喬木中学校 学校だより 青 風 平成27年4月9日 NO,1 1年間よろしくお願いします 4月3日、入学式が行われました。77名の新入生を迎え、全校生徒219名で平成27年度の喬木中学 校がスタートしました。 平成 27 年度 第 69 回 喬木中学校入学式 学校長式辞(抜粋) 平成 27 年 4 月 3 日(金) 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの、緊張を感じながらも、引き締まった表情の中に、並々な らぬ決意と意欲を感じます。どうか、今のこの気持ちを忘れることなく、中学生としての心と身体の成長、学びの体験 を大事にする気持ちをいつまでも大切に持ち続けて下さい。「初心、忘るべからず」 です。 皆さんが入学したこの喬木中学校は、開校から 69 年目を迎え、卒業生は 8773 名です。地域に根付いた歴史と伝統がある、下伊那郡喬木村唯一の中学校です。 学校目標は「自主・自律」。今ここにいる二、三年生の先輩たちは、日々の授業を 大事にしながら、学友会活動や部活動も充実させて喬木中の良き伝統を受け継ぎ 発展させています。今日は、新入生の入学を祝うと共に、一学期の始業式も兼ね ていますので、特に二、三年生の皆さんは見本となる行動を示して、その後ろ姿で 一年生を導いて下さい。 さて、今年度の新入生の皆さんには、長野県教育委員会が推進する「信州少人 数教育推進事業」の 30 人規模学級編制を導入し、本校ではおよそ 10 年ぶりの三学級編制としました。これにより、 一学級の人数は 25 人から 26 人程度になり、一人ひとりに応じたきめこまやかな指導や支援ができます。また、少人 数の利点を生かし、教室内のスペースが広がることでグループ学習や、話し合い活動などの学び合いが期待できま す。一人ひとりが安心して生活したり学習したりできる環境の中で、自分の目標に向かってゆっくりと、しかし着実に 日々を送って欲しいと思います。 義務教育を仕上げる中学校の勉強は、決して簡単なものばかりではありません。一定の努力をしないと理解でき ない内容もあります。「がんばること」と「わかること」を身近に感じる年代でもあります。そのための心の在り方は重要 で、心や生活の安定なしに、学習成果が上がることは考えられません。ふるさと喬木村が生んだ作家、椋鳩十(むく はとじゅう)先生のことばに「心広く、心清く、心強く」という言葉があり、校長室に先生の筆による額が掲げられていま す。この言葉のように、友だちや先輩、先生方との生活や学習の中で心を育み鍛えることが、自分の学びを成長させ ることだと考え、様々な活動に取り組んで下さい。 また、思春期と呼ばれる中学生年代は、子どもで入学し、大人で卒業していくと言われます。心も、身体も大きく成 長できる時です。時には、親や先生に反抗する場面もあって、自分を見失うようなこともあるかもしれません。しかしそ れは誰もが経験することであり、このことを経験しないと大人になれません。家庭、友人、先生らの協力の下、それを 乗り越え、学校目標の「自主・自律」を身につけて欲しいと思います。それぞれの学年は、校歌の文言を借りて、一 年生は「宝」 二年生は「希望」 三年生は「飛翔」ととらえました。それぞれの学年の立場を自覚し、今ある自分の一歩上を目指し ましょう。 最後に、保護者の皆様にひとこと申し上げます。本日は、お子様のご入学を心よりお祝い申し上げます。おめでと うございます。本日、ただ今から、かけがえのない大切なお子様を喬木中学校の全職員が責任をもってお預かりい たしました。どうか、何かお気付きの点は遠慮なく学校へご連絡いただきたいと思います。家庭と学校との親密な関 係が、生徒の成長につながります。今後とも、より一層のご理解、ご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げま す。 学 校 組 織 一 覧 学校長 塚田 道彦 教頭 大平 亮治 1年1組担任 技術・理科 小松 裕貴(松川町立松川中学校より) 1年2組担任 国語 宮下 朋香 1年3組担任 社会 田村 敦 1年主任 理科 原 信治(松川町立松川中学校より) 1年 国語 伊坪 繁 2年1組担任 保体・社会 板花 啓太 2年2組担任 理科 遠藤 渓 2年主任 音楽 曽我利恵子 2年 学習室2担任 英語 牧 真美 3年1組担任 英語 西川 恵 3年2組担任 保体 清水 久明(木曽町立日義中学校より) 3年主任 数学 下平 浩之 3年 美術・社会 今井 佳奈(初任) 3年 数学 本島 広大 教務主任 学習室1担任 数学 小池 政博 養護教諭 塩澤 みちよ(飯田市立竜東中学校より) 事務主任 西尾 さおり(飯田市立三穂小学校より) 初任研指導 三澤 憲寿 (根羽村立根羽中学校より) 非常勤講師 数学・英語 羽生 克英 司書 坂牧 咲子 ALT ステファニー・F 用務員 小山 治 以上のスタッフでこの一年間生徒たちの成長を支えていきたいと思います。お世話になります。 生徒たちのために精一杯頑張ります。ご協力をどうぞよろしくお願いします。 喬木中学校よりお知らせ ◇喬木中学校では、スクールセクシャルハラスメント、パワーハラスメント、部活動の適正な実施、 服務規律の確保等を、職員研修の一つとして扱ってきております。なお、スクールハラスメント に関わる学校の相談窓口として教頭と養護教諭を充てておりますので、気軽にご相談ください。 ◇喬木中学校では、スクールカウンセラーとして山口直子先生、宮澤順子先生においでいただくこ とになっています。活用の希望がある場合は養護教諭まで連絡をお願いします。カウンセラーの 来校予定に合わせて相談時間を設定させていただきます。 ◇喬木中学校では、県の事業を活用し、少人数の学習集団で授業ができるよう教員を多く配置して いただいております。今年度は数学で少人数学習またはティームチーティングを行う予定でおり ます。また、1学年では3学級にして学習を進めてまいります。
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