「ピンクリボン&ブルーリボン in やまぐち」について ■ 趣 旨 日本人の死因第1は「がん」です。昭和56年以降、他の疾病を大きく引き離して増加し ており、現在では毎年30万人の方ががんで亡くなっています。 今後も人口の高齢化に伴い死亡者数の増加が見込まれております。 しかし、診断、治療の進歩により、一部のがんでは早期発見、早期治療が可能となってき ました。それは、総合健診、がん検診、人間ドックなどが普及し、その精度が向上したこと が大きな要因です。がん検診を正しく受けるには、がんを知ることが重要であり、自分に適 した検診を知ることが大切なのです。 厚生労働省は、毎年9月を「がん征圧月間」 、毎年10月を「がん検診受診率50%達成に 向けた集中キャンペーン月間」、そして、山口県では10月を「ピンクリボン月間」と定めて おります。これは、がん検診への関心を深めてもらうことで、1人でも多く検診を受診して いただき、早期発見に繋げていこうというものです。 近年、増加傾向にある女性がん、特に乳がんに対する関心は高まってきているものの、自 分の問題として認識していない方が多く、乳がん検診受診率はまだまだ低いのが現状です。 日本でも現在、14人に1人が乳がんになるといわれていますが、早期に発見し治療するこ とで、治る確率の高いがんなのです。 一方、大腸がんはライフスタイルの変化に伴い近年急激に患者が増え、推計で毎年10万 人以上の人が大腸がんと診断され、胃がんに続き2番目に多いがんと言われています。罹患 率の高いがんですが、検診などにより早期に発見すれば内視鏡的切除や外科療法などで治す ことができます。 「ブルーリボン」は大腸がんの診断や治療について、多くの方に知っていた だくことを目的とした啓発運動です。 このような背景を踏まえて、参加者が自分の問題として検診を受けるきっかけになるよう に、乳がん、大腸がんを中心にがん検診や診断、治療法などについて学ぶ県民公開講座を開 催いたします。 ■ 概 要 項 目 日 時 場 所 内 容 2015年9月20日(日)13:00~16:00 山口県健康づくりセンター 多目的ホール他 山口市吉敷下東三丁目1番1号 山口県総合保健会館内 ピンクリボン in やまぐち実行委員会 主 催 構成:県民の健康と医療を考える会(県医師会等12団体) (公財)山口県健康福祉財団 (公財)山口県予防保健協会(日本対がん協会山口県支部) 後 援 特別協賛 山口県、山口市、山口県連合婦人会、朝日新聞社、yab山口朝日放送、KRY山 口放送、tysテレビ山口、FMYエフエム山口 丸久グループ アサヒ飲料(株) 、日清食品(株) 、日清オイリオグループ(株)、オハヨー乳業(株)、 協 賛 (株)マルニ、山口県信用金庫協会、東京海上日動火災保険(株) 、東京海上日動あ んしん生命保険(株)、日産プリンス山口販売(株) 協 力 山口大学大学院消化器・腫瘍外科学(旧第2外科)、綜合病院山口赤十字病院、全国 健康保険協会山口支部、あけぼの会(乳がん患者会)、(株)ワコール 【第1部】 基調講演Ⅰ「乳がん ~受けよう検診、守ろう笑顔~」 講師 綜合病院山口赤十字病院 乳腺外科部長(乳腺専門医) 横畑 和紀 先生 基調講演Ⅱ「増えている大腸がん ~早く見つけて確実に治す最新の診断・治療~」 講師 山口大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学 準教授(大腸専門医) 硲 彰一 先生 内 容 【第2部】 特別講演 「がんと向き合う ~自分の身体と時間を大切に~」 講師 タレント 向井 亜紀 さん 【第3部】 シンポジウム「検診の大切さをもっと知ってほしい ~男性にも知ってほしい乳がん。家族に知ってほしい大腸がんのこと~」 シンポジスト 向井亜紀さん 横畑和紀先生 硲彰一先生 和崎美幸さん(あけぼの会・乳がん患者会) コーディネーター 大和良子さん(エフエム山口・パーソナリティー) 必要事項を記入の上、お申込みください。 【必要事項】 郵便番号、住所、氏名(かな) 、年齢、電話番号、参加人数 【はがき】 申込方法 〒754-0021 山口市小郡黄金町4-3 谷口ビル3F (株)朝日広告社山口支社 ピンクリボ&ブルーリボンン in やまぐち係 【FAX】083-972-5546 【E-mail】info2@hwy.or.jp お問合せ 【TEL】083-972-5660(平日 10:00~18:00) 会場に関するお問合せ:083-934-2200
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