SPRING 2015 No.137

Together We Challenge, Together We Win!
Cあけぼの会
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e-mail:[email protected]
SPRING 2015
No.
137
Breast Cancer Network Japan −あけぼの会 発行:あけぼの会 東京都目黒区東山 3-1-4-701 03
(3792)
1204
斉藤純代
(編集)
下川恵子 島崎亮子 渡辺智恵子 千田志乃布
全国のあけぼの会のみなさん、こんにちは! 桜前線、今はどのあたりでしょう?東京は冷たい非情の雨に打
ワット隆子
たれて、パラパラ散るばかり、これだけは誰にも止められない。
手術後最初に見た桜は命!涙が出ましたね。今、そういう心境
の人がいるでしょう。新しい命を見つめなおして、生きてくだ
さい。あなたは大丈夫!全国の会員が応援しています。
●さて、先のレター No.136 は何故か大好評で「充実している」
という言葉がたくさん寄せられて、とてもうれしかった。苦労
の甲斐あり。今回も「それにも増して」ならいいのですが。ま
たあなたの感想をどんどん送って、励ましてください。
●みなさん、あけぼの会は今年はちょっと方針を変えまして、
「がんの放置療法」という社会現象を考える年にしました。
なぜなら、がんを放置した結果、悪化させ、手遅れ状態で、
ショパンの遠藤郁子さんが
ようやくまともな医師に診てもらう人がいることがわかった
ポーランド政府から勲章を!
からです。せっかく早期発見しても的確な治療に自分で持っ
2015・2・26 パレスホテル
ていかなければ、助かる命も助からなくしてしまう、取り返しがつかない悲劇です。
●がんを放置?─そんな人間の無知、傲慢、怖いもの知らずをがんは苦笑いするでしょう。
ひたすら、謙虚に相対して、最後に勝つ。しっかりしなければならないのは患者なのです。
●勝俣範之先生(P5)
、こんな患者を救うために孤軍奮闘しています。あけぼの会は先生
の固い信念に圧倒されて、患者団体として何が出来るか、考えています。あけぼの会 37 年
の集大成、
「一つの命を救うために」
、迷える患者に知恵と力を上げることはできないか。
●今号ではドクターの講演収録 2 題、お
勉強してください。
「緩和ケア」の方はあ
C O N T E N T S
けぼの神奈川からもらいました。感謝!
会長あいさつ●ワット隆子
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テープ起こし、文字の整理は大変な作業。
●秋の全国大会、今年はあの朝日ホール!
プログラムがすごい!興奮しています。
全国のみなさん、参加して、盛り上げて。
●「広い河の岸辺で」コーラスしますか?
歌いたい人、CD 買って、自主練習して、
名乗り出てください。やぎりんバンド、
ケーナとアルパに合わせて壇上で歌う。
●年会費、まだのかたは至急おねがい。
あなたの善意で運営されている会です。
2
2015・秋の全国大会 予告
3
愛知・講演会 静岡・創立 20 周年記念大会 予告
4
2015・九州大会 予告
5
ご紹介:勝俣範之先生
抗がん剤─開発・審査承認・薬価設定までの至難の道●藤原康弘先生 6
ご紹介:八木倫明さん(たかこ・やぎりんバンド♪) 11
12
心と体の苦痛を取る緩和医療●向山雄人先生
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乳がん患者が直面した職場での差別待遇
23
報告:ABCEF〈あけぼの -NERiMA〉●西貝圭子
お便りから●永倉久泰先生・雨宮やす子・七尾清・基蕗子 24
26
私たち、こんな活動をしています
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あけぼの帯広 クローズ!
32
あけぼの会各県の活動予定
AKEBONO NEWS No.137, Apr.10, 2015 1