高等学校 地理歴史(世界史B)ルネサンス 地理歴史(世界史B)ルネサンス ●協働学習 ■生徒実践型 実践テーマ ルネサンス期の絵画を鑑賞する 主に活用したICT機器・コンテンツ等とそのねらい PC(パソコン) プロジェクター ・プロジェクターを活用して絵画を投影することにより、全員が一斉に同 じ画面を通して作品を鑑賞し、 教師の発問により鑑賞の視点を確認する。 ウェブブラウザ ・インターネット上でルネサンス期の作品を検索し、検索した中から興味 をもった作品を1つ選び、その作品や作者について調べてまとめる。 プレゼンテーションソフト ・選択した作品が描かれた時代などについて調べた結果をまとめ、発表す る。 活用のポイント ・インターネットの画像検索機能を活用することにより、教科書や資料集には取り上げられていない作 品も含めて、興味をもった作品を選んで鑑賞し、作品について考察する。 ・グループワークにより、他者の発表も参考にしながら考察をより深める。 使用教室 本時の展開 学習の流れ 導 入 展 開 まとめ 主な学習活動 ICT機器・教材、コンテンツ等 ・本時の目標を知る。 ・PC、プロジェクター 「インターネットを活用し、自分の選んだ絵画を鑑賞し、 ・絵画の画像(ルネサンス ルネサンスについて考察する。 」 期の三美神、中世の三美 ・2枚の絵画を比較しながら違いに気付く。【図1】 神) ・描かれ方が異なる理由の考察を通して、ルネサンス期の 人々の意識について理解する。 ・当時のイタリアの地図や人物に関する年表から、ルネサ ンスがおこった時代背景を理解する。 ・インターネットにより当時の作品を検索し、興味をもっ た作品を選んで鑑賞する。 ・感じたことや調べたことをデジタルワークシートにまと める。 【図2】 ・グループワークにより発表し合い、ルネサンス期と中世 の絵画の違いや共通点について考察する。 ・教科書、資料集 ・デジタルワークシート ・プレゼンテーションソフ ト ・ウェブブラウザ ・グループ内で相互評価を行う。 (評価の高かった生徒は、 ・評価表 次回、全生徒の前でプレゼンテーションを行う。 ) 2 ルネサンス期の絵画の鑑賞 1 ルネサンス期の絵画 中世の 情報処理室 ルネサンス期の 「三美神」 「三美神」の絵画 の絵画 (ボッティチェリの「春」) 図1:2枚の絵画を比較し、感じた ことをまとめる。 図2:インターネットを活用して、作 品や作者について調べる。 写真:検索サイトにより、生徒が 作品を検索する様子 生徒の反応・効果 ・自ら興味をもった絵画を選んで鑑賞したことにより、生徒は意欲的に絵画について調べたり、描かれ た内容について考察したりすることができた。 ・調べたことや考えたことをまとめ、発表することにより、プレゼンテーションのスキルを身に付ける ことができた。 -2-
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