよ。出ていくことはない,お前はちっと
も愚か者ではない。世間では,自らを愚か者である
のにそれに気づかず,自らを賢者であると思いこん
でいる。その者こそが愚か者である。愚か者である
が故に,智慧(ちえ)を求め,智慧に照らされながら
生きる者である。お前は自分が愚か者であるという
ことに気づいている。だから,お前は愚か者ではな
いのだ。」
そして,お釈迦さまは次のような行を与えました。
「パンタカよ,ここにー本の箒(ほうき)がある。
お前はこれからこの箒を使って,朝から晩までお寺
の掃除をしなさい。ほかのことは気にかけなくてよ
い,ただ,一生懸命掃除をしなさい。」
そして最後に
「パンタカよ,
『塵を払え,垢(あか)を除け。』と,
口の中で唱えながら掃除をしなさい。」
と言いました。
それから,毎目毎日,弟のパンタカは掃除をして
いました。そしてある日,塵も煩悩も同じなのだと
いうことに気が付きました。「人間の心は,毎目毎
日,愚痴,不平不満,怒り,悲しみなどの感情によ
って,汚れてきます。それを清めずに放っておくと
なかなか汚れが取れなくなってくるものだ。その煩
悩を毎日毎日払うことが大事なのだ」と悟りました。
そして,お釈迦様に「私は,この箒と,
『塵を払え,
垢を除け。』の言葉をいただき,掃除をしてきまし
た。そして,掃除をしながら様々なことが心に沸き
起り,智慧は生まれました。私にとってこの修行が
すべてです。心の塵は今も降りつづけて積もりはじ
この話から無言清掃という考えが生まれたそうで
す。