発芽装置及び発芽健康食品の海外展開

海外展開
支援
発芽装置及び発芽健康食品の海外展開
株式会社イミー
代 表 者
所 在 地
従業員数
事業内容
市川 敬記
上田市古安曾1538
6名
発芽装置及び発芽食品(玄米・珈琲等)
連 絡 先
の製造販売
0268-75-0311
企業
の
現状
当社は2003年設立の発芽装置及び発芽健康食
品(玄米・大豆・珈琲等)製造・販売メーカーで
ある。
当社発芽装置は極めて優秀で、国内の国立医療
機関や大手食品メーカーにも納入実績がある。
支援
の
経緯
優秀な機能を持った自社開発の発芽装置を使って今までに無い、
「発芽珈琲」を開発して特許を取得(日
本・韓国・中国)。この発芽珈琲の海外展開を契機に、2011年から当社の海外展開の支援を開始した。
今後は、発芽による機能性食品としての「発芽珈琲」の認知に一層注力し、市場開拓につないでいきたい。
支援内容(連携支援機関を含む)
支援の結果・成果
香港・台湾から有力な業者紹介をし、特に台湾では超
昨年4月に新工場
大手食品グループとの交渉、更に大手コーヒーチェーン
を 移 転 し、 食 品 を 取
等とも発芽珈琲の台湾展開に関し交渉を実施。
り扱う会社としての
しかし、コスト面等の問題もあって合意に至らず、引
生 産 環 境 が 整 っ た。
き続き交渉中である。これらの過程で台湾最大の法律事
これを契機として大
務所の荘弁護士の知己・出資を得て、旧工場より新工場
手の業者(三菱商事・
に移転。発芽玄米の受注にも成功して売上高を前年の4
ア ー ト コ ー ヒ ー・ サ
倍に増大。
ンマルク等)との交
更に特許製品の発芽珈琲のプレゼンを三菱商事食品本
渉にも自信をもって対応が可能となった。更に昨年は国
部・アートコーヒーに対して実施(当社の最終需要家は
立循環器病研究センターの柳本研究室に当社が開発した
ローソン)。又、大手チェーンレストランのサンマルクに
「玄米発芽装置」を納入。柳本博士よりイミーの発芽装
対しても発芽珈琲のプレゼンを実施して反応を待ってい
置が極めて優秀で同博士が特許取得中の「真・発芽玄米」
るところだが、概ね反応は好評で新年度の成果として大
の開発に貢献が大との報告もあった。海外からも当社発
いに期待される。尚、発芽装置の海外展開も大きく動く
芽器には関心が高く、中国・インドネシア・オーストラ
可能性が高く、引き続き新年度も支援を実施する予定。
リア等への輸出商談が来ている。
発芽珈琲の海外展開については付加価値を高める意味
から、カフェ店舗展開で長野県内他スイーツ業者との連
携で台湾での展開を検討している。
(台湾側のPartner探し)
支援をうけて
株式会社イミー
代表取締役
市川 敬記 氏
18
弊社は、振興センター海外担当
プロジェクトマネージャー様より
の多大なるご支援ご協力を頂き、
弊社の繋がりだけでは出来なかっ
たと思える商談が現在進行してお
ります。今年は、多大なるご支援
を頂いておりますプロジェクトマ
ネージャー様の努力を実らせる為、
社員一丸となり成果を出してまい
る覚悟でございますので、引続き
相変わらぬご支援を宜しくお願い
申し上げます。