全社協 アクションReport 第40号(平成27年1月6日)(PDFファイル 1398

2015(平成 27)年 1 月 6 日
全 社 協
日
全国社会福祉協議会
社会福祉法人
Japan National Council of Social Welfare
(全社協 ぜんしゃきょう)
Action Report
政策企画部 広報室 [email protected]
TEL03-3581-4657
FAX03-3580-5721
〒100-8980 東京都千代田区霞が関 3-3-2
第 40 号
新霞が関ビル
Topics
 年頭にあたり
全社協会長 斎藤 十朗
 全社協副会長に前田保氏(青森県社協会長)が就任~第 174 回評議
員会を開催
 社会福祉法人への法人税非課税等の税制は「引き続き検討」~平成 27 年
度税制改正大綱とりまとめ
 第 2 回総会にて各福祉団体から意見聴取~自民党・社会福祉推進議員
連盟
 平成 27 年度子ども・子育て支援新制度の予算確保の緊急要望書を厚生
労働大臣・内閣府特命担当大臣に提出~政策委員会
 協働による災害ボランティアセンター運営が年々進化~都道府県・指定都市
社協災害ボランティアセンター担当者会議
 サービスの質の担保と、そのための組織づくり、人材育成を学ぶ~社会福祉法
人経営者研修会-サービス管理コースを開催
インフォメーション
社会保障・福祉政策情報
1
■ 年頭にあたり
社会福祉法人全国社会福祉協議会
会 長
斎 藤 十 朗
平成 27 年の新春をお元気に迎えられたこととお慶び申し上げます
いま我が国では、世界に類をみない超高齢社会をむかえ、誰もが安心して暮らすこ
とができる社会システムを構築すべく、社会保障制度改革が進められています。
平成 27 年度は、生活困窮、介護・高齢、児童、障害などの各分野の社会福祉制度
見直しが実行される年であり、これまでの福祉関係者の意見や要望が確実に反映され
る取り組みをすすめなければなりません。
また、社会福祉法人のあり方の見直しについては、社会福祉法人の原点を再確認
し、率先して地域の福祉課題に対応していくという本来の使命を果たしていくことが、
今後も国民の信認を得ることにつながるものと確信いたします。
とりわけ、社会福祉法人に対する課税問題については、私たち社会福祉関係者の
強力な運動により、昨年末の与党税制改正大綱において、「課税のあり方について引
き続き検討」することとされました。ここで手を緩めることなく、社会福祉制度の誤りなき
発展のため、言うべきことは断固として主張するとともに、地域における新たな課題に
しっかりと向き合い、地域社会における信頼を確固たるものとしていかなければなりま
せん。
東日本大震災から間もなく 4 年を迎えようとしています。私たちは、今なお不自由な
生活を強いられている大勢の方々がおられることを忘れることなく、思いを寄せながら
一日も早く安心した生活を取り戻すことができるよう、力を尽くしていくことが必要だと考
えます。
また、昨年も台風や豪雨、火山噴火といった自然災害が各地で相次ぎました。今後
とも、社会福祉関係者が一丸となって、大規模災害に対して、即応性のある体制を確
立していかなければならないと考えております。
社会福祉を取り巻く状況が大きく変化するなか、課題が山積していますが、すべて
の国民が安心して暮らすことのできる社会づくりに向けて、社会福祉関係者がそれぞ
れの地域に根ざした福祉実践を展開されますよう、ご理解とご協力をよろしくお願いい
たします。
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■ 全社協副会長に前田保氏(青森県社協会長)が就任~
第174回評議員会を開催
全社協では、第 174 回評議員会(文書審議)を開催し、本年度第一次収支補正予
算(案)ならびに副会長および理事の補充選任について審議し、12 月 11 日付で原案
どおり承認されました。
佐々木満副会長(秋田県社協前会長)が 9 月 30 日付で退任され、欠員となってい
た副会長には、前田保氏(青森県社協会長)が選任され、同じく欠員となっていた理
事 2 名については、鈴木隆一氏(宮城県社協会長)、駒場玲子氏(全国老人クラブ連
合会副会長)が選任されました。任期は、いずれも平成 26 年 12 月 11 日から平成 27
年 5 月 19 日です。(総務部)
■ 社会福祉法人への法人税非課税等の税制は「引き続き検討」
~平成 27 年度税制改正大綱とりまとめ
自民・公明両党は、12 月 30 日(火)、平成 27 年度税制改正大綱を決定しました。
大綱では、「企業が収益力を高め、賃上げにより積極的に取り組んでいくよう促して
いく必要がある」ことから、「平成 27 年度から法人税改革に着手し、一部の黒字企業に
税負担が偏っている状況を是正して、広く負担を分かち合う構造へと改革する」とされ
ました。
具体的な改革の枠組みとして、「平成 27 年度を初年度とし、以後数年で、法人実効
税率を 20%台まで引き下げることを目指す」こと、「制度改正を通じた課税ベースの拡
大等により、恒久財源をしっかりと確保する」とされています。
公益法人等については、「非収益事業について民間競合が生じていないか、収益
事業への課税において軽減税率とみなし寄附金制度がともに適用されることが過剰な
支援となっていないかといった点について実態を丁寧に検証」するとし、「課税のあり
方について引き続き検討」とされました。
公益法人等への課税のあり方については、自民党税制調査会等において引き続き、
平成 28 年度税制改正に向けて検討されることとなります。全社協におきましては、引き
続き社会福祉法人の税制を堅持するための対応を全社協・政策委員会、都道府県・
指定都市社協、種別協議会等の連携のもと図ることとしています。
3
■ 第 2 回総会にて各福祉団体から意見聴取~自民党・社会
福祉推進議員連盟
12 月 26 日(金)に参議院議員会館
にて社会福祉推進議員連盟総会(会
長 衛藤晟一参議院議員)が開催さ
れ、全社協を構成する各種別協議会
会長ならびに全社協髙井康行副会
長、寺尾徹常務理事が出席しました。
本会からは、①社会福祉法人の法
人税非課税等の堅持について ②平
総会の様子
成 27 年度社会福祉関係予算の確保
について ③社会福祉法人のあり方についての 3 点について要望しました。
出席議員からは、介護報酬の引き下げに
ついて、実態を数字で明らかにしていくことの
必要性や、社会福祉法人への法人税課税が
検討されていることについて、社会福祉法人
としても情報開示に取り組み、存在意義を示
していくことが必要ではないかという旨の提起
要望内容を説明する髙井副会長
がありました。
■ 平成 27 年度子ども・子育て支援新制度の予算確保の緊急要
望書を厚生労働大臣・内閣府特命担当大臣に提出~政策委
員会
12 月 25 日(木)、全社協・政策委員会(井手之上優委員長)では、「平成 27 年度子
ども・子育て支援新制度の予算確保にかかる緊急要望」を塩崎恭久厚生労働大臣、
有村治子内閣府特命担当大臣宛に提出しました。本要望は、前日に第 3 次安倍内閣
が発足したことを受け、改めて、消費税の再増税の時期にかかわらず、平成 27 年 4 月
から本格施行される子ども・子育て支援新制度に必要とされる財源確保を要望したも
のです。
要望内容については、下記をご覧ください。
http://www.zseisaku.net/data/te261225.pdf
4
■ 協働による災害ボランティアセンター運営が年々進化~都道府
県・指定都市社協災害ボランティアセンター担当者会議
12 月 22 日(月)、全社協会議室にて、「都道府県・指定都市社協災害ボランティア
センター担当者会議」を 51 名の参加を得て開催しました。
本年度も昨年同様、梅雨から台風の時期には多く
の地域で水害や土砂災害が発生しました。また、長野
県北部での地震、徳島県での豪雪による孤立など、さ
まざまな災害が立て続けにおこり、全国各地で社協を
中心とした災害ボランティア活動による被災者支援が
展開されました。
それを受けて、会議では、まず平成 26 年度に発生
広島市土砂災害の報告
した災害対応について被災県から情報提供を行いまし
た。その後、特に 3 つの災害(7 月の山形県南陽市水
害、8 月の徳島県での水害、そして 8 月の広島市土砂災害)については、地元の青年
会議所や NPO 関係者にお越しいただき、社協との協働がどのように行われたかをお
話しいただくことを通じて、協働による災害ボランティアセンター運営が年々進化して
いる実態について共有しました。
後半は都道府県・指定都市社協における災害協定やそれぞれの相互応援の仕組
みについて、事前資料をもとに共有するとともに、宮城県、徳島県などから具体的な検
討状況の説明を受けました。その後、各ブロックでブロック間における連携のあり方等
についての協議を行いました。
また今回は、災害時の円滑な官
民連携につながるよう、内閣府(防
災普及啓発担当)や厚労省地域
福祉課からもオブザーバーとして
出席をいただき、社協における支
援の状況を知っていただくとともに、
情報共有を密に行っていくことを
確認しました。
ブロックごとに支援体制等のあり方を協議
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■ サービスの質の担保と、そのための組織づくり、人材育成を学ぶ
~社会福祉法人経営者研修会-サービス管理コースを開催
中央福祉学院では、12 月 16 日(火)
~18 日(木)に標記研修会(参加者 83
名)を開催しました。本研修会サービス
管理コースは、社会福祉法人として質
の高いサービスを提供する方法や、そ
のために求められる組織づくりや人材
育成のあり方について学ぶコースです。
今年度は、西九州大学大学院教授の
倉田康路氏より、利用者や家族が苦情
申立に至るプロセスの構造や、実際の
研修会当日の様子
苦情対応事例をふまえ、苦情を活用した
サービスの質の向上のあり方について講
義されたほか、社会福祉法人依田窪福祉会常務理事の村岡裕氏からは、福祉サービ
スの質を維持・向上していくための業務標準の必要性について、実際の業務手順書
の作成方法や、業務手順書を教育訓練や人材育成に活用する方法等について、講
義と演習により学びました。
そのほか、株式会社アイエスエフネット代表取締役の渡邉幸義氏より、顧客のみな
らず社員や地域から信頼される「おもてなし経営」のポイントや、「社会的企業」として
障害者や引きこもりの人などを積極的に雇用する取り組み等について実践を踏まえた
お話がありました。
和洋女子大学学長の岸田宏司氏からは、競争激化の時代に選ばれる社会福祉法
人となるために必要なこととして、人の確保については、働く価値のある仕事の構築、
法人における福祉キャリアの形成と継続、また法人経営の維持と安定については、サ
ービスの透明性やコストの可視化、PDCAサイクルの実現、法人理念の体現や社会
福祉法人の公益性の発揮等が重要である、等の講義が行われました。
受講者からは、「業務標準を図るうえでの可視化と重点指向というポイントが理解で
きた」「法人理念を体現できるイメージリーダーとなる職員を育成する発想が新鮮」
等々、新たな気づきを得られた、という声が寄せられました。
社会福祉法人のあり方が議論されている中、全国各地から法人経営者や管理職等
に参加いただき、社会福祉法人としてのサービス提供のあり方や、社会的役割をいか
に果たしていくか等について理解と学びを深めることができた研修会となりました。
6
インフォメーション
■セミナー
予告
日
時
会
場
テ ー マ
参加対象
第 10 回権利擁護・虐待防止セミナー
平成 27 年 3 月 6 日(金) 10:30~16:30
全社協・灘尾ホール 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビルLB階
「精神障害のある人の権利擁護・虐待防止」
地域包括支援センター、在宅介護支援センター、障害者虐待防止センタ
ー、障害者権利擁護センター、児童家庭支援センター、地域生活定着支
援センター、福祉施設(児童・高齢者・障害者福祉施設)、民生委員・児
童委員、社会福祉協議会(日常生活自立支援事業、成年後見センター、
生活困窮者支援事業関係部所)、市区町村、都道府県、児童相談所、福
祉事務所、虐待防止活動を行う非営利組織・専門職組織、教育機関、医
療機関、対人援助専門職(社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士)
等 (定員 200 名)
※詳細は、追って本全社協 Action Report および全社協ホームページにてお知らせ
いたします。
詳細につきましては、出版部ホームページをご覧く
図書・雑誌
ださい。
https://www.fukushinohon.gr.jp/
全社協の新刊・月刊誌
出版部で発売した図書と月刊誌の特集をご案内いたします。いずれの書籍も重要
なテーマとして関心が高いものや最新の課題・情報をとりあげていますので、ご購読に
つきまして、広報、周知にご協力願います。
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<月刊誌>
●特集『「尊厳を支えるケア」をしていますか?』
『ふれあいケア』1 月号
平成 15 年(2003 年)6 月に発表された「2015 年の高齢者介護」(高
齢者介護研究会報告書)において、「高齢者の尊厳を支えるケア」と
は「高齢者がたとえ要介護状態になったとしても、その人らしい生活
を自分の意思で送ることを可能とすること」と定義されています。
認知症などにより意思判断能力が低下している高齢者の場合、
その尊厳を支えるケアを行う際には、「認知症アセスメント」の活用も
有効です。
(↑画像をクリックすると図書購入ページ
今月号の特集では、今、介護現場で行われているケアを検証し、 にジャンプします)
「尊厳を支えるケア」について考察しました。
その他、『ふれあいケア』では、「ワンポイント介護技術」「暮らしを支えるチームワーク
他職種連携の実践と検証」「虐待防止のための 12 のトレーニング」など介護の現場で
役立つ連載を掲載していますので、未購読の皆さんも是非、定期購読をご検討くださ
い。(12 月 22 日発売 定価本体 971 円税別)
●特集『座談会 ケースワーカーの仕事の魅力とやりがいを語ろう』
『生活と福祉』12 月号
今月号の特集では、「ケースワーカーの仕事の魅力とやりがいを
語ろう」をテーマとして開催した座談会を収録しました。明治学院大
学の新保美香教授の司会で、3 人のケースワーカーの方々に出席
いただき、仕事のやりがい、難しさと、日々の仕事をよりよいものと
するための工夫などについて語っていただきました。出席者は、地
域性の違い、職場環境の違いがあるなか、共通して、自分独りで全
てを抱え込むのではなく、チームワークさらに関係機関との連携・
協働体制づくりの重要性を語るとともに、ストレスを背負いやすい仕
(↑画像をクリックすると図書購入
事なので、オンとオフの切り替えも必要だと言っています。
ページにジャンプします)
その他今月号の『生活と福祉』では、「改正生活保護法逐条解説」
コーナーでは「指定医療機関の指定制度の見直し」「指定医療機
関の指定の更新」について、「生活困窮者自立促進モデル事業・自立相談支援事業」
では「誰ひとり置き去りにしないまちづくり」への取り組みを掲載しています。
生活保護制度は社会保障制度の基礎です。福祉事務所の方々だけではなく、社
会福祉法人の皆さんも是非、『生活と福祉』の購読をご検討ください。
(12 月 22 日発売 定価本体 386 円税別)
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詳細につきましては、全社協・政策委員
会サイト内「社会保障・福祉政策の動向
社会保障・福祉政策情報
と対応」をご覧ください。
http://zseisaku.net/trend/
※ 政策の動きや審議会等の会議情報、厚生労働省新着情報等をお知らせします。
政策動向
■ 生活保護受給者の健康管理の在り方に関する研究会とりまとめ【12 月 16 日】
厚生労働省では、このとりまとめをふまえ、今後、生活保護受給者の健康の保持及
び増進のための取り組みを推進していく。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000068896.html
■ 第 10 回社会保障審議会福祉部会【12 月 19 日】
社会福祉法人については、税制優遇や公金の支出があることもふまえ、公益財団
法人と同等またはそれ以上に役員報酬や取引等における透明性を確保する必要があ
るとされた。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000069451.html
■ 第 3 回まち・ひと・しごと創生本部会合【12 月 19 日】
まち・ひと・しごと創生法が施行され、まち・ひと・しごと創生本部(以下、「本部」)が法
定になったことに伴い、本部の運営等について改めて定められた。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/dai3/gijisidai.html
■ 第 20 回経済財政諮問会議【12 月 22 日】
(1)新内閣における今後の検討課題について
(2)歳出の重点化・効率化(地方財政・地域活性化)
(3)平成 27 年度予算編成の基本方針(案)について
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2014/1222/agend
a.html
■ 平成 27 年度税制改正大綱【12 月 30 日】
https://www.jimin.jp/news/policy/126806.html
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厚生労働省新着情報より
■ 今後の長時間労働対策について
1 月以降の取り組みについて、都道府県労働局に「働き方改革推進本部」を設置す
ること、時間外労働が月 100 時間を超える事業場等への監督指導を徹底することなど、
今後の長時間労働対策が示された。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069512.html
■ 平成 25 年度母子家庭の母及び父子家庭の父の自立支援施策の実施状況を公表
母子のみにより構成される母子世帯数は約 76 万世帯、父子のみにより構成される
父子世帯数は約 9 万世帯。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000069501.html
■ 平成 26 年上半期雇用動向調査結果の概況
入職率 10.7%、離職率 8.6%で、入職率は前年同期より 1.3 ポイント上昇。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/15-1/index
.html
■ 平成 25 年度厚生年金保険・国民年金事業の概況について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000068702.html
■ 社会福祉施設等の耐震化状況調査の結果
平成 25 年の社会福祉施設等の耐震化率は 86.3%(前回の平成 24 年調査
〔84.3%〕より 2.0 ポイントの向上。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069080.html
■ 「くるみん」取得企業数 2,000 社を達成
次世代育成支援対策推進法の認定マーク「くるみん」を取得した企業が平成 26 年
11 月末現在で 2,011 社となり、「子ども・子育てビジョン(平成 22 年 1 月 29 日閣議決
定)」で定められた、平成 26 年度末までに 2,000 社を達成するという目標を超えた。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069384.html
■ 臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の申請及び支給決定の状況につ
いて
10
11 月末時点の支給決定人数は、臨時福祉給付金が 1,782 万人、子育て世帯臨時
特例給付金が 1,258 万人。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069400.html
■ 平成 25 年度障害者雇用実態調査の結果を公表
前回調査(平成 20 年度)と比較し、総計で雇用者数が増加し、全体的に障害者雇
用は着実に進展。特に、知的障害者と精神障害者については、週 20 時間以上 30 時
間未満の雇用者数の伸びが堅調。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000068921.html
■ 平成 25 年度福祉行政報告例の概況
福祉行政運営の基礎資料を得ることを目的に、その施行状況を把握する「福祉行
政報告例結果」を、各都道府県、指定都市および中核市からの報告をもとに毎年作成
しているもの。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/gyousei/13/index.html
■ 平成 26 年度「賃金引上げ等の実態に関する調査」結果を公表
全国の民間企業における賃金の改定額、改定率、改定方法などを明らかにすること
を目的に実施。1 人平均賃金の改定額が前年を 879 円上回り 5,254 円に上昇。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/14/index.ht
ml
■ 平成 27 年度「均等・両立推進企業表彰」候補企業を募集
女性の能力を発揮させるための取り組みや仕事と育児・介護との両立を支援する取
り組みを行う企業を表彰、平成 27 年 1 月 1 日から応募受付。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000068817.html
■ 改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度に関する検討会報告書を公表
今後、厚生労働省では、平成 27 年 12 月 1 日のストレスチェック制度の施行に向け
て、今回の報告書をもとに厚生労働省令や指針などを策定し、具体的な制度の運用
方法を示すとともに、周知に取り組む。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069013.html
<レポート送付先>
本レポートは、報道関係者、都道府県・指定都市社協、種別協議会等正副会
長、政策委員会委員、本会理事・評議員の方々にお送りしています。
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