2015(平成 27)年 2 月 16 日 全 社 協 日 全国社会福祉協議会 社会福祉法人 Japan National Council of Social Welfare (全社協 ぜんしゃきょう) Action Report 政策企画部 広報室 [email protected] TEL03-3581-4657 FAX03-3580-5721 〒100-8980 東京都千代田区霞が関 3-3-2 第 43 号 新霞が関ビル Topics 生活困窮者自立支援制度との連携、社協として一層の事業推進を~都道府県・指定都市 社協担当部課長会議 『社協・介護サービス事業推進方針 2015』をとりまとめ 身近な「おとな」として何ができるか~全国児童委員研究協議会 既存の制度にとどまらない地域の福祉ニーズに即した実践を~全国経営協高齢者福祉事業 経営セミナー 生活困窮者自立支援のための厚生事業関係施設の連携のあり方を協議~地域におけるセ ーフティネット推進セミナー 障害者の質の高い地域生活支援をめざして~地域生活支援推進会議 虐待根絶のために~被措置児童の権利擁護(虐待防止)に関する研修会 役割の再確認と力量の向上~地域生活支援ワーカー(地域福祉コーディネーター)リーダー研修会 新たな地域支援事業における地域包括・在宅介護支援センターの役割・機能を協議~全国 地域包括・在宅介護支援センター研修会 職場研修の推進・定着を図る~職場研修担当者研修会(施設職員コース・第 2 回) 社協職員としての高い志と向上心で、積極的にキャリアデザインを描く~都道府県・指定都市 社協中堅職員研修会 インフォメーション 社会保障・福祉政策情報 1 ■ 生活困窮者自立支援制度との連携、社協として一層の事業 推進を~都道府県・指定都市社協担当部課長会議 2 月 9 日(月)、全社協では都道府県・指定都市社会福祉協議会の担当部課長会議 を開催しました。今回の会議は、本年 4 月の生活困窮者自立支援制度の施行を控え、 関係する生活福祉資金、地域福祉、生活困窮者自立支援事業の各担当部署の責任 者を対象に開催したものです。 本年 4 月の新制度の施行に伴い、社協の事業においても、生活福祉資金貸付事業 の制度・運用の一部見直し(総合支援資金、緊急小口資金の貸付に際して自立相談 支援事業の利用を原則要件化するなど)が予定されているほか、厚生労働省における 予算の枠組みの変更に伴い、日常生活自立支援事業等を含むセーフティネット対策 支援事業費補助金の大幅な見直しが図られることとされています。今回の会議では、 そうした事項についての説明とともに、新制度との連携を含め、社協として一層の事業 推進を図っていくための協議を行いました。 行政説明では、厚生労働省より生活困窮者自立支援法の施行に向けた準備状況 や関連予算、生活福祉資金貸付事業等関連事業の見直し内容などの説明とともに、 地域の中核である社協に対し、新制度への協力等について期待が述べられました。 本会からは、事務局長の説明において、社協として生活困窮者自立支援事業のみ ならず、地域でさまざまな生活課題を抱える人びとへの支援を進めることは社協組織 の使命であること、また社会福祉法人のあり方が問われている中で、社協が地域の社 会福祉法人の協働の中心となることへの期待が寄せられていること等について説明を 行いました。 ■ 『社協・介護サービス事業推進方針 2015』をとりまとめ 全社協地域福祉推進委員会では、制度改 正を含めた介護サービスをめぐる情勢、利用 者のニーズや家族・地域の変化等を踏まえ、 平成 25 年度より介護サービス経営研究会幹 事会において社協の介護サービスのあり方 について検討を行い、この度『社協・介護サ ービス事業推進方針 2015』を策定しました。 同方針では、市区町村社協の約 7 割が介 護サービス事業を実施しており、財源や人材 2 画像をクリックすると概要版をご覧いただけます の面でも大きな位置を占めているにも関わらず、地域福祉の視点での社協らしい事業 展開が不十分であるという課題認識から、地域福祉と介護サービスの統合的な展開を すすめること、地域に密着した小規模なケア拠点づくりをすすめることなどを提起して います。 <5 つの推進方針> 地域福祉と介護サービスの連携強化 日常生活圏域における個別的なケアの推進 住民主体の助け合い活動・生活支援サービスの拡充とフォーマルサービス との連携 重度者を支える専門性の確保、医療との連携体制づくり 介護経営の強化と地域福祉の拠点・機能の整理、整備 ※全文は以下よりダウンロードできます。 地域福祉・ボランティア情報ネットワーク http://www.zcwvc.net/ 画像をクリックすると「地域福祉・ボランティア情報ネッ トワーク」にジャンプします。 ■ 身近な「おとな」として何ができるか~全国児童委員研究協議会 2 月 2 日(月)~3 日(火)の 2 日間にわたり、平成 26 年度全国児童委員研究協議 会が千葉市の東京ベイ幕張ホールにおいて、全国から 288 名の児童委員等の参加者 を得て開催されました。(主催:全国民生委員児童委員連合会、全国社会福祉協議 会) 近年、児童虐待や子どもの貧困、いじめ、ひきこもり、不登校など子どもをめぐる問 題は、ますます深刻化しており、学校や家庭で悩みを抱え、周囲に助けを求められず に孤立している子どもが増えています。 3 全民児連では、すべての民生委 員が児童委員でもあることから、平成 25 年 9 月に新たな「全国児童活動強 化推進方策」を策定し、児童委員活 動の発展と地域づくりの推進を図っ ています。 本研究協議会の初日のシンポジウ ムでは、そうした孤立している子ども に焦点をあて、身近な「おとな」である 児童委員として何ができるかについ 研究協議会当日の様子 て、児童虐待防止や不登校の子ども の支援を行っている団体の代表者を招いたシンポジウムを実施しました。 また翌日は、子どもの貧困問題への対応など、4 つの分科会に分かれ、全国各地の 民児協の事例発表を中心に意見交換を行いました。 ■ 既存の制度にとどまらない地域の福祉ニーズに即した実践を~ 全国経営協高齢者福祉事業経営セミナー 全国社会福祉法人経営者協議会(会長 高岡國士)は、平成 26 年度高齢者福祉 事業経営セミナーを 2 月 3 日(火)~4 日(水)の 2 日間の日程でパシフィコ横浜にて開 催しました。 今年度のセミナーは、全国経営協・高齢者福祉事業経営委員会の平田直之委員 長による基調説明のほか、厚生労働省老健局による介護報酬改定のポイント並びに 内閣官房社会保障改革担当室による「社会保障・税一体改革」についての講義、神 奈川県立保健福祉大学山崎泰彦名誉教授による講演「地域包括ケアと医療提供体 制」、また「高齢者福祉事業を経営する社会福祉法人が果たすべき役割」をテーマとし たパネルディスカッション等により、高齢者福祉事業を経営する社会福祉法人が既存 の制度にとどまらない、地域の福祉ニーズに即した実践の一層の充実を図ることを目 的としました。 「地域包括ケアシステム構築に向けた政策動向と社会福祉法人の役割」をテーマに 講演した田中滋慶応義塾大学名誉教授は、社会福祉法人に対して既存事業を超え るニーズに先駆的・開拓的に対応するとともに、地域包括ケアシステム構築過程への 主体的な参加、主導を期待として述べました。 4 ■ 生活困窮者自立支援のための厚生事業関係施設の連携の あり方を協議~地域におけるセーフティネット推進セミナー 全国厚生事業団体連絡協議会(会長 大西 豊美/全国救護施設協議会、全国更 宿施設連絡協議会、全国身体障害者更生施設協議会、全国婦人保護施設等連絡協 議会の 4 団体で構成)は、厚生事業関係施設が行う生活困窮者への支援について、 その機能や役割、実践内容の共有と充実をめざし、「平成 26 年度(第 9 回)地域にお けるセーフティネット推進セミナー」を 1 月 27 日(火)~28 日(水)に全社協会議室にお いて開催しました。 関係施設役職員等約 100 名が参加した今回は、特に、同協議会設置の「生活困窮 者自立支援に向けたネットワーク構築に関する検討特別委員会」がとりまとめた、関係 施設間における連携のあり方を中心とした中間報告の内容を核としつつ、生活困窮者 自立支援制度に関する行政説明、協議会を構成する 4 団体からの取り組み内容報告、 さらに「中間報告」を受けての、連携実現に向けた施設種別を超えてのグループ討議 を開催しました。さらに、新保美香明治学院大学教授を迎え、ワールドカフェ方式によ る意見討論を実践しました。 参加者からは「さまざまな施設の意見を聞いて視野を広げることができ、特に中間的 就労の場をどのように提供していけるかを考えるきっかけとなった」「施設職員が苦手と している発信力の重要性を実践的に学べてよかった」などの感想がありました。 ■ 障害者の質の高い地域生活支援をめざして~地域生活支援 推進会議 全国身体障害者施設協議会(会長 日野博愛)は、障害者支援施設が行う障害者 の地域生活支援の方向性を見極め、地域での質の高い暮らしの実現に向けた実践を 一層充実させていくことを目的として研究・協議するため、「地域生活支援推進会議」 を毎年開催しています。 第 14 回となる今回は、1 月 29 日(木)~30 日(金)の 2 日間、会員施設と、施設を 拠点として地域生活支援を行う関係事業所の役職員等 136 名が参加し、東京都江東 区のタイム 24 ビルにて開催しました。 厚生労働省からの関連施策の動向説明、フロア参加型での地域資源とのネットワー クづくりに関する公開委員会、それに続く分科会では相談支援事業、グループホーム 運営、日中支援の充実をテーマに実践報告やグループ討議が行われました。 5 参加者からは「地域連携を考える際、地域全体を育てる視点を持ち、広域での面的 多機能型の取り組みを進める重要性を理解できた」「他の社会資源にも目を向け、積 極的なコミュニケーションを図りつつ地域福祉のビジョンを共有していける地域の仲間 づくりの大切さを学べた」などの感想がありました。 フロア参加型公開委員会の様子(参加者全員への質問に回答している様子) ■ 虐待根絶のために~被措置児童の権利擁護(虐待防止)に関 する研修会 全国児童養護施設協議会(会長 藤野興一)では、被措置児童等への虐待(いわゆ る施設内虐待)を根絶するため、各都道府県・指定都市での児童養護施設協議会組 織において、平成 27 年度より 3 年以内に当該都道府県市下の全職員を対象とした、 被措置児童の権利擁護に関する研修会を開催することを呼びかけるとともに、当該研 修会の企画・開催に資するべく、「被措置児童の権利擁護(虐待防止)に関する研修 会」を開催しました。 [日 程] 平成 27 年 2 月 4 日(水) [会 場] 全社協会議室 [参加者] 101 名 (全養協協議員、都道府県養協等の研修企画担当役員・事務局等) ■ 役割の再確認と力量の向上~地域生活支援ワーカー(地域福 祉コーディネーター)リーダー研修会 2 月 5 日(木)~6 日(金)、全社協会議室において「地域生活支援ワーカー(地域福 祉コーディネーター)リーダー研修会」を開催しました。本研修は、地域における孤立 6 をはじめ多様な生活課題など制度の狭間の問題に対応するため、住民と協働して個 別支援を行い、あるいは地域に新たな仕組みをつくっていくワーカーを対象に、その 役割の再確認や力量の向上等を目的としています。昨年度からは、各地域において も学びの場を増やしていくためのリーダー養成という位置づけを加え、今年度は 102 名が参加しました。 第 1 日目は地域生活支援ワーカーをとりまく動向や位置づけ、実際にコミュニティソ ーシャルワーカーを配置して活動を展開している大阪府豊中市社会福祉協議会の実 践などから役割を学びました。第 2 日目は地域で関係者と協働していくための多様な 視点を体験したり、参加者が持ち寄った個別支援事例を使ったケースメソッドなどの演 習を通し、住民との協働による支援展開の習得を行いました。講師は同志社大学の上 野谷加代子教授、同 野村裕美准教授、豊中市社会福祉協議会勝部麗子事務局次 長です。 また、今年度は、市区町村社協職員の養成に取り組む都道府県・指定都市社協職 員を対象に選択講義を実施し、滋賀県社会福祉協議会の谷口郁美地域福祉部長を 招き滋賀県内における取り組みについての講義を行いました。 ■新たな地域支援事業における地域包括・在宅介護支援 センターの役割・機能を協議~全国地域包括・在宅介護支援 センター研修会 全国地域包括・在宅介護支援センター研修会(主催:全国地域包括・在宅介護支 援センター協議会)が、2 月 6 日(金)、都内において 220 名余の参加を得て開催され ました。 介護保険制度は昨年、地域包括ケア システムの構築と費用負担の公平化の 二本を柱に大きな改正が行われました が、地域包括・在宅介護支援センターに 関わっては、特に新たな地域支援事業 研修会当日の様子 にどう取り組んでいくかが課題となって います。 在宅医療・介護連携、認知症施策の 推進、地域ケア会議の推進、生活支援 サービスの充実・強化など、新たにセン ターが担うべき役割も増え、それぞれの 7 地域でどのように事業を具体化していくのかなどについて、行政説明や講義をいただ いた後、ワークショップとして実践レポートを踏まえた協議を参加者間で行いました。 生活支援サービスの充実・強化に向けて市町村に設置予定の「協議体」や配置さ れる「生活支援コーディネーター」と、センターとの関係や連携方法、医療・介護連携 をめざし顔の見える関係づくりの手法等、参加者が抱える課題について協議し、参加 者は事業についての理解を深め、今後取り組んでいく上での参考としました。 ■ 職場研修の推進・定着を図る~職場研修担当者研修会(施 設職員コース・第 2 回) 中央福祉学院では、社会福祉法 人・施設等における「職場研修」の 推進・定着を図るために、その推進 を担う職場研修担当者を対象とした 「職場研修担当者研修会」を毎年開 催しています。このうち、「施設職員 コース」については受講希望者が多 いため、本年度は 2 回開催とし、第 2 回を 2 月 1 日(日)~3 日(火)に 76 名の受講を得て開催しました。 本コースでは、法人・施設の職場 演習中心のプログラムで、各法人・施設の 研修の推進実態やOJTの現状を診 職場研修担当者がともに学び合います 断し、職場における活性化方策の検 討のほか、研修技法の 1 つとして「セブンクロス法」を用いた討議と課題整理の体験、 年度研修計画のモデルシートを使った計画策定など、職場研修推進の方策や実施す るうえでのポイントを学びました。テキストは、本会出版部発行の『福祉の「職場研修」 マニュアル』を使用しました。 職場研修担当者研修会は、平成 27 年度も 2 回の開催を予定しております。詳細に ついては別途ご案内いたしますので、ふるってご参加ください。 8 ■ 社協職員としての高い志と向上心で、積極的にキャリアデザイン を描く~都道府県・指定都市社協中堅職員研修会 中央福祉学院では、2月1日(日)~3日(火)にかけて標記研修会を開催しました。 全国から42名が参加し、3日間の講義・演習を通して参加者一人ひとりが、当面の重 点目標とそれに向けたアクションプランを設定することができました。3日間の主な内容 は次のとおりです。 1日目は、本会・渋谷事務局長により、制度動向において注目すべきポイントや都道 府県・指定都市社協の役割、地域福祉の考え方や社協がかかえる課題とともに、中堅 職員への期待について講義を行いました。その後、北翔大学の林恭裕教授による進 行のもと、全社協職員4名をファシリテーターとして交えながら、グループごとにSWOT 分析を行い、都道府県・指定都市社協のおかれている環境について理解を深めまし た。 2日目は、初日とグループ編成を変更し、午前中は都道府県・指定都市社協の中堅 職員に求められる役割をセブンクロス法で検討しました。いずれのグループも、具体的 な行動目標を立てることで現実的な議論が展開されました。都道府県・指定都市社協 からは3名のファシリテーター(山形県社協の渡邉陽氏、埼玉県社協の奥野淳子氏、 名古屋市社協の野川すみれ氏)にご参加いただき、経験に基づいたコメントをいただ きました。午後には、各自のリーダーシップスタイルの診断を行った後、これまでのワ ークを踏まえて各々の重点取組課題の設定をしました。 最終日は、ファシリテーター3名より「私のターニングポイント」をテーマに報告をいた だいた後、受講者それぞれが自身のキャリアデザインを描くワークを行いました。 研修を通じて受講者相互の情報交換や交流が進み、受講者の士気の高まりと会場の 一体感により、社協職員同士の力強いネットワークが形成されました。 研修会最終日に撮影した集合写真(L=LOFOS の L) 9 インフォメーション ■セミナー等 第 10 回権利擁護・虐待防止セミナー 「精神障害のある人の権利擁護・虐待防止」申込締切を延長します 前号でご案内した第 10 回権利擁護・虐待防止セミナーにつきまして、当初、申込 締切を 2 月 20 日(金)必着としていましたが、20 日以降も、定員の範囲内で、参加申 込を受け付けます。 『月刊福祉』3 月号(103 頁)、『ふれあいケア』2 月号(78 頁)、『保育の友』3 月号(52 頁)いずれかに掲載されている本セミナーの応募シールまたは応募券を貼付の場合、 参加費 9,000 円が 7,000 円になります。詳細は下記より開催要綱をご覧ください。 皆様のご参加をお待ちしております。 日 時 平成 27 年 3 月 6 日(金) 10:30~16:30 会 場 全社協・灘尾ホール 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビルLB階 申込方法 下記 URL より開催要綱をダウンロードし、申込書に必要事項をご記入のう え、申込締切日までに、名鉄観光・霞が関支店宛に郵送(参加費 7,000 円の場合)、またはファクシミリ(参加費 9,000 円の場合)してください。 ◇開催要綱や申込書は下記よりダウンロードしてください。 http://www.shakyo.or.jp/news/seminar_No10_201450129.pdf 詳細につきましては、出版部ホームページをご覧く 図書・雑誌 ださい。 https://www.fukushinohon.gr.jp/ 全社協の新刊・月刊誌 出版部で発売した図書と月刊誌の特集をご案内いたします。いずれの書籍も重要 なテーマとして関心が高いものや最新の課題・情報をとりあげていますので、ご購読に つきまして、広報、周知にご協力願います。 10 <新刊図書> ●『社会福祉施設経営管理論 2015』 (武居敏編著) 社会福祉施設にかかわる最新データを掲載した施設経営の基 本を学ぶためのテキストです。施設長をはじめとする管理者が社 会福祉施設を経営するうえで知っておくべき法制度、サービス管 理、人事・労務管理、情報管理などについてわかりやすく解説し ました。 事例を多く取り上げて具体的な内容としましたので、各地の研 修会等においても是非ご活用ください。 (2 月 10 日発売 定価本体 2,400 円税別) (↑画像をクリックすると図書購入 ページにジャンプします) <月刊誌> ●特集「コミュニティ再生と福祉のこころ」 『月刊福祉』3 月号 平成 26 年 5 月に日本創生会議が公表した「ストップ少子化・ 地方元気戦略」は、「2040 年に 20 歳~39 歳の女性の数が 49.8%の 市区町村で 5 割以上減り、推計対象の全国約 1,800 市町村のうち 523 では人口が 1 万人未満となって消滅するおそれがある」とし、社 会に衝撃を与えました。その一方、人口減少地域におけるコミュニ ティ再生に取り組んでいる自治体もあります。 今月号の特集では、これからの社会に必要な共生社会、インク ルージョンについて考えるとともに、過疎地や被災地などにおける コミュニティ再生の例を紹介し、コミュニティの復興に必要な視点に ついて幅広く考察しました。 (2 月 6 日発売 定価本体 971 円税別) 103 頁に第 10 回権利擁護・ 虐待防止セミナーの応募券つき。 (参加費 2,000 円 OFF!) (↑画像をクリックすると図書購入 ページにジャンプします) 11 ●特集Ⅰ「私たちの指導計画のまとめと課題」、特集Ⅱ「あそびを通して保育を考える」 『保育の友』3 月号 特集Ⅰ 本誌の「私たちの指導計画」のコーナーで 1 年間にわたって連載 いただいた各グループによるふりかえりを掲載しました。指導計画作 りを通して得られた学びを共有するとともに、皆さんの園で新年度 の指導計画の作成と保育実践をおこなっていくために参考としてく ださい。 52 頁に第 10 回権利擁護・ 虐待防止セミナーの応募券つき。 (参加費 2,000 円 OFF!) 特集Ⅱ 子どもはあそびを通して学び、成長していきます。そのため保育 者は、あそびなど日常の姿を子どもの思いに寄り添って考え、育ち につなげていくことが大切です。これまでも環境やあそびを通して 行う保育(教育)の重要性が示されており、保育所でもそのことをふ (↑画像をクリックすると図書購入 まえた実践が重ねられています。 ページにジャンプします) そこで乳幼児期のこどもにとってのあそびのもつ意味やあそびを 通した保育のあり方について考えてみました。 (2 月 9 日発売 定価本体 581 円税別) 【問合せ先:出版部 TEL 03-3581-9511】 12 詳細につきましては、全社協・政策委員 会サイト内「社会保障・福祉政策の動向 社会保障・福祉政策情報 と対応」をご覧ください。 http://zseisaku.net/trend/ ※ 政策の動きや審議会等の会議情報、厚生労働省新着情報等をお知らせします。 政策動向 ■ 子ども・子育て会議(第 22 回)、子ども・子育て会議基準検討部会(第 26 回)合同会 議【2 月 5 日】 公定価格について http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kodomo_kosodate/ k_22/index.html ■ 第 119 回社会保障審議会介護給付費分科会【2 月 6 日】 平成 27 年度介護報酬改定案について http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000073442.html ■ 経済財政諮問会議平成 27 年度第 1 回政策コメンテーター委員会【2 月 6 日】 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/commentator/0206 agenda.html ■ 地域医療連携推進法人制度(仮称)の創設及び医療法人制度の見直しに関するとり まとめについて【2 月 9 日】 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000073695.html ■ 社会保障審議会福祉部会報告書「社会福祉法人制度改革について」【2 月 13 日】 「社会保障審議会福祉部会」(座長:田中滋慶應義塾大学名誉教授)において、報 告書がとりまとめられた。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000074114.html 13 厚生労働省新着情報より ■ 平成 25 年度高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援に関する法律に基 づく対応状況等に関する調査結果 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000072782.html ■ 平成 25 年社会福祉施設等調査の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/fukushi/13/index.html ■ 保育施設における事故報告集計 平成 26 年 1 月 1 日から平成 26 年 12 月 31 日までの間に報告のあった保育施設に おける事故報告。報告件数は 177 件(内、平成 26 年に発生した事故件数は 118 件)。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000072858.html ■ 第 9 回中高年縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)の概況 平成 17 年 10 月末に 50~59 歳であった全国の中高年者世代の男女に対して、家 族の状況、健康の状況、就業の状況などを継続的に調査。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/chukou14/index.html ■ 労働政策審議会建議「今後の労働時間法制等の在り方について」 労働政策審議会(会長:樋口美雄 慶應義塾大学商学部教授)は、平成 25 年9月 から労働条件分科会(分科会長:岩村 正彦 東京大学大学院法学政治学研究科教 授)において審議を重ねてきた結果、厚生労働大臣に対し、今後の労働時間法制等 の在り方について建議を行った。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000073981.html <レポート送付先> 本レポートは、報道関係者、都道府県・指定都市社協、種別協議会等正副会 長、政策委員会委員、本会理事・評議員の方々にお送りしています。 14
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