モンゴルカレッジ2015 15 モンゴルカレッジ 〜モンゴルの人間力、未来への宝物〜 開催日 :平成27年5月3日・4日 開催場所:練馬区立光が丘図書館内2階 視聴覚室 5月3日 (日) 開場 12:40 12:55-13:00 オープニング 13:00-14:00 浅沼 茂 浅沼 茂 髙橋 梢 東京学芸大学 東京外国語大学 大学院博士後期課程院生 「モンゴルの遊牧民の 子どもたちと学校」 「歴史教育からみるモンゴル」 総合教育科学系国際教育教授 遊牧民の子どもたちの生活は、 ときどきテ レビで紹介されることがある。 でも、 この子 どもたちは、学校に行っているのだろうか、 という質問をよく受ける。 子どもたちは学校に行っている。 小さな町 や村の学校に付設の寄宿舎に泊まりながら 学校で生活し勉強をしている。 他方、都市化する多くの学校の教育文書 では、欧米流のカリキュラム名が去来する。 彼らの教育は、何をめざすべきなのか。 民主化から25年をむかえたモンゴル。社 会主義国家建設のもとにかたられてきた「 自国史」が、民主化後の歴史の見なおし作 業をとおして、 どのようにかたりなおしされ るようになったのか。 「モンゴル (国)人意識」 の形成にひと役か っている歴史教育を材料に、未来をになう 子どもたちに伝えようとしている 「モンゴル」 について一緒に考えてみたい。 荒井幸康 北海道大学スラブ研究センター 共同研究員、 亜細亜大学東京大学等兼任講師 「実感するモンゴルの人的ネットワーク」 20世紀、 モンゴル系の人々のネットワー クは、世界情勢によってアジアを飛び越え、 ヨーロッパ、 はてはアメリカまでにも拡大し たが、 20世紀末から21世紀にかけてさら にそのネットワークは拡大しつつある。 20世紀までの歴史から、留学や各種学 会で世界を巡った中でモンゴル人たちとの 出会いの中で実感したモンゴル・ネットワー クの現代までをお話ししたい。 14:00-15:00 高橋 梢 15:05-16:05 荒井幸康 16:05-17:05 ゲレルサイハン アリュナー 17:05-18:05 ゲレルサイハン アリュナー 交流会[場所:練馬 区立光ヶ丘図書館 2階第二会議室] 5月4日 (月) 開場 12:40 13:00-14:00 ルンダワー ダワージャラガル 14:00-15:00 小宮山 博 注意 ゲレルサイハン アリュナー 一橋大学キャリア支援室 ルンダワー ダワージャラガル 駐日モンゴル大使館 参事官/商務経済担当 小宮山 博 国際農林水産業研究センター 企画調整部長 「日本とモンゴルの架け橋」〜モンゴル人 留学生の役割とは〜 80年代の社会主義の時代のモンゴルに 生まれ、90年代のモンゴルの変革期の苦難 の中子供時代を過ごし、大志を持って日本 に渡ってきたモンゴルの留学は多い。 その一員として13年間の在住経験の中 で学生、社会人、出産・育児する母親として の経験を通して感じてきたモンゴル人留学 生の役割について思いをお話しします。 Японд сурч ажиллаж буй залуустай ярилцах цаг [場所:練馬区立光ヶ丘図書館内2階第二 会議室] 「私が見たモンゴルと日本とモンゴル 人と日本人」 「モンゴル国農牧業の現状と課題」 モンゴル国では多くの国民の生業として遊 牧経営が伝統的に営まれてきているが、社 会主義計画経済体制時代、1990年の民主 主義市場経済体制移行後、様々な変動にさ らされてきた。 近年では、2010年の記録的なゾド (寒雪 害)以降、遊牧民数は減少を続けている。 一方、作物生産は増加傾向にあり、小麦 の生産はほぼ自給を達成している。本講演 では、急速な経済成長下におけるモンゴル 国の農牧業の現状とその課題について述べ る。 私は東京オリンピックの年に生まれた。 そ してバブル経済の真っ最中の1983年に 日本留学。当時のモンゴルは社会主義だっ た。 そして、 モンゴルが民主化した1990年 からモンゴル日本関係が活発化すると通 訳、外務省職員、大使館員、民間会社の社 長、帰国留学生の会の事務局長といった形 で両国の関係にかかわり、 モンゴルと日本と その関係を見て来ました。 その32年を通して、 モンゴルと日本を身 近に見てきた人物として私の個人的なエピ ソードもまじえて、主な出来事、生活習慣の 変化、人格の変化を語りたい。 担当者:ユミチンドルジウンダラル、 ミャグマルアリウントヤー、 出口英昭 開 催 場 所であ る練 馬 区 光が丘 図書館は、本モン ゴルカレッジと何 ら関係がありませ んので、図書館に は一切、問い合わ せをしないようよ ろしくお願い致し ます。 御講演者の都 合によりプログラ ムが 変 更となる 場合がありますの で、御了承くださ い。 Photo by:ノロフエルデネバトザヤ
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