全社協 アクションReport 第48号(平成27年5月1日)(PDFファイル 2083

2015(平成 27)年 5 月 1 日
全 社 協
社会福祉法人
日
全国社会福祉協議会
Japan National Council of Social Welfare
(全社協 ぜんしゃきょう)
Action Report
政策企画部 広報室 [email protected]
TEL03-3581-4657
FAX03-3580-5721
〒100-8980 東京都千代田区霞が関
3-3-2 新霞が関ビル
第 48 号
Topics
 制度・分野の枠を超え横断的に取り組む~平成 27 年度第 1 回政策委員会
幹事会
 都道府県・指定都市社会福祉協議会部・課・所長会議~生活困窮者自立
支援の本格実施を協議
 地域福祉担当部課長会議/全体会と地域担当
 生活福祉資金担当部課長会議
 地域公益事業推進に関する意見交換~社会貢献活動推進会議(埼玉県)
 福祉人材確保対策の強化~福祉人材センター・バンク所長会議
 新たに 82 名の講師を養成~平成 27 年度福祉職員キャリアパス対応生涯研
修課程指導者養成研修課程
 全国 30 か所の社会福祉研修実施機関初任職員が一堂に会し、研修の基礎
を学ぶ~都道府県・指定都市社会福祉研修実施機関職員研修会
 5 月 5 日、「世界には 君の輝く 場所がある」児童福祉週間~こいのぼり掲揚
式を実施
 5 月 12 日は「民生委員・児童委員の日」です~各地でPR活動が展開されます
インフォメーション
社会保障・福祉政策情報
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■ 制度・分野の枠を超え横断的に取り組む~平成 27 年度
第 1 回全社協政策委員会幹事会
4月17日(金)、平成27年度第1回全社協政策委員会幹事会を開催しました。
冒頭、井手之上優委員長より、平成27年度は諸制度がスタートし、また、社会福祉
法人制度改革が具体化していくなかで、社会福祉法人の存在意義が問われているこ
とをふまえ、全社協政策委員会として、時機を逸することなく、必要な意見や提言を出
していきたいとの旨の挨拶がありました。
続く協議では、社会保障・福祉政策の動向と各分野の取り組みについて、各幹事か
ら報告と意見交換を行い、以下のような課題が提起されました。
 さまざまな課題に対し、制度や分野の縦割りではなく、横断的に取り組んでいく必
要があるのではないか
 その場合、市町村社協や都道府県社協の役割・働きかけが重要ではないか
 制度政策・予算要望の際には、根拠となるデータが必要であり、データ収集・分
析・公表に重点的に取り組んでいく必要があるのではないか
 マスコミへの対応についても、今後検討する必要があるのではないか
上記をふまえて、平成28年度税制、社
会福祉制度・予算に関する要望書(原案)
について協議を行いました。そのほか、政
策委員会総会(平成27年5月20日開催予
定)に向け、平成26年度政策委員会事
業・活動報告(案)および決算、平成27年
度政策委員会事業・活動計画(案)およ
び予算(案)等を確認しました。
第 1 回全社協政策委員会幹事会の様子
■ 都道府県・指定都市社会福祉協議会部・課・所長会議~
生活困窮者自立支援の本格実施を協議
本会議は、都道府県・指定都市社協の地域福祉、ボランティア担当および生活福
祉資金担当の部・課・所長を対象に例年 4 月に全社協で開催しています。今年は 4 月
23 日(木)~24 日(金)に全体会および担当別の会議を開催しました。
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 地域福祉担当部課長会議/全体会と地域担当
開会挨拶で、全社協・山田秀昭常務理事は、都道府県・指定都市社協への事前の
アンケート調査の結果、本年 4 月 1 日の生活困窮者自立支援制度の施行時における
自立相談支援事業について、実施が明ら
かになった支援の圏域のうち、行政が民
間委託した 8 割以上(約 530 市)が社協で
あったことを報告し、同制度・事業におい
て、今後も社協が各地域の中心的な役割
を担っていくことへの期待を述べました。ま
た、制度改正がすすむなかにあって、社
協・生活支援活動強化方針の具体化や生
活福祉資金との連携など、社協において
全体会の様子
地域福祉事業を推進いただくよう理解を求
めました。
続いて、厚生労働省社会・援護局地域福祉課の藤咲宏臣地域福祉専門官より行政
説明が行われ、平成 27 年度の地域福祉関係予算の見直しの概要について、また生
活困窮者自立支援法の施行に伴う各事業の変更点や行政の対応等について説明さ
れました。
基調報告では、全社協・渋谷篤男事務局長が「地域福祉施策の再編成と社会福祉
協議会」をテーマに、生活困窮者自立支援制度、介護保険制度の改正や社会福祉法
人制度改革など地域福祉施策の再編成に向けた動きや課題について報告するととも
に、総合相談・生活支援システムをはじめ、社協がいかに地域福祉を推進していくべ
きか説明しました。
全体会の後は、各担当に分かれ会議を行
いました。23 日の地域福祉部・ボランティア
担当の合同会議では、本年度の重点課題を
示し、事業の方針について説明しました。
翌 24 日の地域福祉推進担当の会議では、
担当別会議の様子
社会福祉法人の見直しの動向や生活困窮
者自立支援制度への取り組み、介護保険制
度における総合事業への対応などについて、
事前のアンケート調査の結果分析をふまえ
て課題提起を行い、長野県社協と埼玉県社
協からの実践報告やグループ討議を交え、
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「強化方針の具体化に向けた市町村社協へのアプローチ」について理解を深めました。
また、ボランティア担当の会議では、「市区町村社協ボランティア・市民活動センター
強化方策 2015(案)」の説明をふまえ、今年度の市区町村社協ボランティアセンターへ
の支援について意見交換し、取り組みを共
有しました。
24 日午後には災害ボランティア等に関す
る情報共有会議を行い、平成 26 年度におけ
る災害ボランティアセンターの設置・活動状
況の報告や今年度の災害対応ブロック幹事
県の紹介、災害ボランティア活動を支援する
ネットワークについての説明、ブロックに分か
れての意見交換等を行いました。
情報共有会議の様子
 生活福祉資金担当部課長会議
本年 4 月からの生活困窮者自立支援制度の実施に合わせ、生活福祉資金貸付制
度においても、総合支援資金および緊急小口資金の貸付について、原則として自立
相談支援事業の利用を要件化する等の改正が実施されました。
今回の生活福祉資金担当部課長会議では、生活困窮者自立支援制度の開始後に
おける生活福祉資金貸付事業と自立相談支援機関との連携状況をはじめ、制度改正
後の貸付事業の運営上の課題について、情報交換や情報共有を図るため、2 日間に
わたって分散会を行いました。
分散会では、とくに貸付の判断の前提ともなる相談者のアセスメントシート情報に関
する共有の難しさをはじめ、県内でも自治体ごとに自立相談支援機関の対応状況に
相違が生じていること、さらに、町村部の住民が資金の借入に際し、遠方の自立相談
支援機関を訪問しなければならないことの負担等が課題として指摘されました。
本会としてはこうした課題を含め、運用上、生じている課題を継続的に把握し、厚生
労働省とも必要な対応を協議しつつ、貸付業務が円滑に進められるよう調整していく
こととしています。
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■ 地域公益事業推進に関する意見交換~社会貢献活動推進
会議(埼玉県)
4 月 22 日(水)、埼玉県社協の担当により「社会貢献活動推進会議」が開催されまし
た。これまで「四都府県連絡会議」(※四都府県…埼玉県、東京都、神奈川県、大阪
府)が開催されていましたが、全国の関係者と情報共有を図るため、このたび会議名
称を「社会貢献活動推進会議」と変更し、今回は 25 都府県市から参加があり、全社協
(政策企画部、地域福祉部、法人振興部)も出席しました。
会議では、制度の狭間となっている福祉課題・生活課題を抱えた人に対し、複数の
社会福祉法人が活動資金などを出し合い、施設種別や分野の枠を越えて、組織協働
で貢献に取り組むための検討状況や、地域公益事業推進に関する意見交換が行わ
れました。
実際に事業がスタートしている 3 府県からは、日頃の相談・支援を通して、これまで
のアプローチでは顕在化されなかった福祉課題や生活課題が明らかになっていること、
若年層の孤立や貧困が深刻な課題であることなどが報告されました。一方、現在、同
様の事業実施を検討しているところや、実施に向けた準備をすすめているところでは、
県内の社会福祉法人や社協に対しどのように説明し、参加する法人を増やしていくの
か、また、社会福祉法人による公益活動と生活困窮者自立支援法にもとづく支援につ
いての協働や役割分担について意見交換が行われました。
本来的に、制度の狭間となっている緊急・逼迫性のある課題に対し、機動力を発揮
することが社会福祉法人の役割であり、公益活動と生活困窮者自立支援はすみ分け
るものではなく、実践の場では、一体的に取り組んでいくものではないかといった趣旨
の意見がありました。
今国会で審議が予定されている社会福祉法改正法案では、社会保障審議会福祉
部会報告(平成 27 年 2 月)をふまえ、地域における公益的な取り組みの実施をすべて
の社会福祉法人の責務としています。社会福祉法人は、自らの使命・役割に改めて立
ち戻り、どのような取り組みを展開すべきなのか、実践で示していくことが求められてい
ます。
■ 福祉人材確保対策の強化~福祉人材センター・バンク所長会
議
4 月 21 日(火)~22 日(水)、福祉人材センター・バンク所長会議を開催しました。
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これまで、国においては、25、26 年度にかけて新たな福祉・介護人材確保対策が検討
されてきました。現在国会に提出されている社会福祉法の改正案による都道府県福祉
人材センターの機能強化、都道府県介護保険事業支援計画における介護人材需給
見通しとその確保計画、27 年度から実施される地域医療介護総合確保基金による介
護人材確保事業等新たな施策が打ち出されています。本会議は、こうした状況を受け、
例年 6 月に開催している厚生労働省との共催の全国連絡会議に先駆けて実施したも
のです。
会議においては、厚生労働省福祉基盤課福祉人材確保対策室からの新たな福祉・
介護人材確保対策の説明、各都道府県が地域医療介護総合確保基金を充てて実施
する事業に対する、各都道府県福祉人材センターにおける取り組み状況の共有、福
祉人材確保対策室が 2 月 27 日(金)に実施した、「介護人材確保地域戦略会議」(都
道府県担当者を対象)において取り上げた事例のうち、福祉人材センターの事業展開
に参考となる事例の紹介等を行いました。
事例については、介護従事者が自ら介護の魅力の発信などを行っている活動、京
都府が実施する福祉・介護事業所の認証評価制度の実際、従事者の負担の軽減な
どのための介護ロボット開発等の現状、若者を呼び込むためのイベント開催等です。
多様な人材の参入、定着促進、福祉・介護職場の人材マネジメントの向上等に向け
て、福祉人材センターがこれまで以上に様々な関係者と協力、連携し、その事業展開
がさらに広く、深くなり、各地域における福祉人材確保対策の強化につながることが期
待されます。
■ 新たに 82 名の講師を養成~平成 27 年度福祉職員キャリア
パス対応生涯研修課程指導者養成研修課程
4 月 18 日(土)~20 日(月)、中央福祉学院では、「福祉職員キャリアパス対応生涯
研修課程 指導者養成研修課程」を開催し、初日の午前中は全体会を、午後から最
終日までは 5 つの会場に分かれて分科会を実施しました。
このたび 82 名の方が修了され、これにより、養成された講師は総勢 480 名となりまし
た。
実際に講師役と受講者役を経験する 3 日間のプログラムを通じて、講師としての自
身の課題の再認識とともに、一人ひとりの強みを活かした講義の進め方に向けたアド
バイスを分科会ごとに共有しました。
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受講者からは、「講師を務めるにあたって
事前準備がいかに必要かを痛感した」「受
講者の不安な気持ちを体験できてよかった」
「自己学習が必要だと感じた」といった感想
が寄せられました。今回修了した講師により、
全国各地で生涯研修のさらなる普及・定着
につながることが期待されます。
なお、中央福祉学院では、本課程の指導
者養成を引き続き図るべく、下記日程にて 受講者が実際に模擬授業を行う実践的なプログラム
「フォローアップ研修」と「セカンド研修」を今
年度も開催の予定です。
*フォローアップ研修 ≪平成 27 年 5 月 27 日(水)≫
対象者:教歴者、旧課程のキャリアパス対応生涯研修課程の指導者養成課程修了者
*セカンド研修 ≪平成 27 年 11 月 20 日(金)~21 日(土)≫
対象者:指導者養成課程およびフォローアップ研修修了者
■ 全国 30 か所の社会福祉研修実施機関初任職員が一堂に会
し、研修の基礎を学ぶ~都道府県・指定都市社会福祉研修
実施機関職員研修会
4 月 22 日(水)~24 日(金)、中央福祉学院は、「平成 27 年度都道府県・指定都市
社会福祉研修実施機関職員研修会」を開催しました。今回の研修会には、全国 30 か
所の社会福祉研修実施機関から 38 名が参加し、社会福祉研修実施機関の初任職員
として、必要な研修事業の企画・運営管理能力の基礎について、演習を行いました。
1 日目は、「社会福祉法人を取り巻く動向
と社会福祉研修実施機関への期待」につ
いて講義を受けた後、研修管理の基本と
担当職員に求められる役割について、理
解促進討議法やセブンクロス等の演習技
法を活用しながら、体験的に学んでいきま
した。
2 日目は、社会福祉研修実施機関の置
演習では、実際にさまざまな技法を用いることで、
かれている現状について SWOT 分析を行
講義内容とともに演習技法の理解が深まります。
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い、その上で、OFF-JT 研修の企画を立案しました。
最終日は、「社会福祉研修実施機関の役割と担当者としてのスタンス」について、愛
知県社協の池谷剛正氏、京都府社協の小瀬泰之氏を交えたパネルディスカッションを
行い、社会福祉研修実施機関の現状と課題について学びました。最後に、3 日間の
研修会を通じて、担当職員としての行動指針を作成し、受講生全員で共有を図りまし
た。
今回の受講を通じて、社会福祉研修実施機関が、各都道府県・指定都市における
研修ニーズを的確に把握し、福祉サービスの質の向上に資する研修が実施されること
が期待されます。
研修会最終日に撮影した集合写真(L=LOFOS の L)
■ 5 月 5 日、「世界には 君の輝く 場所がある」児童福祉週間~
こいのぼり掲揚式を実施
本会では毎年、5 月 5 日からの児童福祉週間
の記念行事として「こいのぼり掲揚式」を行ってい
ます。今年も 4 月 27 日(月)に、全国社会福祉協
議会事務局が所在する新霞が関ビル前にて、ア
ジアからの社会福祉研修生や全国保育協議会、
全国保育士会の役員等関係者の方々、加えて
ビル内の保育所の方々にご協力をいただき、こ
いのぼり掲揚式を行いました。
児童福祉週間は、昭和 22 年から、子どもの家
庭や、子どもの健やかな成長について、国民全
体で考えることを目的に 5 月 5 日の「こどもの日」から 1 週間を定め、毎年実施されて
います。
すべての子どもが、家庭や地域において、未来の担い手として健やかに育まれる環
境・社会を築いていくことが必要です。児童福祉の理念をいっそう広め、子ども・子育
新霞が関ビル前で行われた掲揚式
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てにかかる社会的関心を喚起していく取り組みが求められています。
平成 27 年度の児童福祉週間の標語は、
こ な か
あ や と
「世界には 君の輝く 場所がある」(千葉県 古仲 彩人さん 10 歳の作品)です。
今回選定された標語は、児童福祉週間の象徴として、本事業の広報・啓発ポスター
をはじめ、子どもが中心となる全国各地で実施される各種事業や行事において幅広く
活用されます。
同日、厚生労働省においては、「こいのぼり掲揚式」が塩崎恭久厚生労働大臣、横
綱白鵬(大相撲三月場所優勝力士)、港区内の保育園児等の参加のもと開催されまし
た。本会からは髙井康行副会長が参加し、こいのぼりの掲揚を行いました。
※平成 27 年度「児童福祉週間」実施要領および標語については、下記 URL よりご覧
いただけます。
http://www.shakyo.or.jp/news/20140415_child.html
掲揚されたこいのぼり(写真左)と参加された皆さま(写真右)
■ 5 月 12 日は「民生委員・児童委員の日」です~各地で PR 活
動が展開されます
全国民生委員児童委員連合会(堀江正俊会長)では、毎年 5 月 12 日を「民生委員・
児童委員の日」と定めています。また、この日からの 1 週間(~5 月 18 日)を「活動強化
週間」としており、民生委員・児童委員の存在やその活動を広く住民に PR するべく、
全国各地の民児協においてさまざまな取り組みが展開されます。
5 月 12 日が「民生委員・児童委員の日」とされるのは、民生委員制度の源とされる岡
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山県の済世顧問制度設置規程が大正 6 年のこの日に公布されたことに由来します(明
後年、平成 29 年が民生委員制度創設 100 周年となります)。
民生委員・児童委員は、地域でさまざまな課題のある住民の皆様に対する身近な
相談相手として活動していますが、より委員の存在や活動を地域住民に理解されるよ
うはたらきかける必要があります。こうした機会をとらえ、広く関係者の協力も得て、多く
の人々に民生委員・児童委員制度を周知していくことが期待されます。
とくに、5 月 17 日(日)を全国一斉取り組み日としており、各地において、民生委員・
児童委員によるパレードや街頭での PR 活動、地域の全戸訪問活動など、さまざまな
取り組みが行われる予定です。 ぜひ、この機会に民生委員・児童委員を身近に感じ
ていただき、活動へのご理解とご協力をお願いします。
※詳しくは、下記の全国民生委員児童委員連合会ホームページをご覧ください。
http://www2.shakyo.or.jp/zenminjiren/news/2015/minseiiin_jidoiin_days.html
(↑画像をクリックすると全国民生委員児童委員連合会ホームページにジャンプします)
10
インフォメーション
詳細につきましては、中央福祉学院ホームページ
をご覧ください。
http://www.gakuin.gr.jp/
平成 27 年度「社会福祉主事資格認定通信課程 民間・秋期コース」
の受講者募集を開始しました
全社協中央福祉学院では、標記通信課程の平成 27 年度受講者を募集いたしま
す。
「社会福祉主事」は、福祉事務所の現業員や査察指導員等に必要とされる任用資
格ですが、特別養護老人ホームやデイサービスセンターなど民間社会福祉事業の多
くの現場においても、職員の基礎的な資格として広く取得され、準用されています。
標記課程は、約 40 年の実績を積み重ねている通信課程です。例年、社会福祉法
人や民間企業等を含め、年間 5,500 名(春・秋期コース通算)の方に受講いただいて
います。
また、本課程修了後、所定の相談援助業務に 2 年以上従事すると、本学院が実施
する社会福祉士通信課程短期養成施設の入学資格を得ることができます。主事資格
取得後のさらなるキャリアアップを見据えた継続的な学習を計画することが可能です。
本課程は、5 月 1 日より募集開始いたします。多くの方のご受講をお待ちしていま
す。
通信課程の概要
受講期間
学習内容
受 講 料
受講資格
申込期間
平成 27 年 10 月~平成 28 年 9 月(1 年間)
自宅学習によるレポート作成(16 科目)、面接授業(5 日間)
87,400 円(消費税込額)
(添削指導料、テキスト・教材費・面接授業料含む)
※面接授業時の交通費・宿泊費等は別途
民間社会福祉事業もしくは介護保険事業に現に従事している者
平成 27 年 5 月1日(金)~平成 27 年 6 月 30 日(火)(当日消印有効)
【受講案内・申込書のダウンロードはこちら】
http://www.gakuin.gr.jp/training/course305.html
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平成 27 年度「社会福祉協議会・社会福祉施設職員 会計実務講座」
受講者募集のご案内(8 月開講)
社会福祉法人に対し、厳しい視線とともに適切な経営
への期待が向けられるなか、標記講座は、社協と社会福
祉法人を取り巻く状況とその果たすべき役割を理解すると
ともに、組織の経営強化に向けて、「社会福祉法人会計
基準」に基づく会計実務等に係る知識・技術を習得し、会
計実務の向上を図ることを目的としています。
コースは、初級コース・中級コース(社協会計ならびに
施設会計)・上級コースを設定しており、受講される方の
経験・習熟度に応じて選択いただけます。
多くの方のご受講をお待ちしております。
(↑画像をクリックすると研修案内にジ
ャンプします)
受講期間
平成27年8月1日~平成28年1月31日(6ヵ月間)
【通信授業と面接授業を実施します】
受講対象
社会福祉協議会ならびに社会福祉法人立の社会福祉施設・事業所等
の会計実務担当者・役職員等
※その他の公益法人等が経営する社会福祉施設・事業所等の役職員
行政職員等「新社会福祉法人会計基準」に基づく会計実務を学習し
たい方の受講も可能です。
500名
36,000円(消費税込額)
(テキスト・教材費、添削指導料、面接授業料含む)
※面接授業時の交通費・宿泊費等は別途
平成27年6月12日(金)(当日消印有効)
定
員
受 講 料
申込期限
【受講案内・申込書のダウンロードはこちら】
http://www.gakuin.gr.jp/training/course307.html
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詳細につきましては、出版部ホームページをご覧く
図書・雑誌
ださい。
https://www.fukushinohon.gr.jp/
全社協の新刊・月刊誌
出版部で発売した図書と月刊誌の特集をご案内いたします。いずれの書籍も読者
の関心が高いテーマや重要な課題をとりあげていますので、関係者への周知にご協
力くださるようお願いいたします。
<新刊図書>
●『介護実習指導者テキスト
改訂版』
(公益社団法人日本介護福祉士会編)
本書は、「介護実習」を指導する社会福祉施設などの実
習指導者が、介護福祉士を養成するうえで必要な専門的
知識や指導方法などについてわかりやすく解説したテキス
トです。制度改正などの現状をふまえ前版を改訂し、より学
習しやすいように再構成し、さらに指導方法などの資料を
増補しています。各実習施設や事業所等において、ぜひ
本書をご活用ください。
(4 月 28 日発行 定価本体 2,400 円)
(↑画像をクリックすると図書購入ページに
ジャンプします)
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<月刊誌>
●特集「どうなる?養護老人ホーム」
『ふれあいケア』5 月号
養護老人ホームは、全国で 953 施設、54,306 人が入所す
る(平成 24 年 10 月 1 日現在厚生労働省調べ)「措置施設」
です。近年、養護老人ホームの利用は、生活保護率の上昇
や市町村の財政状況に大きく影響をうけ、一部の地域では
行政の「措置控え」により定員割れを起こしています。しかし、
都市部においては、独居高齢者やホームレスの高齢者の
増加などにともない、入所を待機せざるを得ない状況もあり、
地域格差が大きくなっている状況です。
本誌では、健康であっても生活に困窮し、生活の場を喪
失した高齢者を受け入れている養護老人ホームの現状とこ
れからのあり方について検証と課題提起をしています。
(↑画像をクリックすると図書購入ページに
高齢者福祉に関わる方々に読んでいただきたい内容で ジャンプします)
すので、ぜひ、ご購読をご検討ください。
(4 月 20 日発売 定価本体 971 円税別)
●特集「平成 26 年度『全国厚生労働関係部局長会議』
『厚生労働省社会・援護局関係主管課長会議』から」
『生活と福祉』4 月号
2 月 23 日(月)に開催された「全国厚生労働関係部局長会
議」と、3 月 9 日(月)に開催された厚生労働省社会・援護局関
係主管課長会議」から、当日の取材をもとに、生活保護行政
に関する説明について要旨を掲載しています。最新の情報を
日々の業務にお役立てください。
表紙は、今号からアートビリティ登録作家・秦 美紀子さん
の作品にリニューアルしました。
生活保護制度は社会保障制度の基礎です。福祉事務所
の方がただけではなく、社会福祉法人の皆さまもぜひ『生活と
福祉』のご購読をご検討ください。
(4 月 20 日発売 定価本体 386 円税別)
【問合せ先:出版部 TEL 03-3581-9511】
14
(↑画像をクリックすると図書購入ページに
ジャンプします)
詳細につきましては、全社協・政策委員
会サイト内「社会保障・福祉政策の動向
社会保障・福祉政策情報
と対応」をご覧ください。
http://zseisaku.net/trend/
※ 政策の動きや審議会等の会議情報、厚生労働省新着情報等をお知らせします。
政策動向
■ サービス付き高齢者向け住宅の整備等のあり方に関する検討会(第 4 回)【4 月 7 日】
中間とりまとめ(案)について協議
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr7_0
00009.html
■ 「安心居住政策研究会」の中間とりまとめの成案の公表について【4 月 17 日】
http://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000133.html
■ 「保健医療 2035」策定懇談会【4 月 22 日】
特設サイト
(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/hokeniryou
2035/)を開設したほか、「2035 年の保健医療」に関する提案・意見を募集(締切:5 月
20 日(水))
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syakaihosyou.html?tid=248884
■ 行政改革推進会議 歳出改革 WG 重要課題検証サブ・グループ(第 2 回)【4 月
24 日】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/gskaigi/working/dai2/gijisidai.html
■ 財政制度等審議会財政制度分科会【4 月 27 日】
夏の財政健全化計画においては、自然増を半減し 5,000 億円に社会保障関係費
の伸びをとどめる考え方、改革・効率化等の柱とそれに沿ったメニューを盛り込み、そ
の上で、年末に具体的な改革・効率化等の工程表を策定する必要がある等、社会保
障改革の基本的考え方の論点を整理している。
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/subof_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia270427.html
15
厚生労働省新着情報より
■ 「介護雇用管理改善等計画の全部改正案」の答申
厚生労働省では、この答申をふまえ、平成 27 年度から実施する介護雇用管理改善
等計画を作成し、介護労働者の雇用管理の改善等に取り組んでいくこととしている。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000081554.html
■ 改正労働安全衛生法に基づく「ストレスチェック制度」の具体的な運用方法を定めた省
令、告示、指針を公表
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000082587.html
■ 平成 27 年度社会福祉推進事業の募集(第 2 回)
提出期限:平成 27 年 5 月 13 日(水)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000082645.html
■ 平成 27 年度社会福祉推進事業(特定テーマ)採択団体を公表
採択団体および事業数は 8 団体 10 事業
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000083331.html
■ 平成 27 年度「児童虐待防止推進月間」標語を募集
提出期限:平成 27 年 6 月 16 日(火)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000075969.html
■ 平成 27 年度「地域創生人材育成事業」採択 9 道府県を決定
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000082878.html
■ 厚生労働大臣、経済産業副大臣が経団連会長に「夏の生活スタイル変革」に向けた
取り組みを要請
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000082865.html
<レポート送付先>
本レポートは、報道関係者、都道府県・指定都市社協、種別協議会等正副会
長、政策委員会委員、本会理事・評議員の方々にお送りしています。
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