2015.06.01:
【プレスリリース】
ImPACT 革新的研究開発推進プログラム チームリーダー採択
【発表者】 津村徳道 (千葉大学 融合科学研究科 准教授)
黒島麻衣 (千葉大学 融合科学研究科 特任研究員）
【発表概要】 千葉大学 津村徳道准教授は内閣府の革新的研究開発推進プログラム (ImPACT)
「セレンデイビテイの計画的創出による新価値創造」(合田圭介 PM) にて細胞同定技術開発に携
わるチームリーダーに選定されました。
【技術のポイント】 津村徳道准教授らの研究グループは光学計測系および画像処理技術の融合
研究において多数の研究実績を有しており、計測系と画像処理系の協調による希少細胞の高速検
出装置の最適化を行います。
【発表内容】 このプログラムは、膨大な数 (1兆個以上) の細胞集団から、稀少だが大きなインパク
トを持つ細胞を超高速・正確・低侵襲に発見し、解析する装置の開発を目的としています。
従来の技術は低速であり現実的な時間内で探査を行うことが不可能でしたが、
この装置が実現
されれば、例えば、膨大な微細藻類の集団の中に存在するオイルを多くため込む性質を持った特殊
な個体を発見・培養し効率よくバイオ燃料を採取できることや、血流中の膨大な細胞から少数のガ
ン転移細胞のみを発見できるなど、
バイオ関連産業や医療分野への波及効果が期待できます。
【本件のお問い合せ先】
・ 研究に関すること:
千葉大学 融合科学研究科 准教授
津村徳道
[email protected]
・ ImPACT に関すること:
内閣府 政策統括官 (科学技術・イノベーション担当) 付
革新的研究開発推進プログラム担当室
[email protected]

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