2015 年 4 月 15 日 Global Catalyst Partners Japan マネージング・ディレクター 大澤 弘治 シリコンバレーのベンチャーキャピタルが日本に投資事業有限責任組合を設立 米国シリコンバレーを本拠地とするグローバル・カタリスト・パートナーズ(Global Catalyst Partners : GCP)は、日本におけるイノベーション活性化を目指し Global Catalyst Partners Japan 投資事業有限責任組合(GCP-J: 東京都千代田区)を 2014 年 8 月 14 日に組 成、このほど初期の有限責任組合員を確定させ、投資活動を開始しました。最終運用総額 は 50 億円を想定しています。 GCP は 1999 年に創業し、連続起業家およびベンチャー投資の専門家で構成されるチーム で、これまでに 3 ファンド・総額約 3 億ドル(約 350 億円)の資金を調達し、事業創造型フ ァンドとして投資活動を行ってきました。今回、GCP が日本で組成した GCP-J は、GCP の共同設立者でマネージング・ディレクターでもある大澤弘治を中心に運営され、シリコ ンバレーの思想を体現する事業創造型ファンドとして、日本でのイノベーション活性化を 目指します。GCP-J は、スタートアップや大企業から新しい事業を創造させる触媒 (Catalyst)として機能することを目指し、シリコンバレーで培ったハンズオンサポート能 力、大手企業やベンチャーキャピタルとのグローバルなネットワーク、さらには自ら起業 し Exit(株式公開、企業売却)の経験を持つファンドマネージャー陣の能力を最大限活かし て活動していきます。 イノベーション促進には、優秀な人材の活性化とサポート提供が肝要であり、GCP-J で は次の方法で取り組みます。 1) 投資先ベンチャー企業にはハンズオンで経営支援を行うと共に、GCP/GCP-J のネ ットワークを活用したグローバルなブリッジ機能を提供し、事業展開、資金調達、 Exit(株式公開、企業売却)も視野に入れた全方位型のサポートを行います。 また、GCP-J に出資する大手企業のリソースと投資先ベンチャー企業を結びつけ ることによって、投資先ベンチャー企業の成長を加速させます。 2) GCP-J に出資する日本の大手企業に対し、各社の既存ガバナンス・社内管理シス テムと整合性を保ちつつ、シリコンバレーベンチャー的成長スキーム・オープン イノベーションを実現する独自の新規事業開発プラットフォームを提供し、大企 業社内の人材活性化を目指します。 GCP-J 出資企業とも協力し、新規事業案や提携先候補ベンチャー企業等を評価検 討、事業創造型の投資活動を展開します。 GCP-J は、既にスマホ利用状況のデータ解析サービスを行うベンチャー企業である FULLER 株式会社(本社:千葉県柏市)、中小印刷会社所有の非稼働印刷機械を活用した印 刷 E コマースベンチャーであるラクスル株式会社(本社:東京都港区)に投資を実行しまし た。 これまでに独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社朝日新聞社、日本電気株式会社 (NEC)、ヤマハ発動機株式会社、株式会社 ACCESS 等が GCP-J に有限責任組合員として 参加しています。 Global Catalyst Partners Japan 投資事業有限責任組合概要 Global Catalyst Partners Japan 投資事業有限責任組合 2014 年 8 月 14 日 2024 年 8 月までの 10 年間(ただし 2 年に限り延長の可能性あり) 50 億円 Global Catalyst Venture Management Japan, L.P. 名称 設立 運用期間 想定運用総額 運営者 大澤弘治 略歴 GCP 並びに GCP-J のマネージング・ディレクター兼共同創設者。 1999 年に米国シリコンバレーにて GCP を設立。米国、イスラエル並びにアジアのアーリ ーステージのIT関連ベンチャーに投資を行ってきた。 2014 年 8 月、日本におけるイノベーション活性化を目的として GCP-J を設立。 GCP 設立以前は、14 年間、三菱商事株式会社にて情報産業関連の事業開発や投資に従事。 慶応義塾大学理工学部卒業。東北大学工学研究科博士課程終了。 問い合わせ先 Global Catalyst Partners Japan 代表 Web E-mail 03-5404-3835 http://gcp-j.com [email protected]
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