平成 27 年 4 月 22 日(水) 第 1 回リーダー再教育研修会報告書 平成 27 年度 第 1 回愛知県健康づくりリーダー再教育研修会における報告 平成 27 年 4 月 22 日(水)に平成 27 年度 第 1 回愛知県健康づくりリーダー再教育研修会を 開催しました。研修会には、各地域から健康づくりリーダーと行政関係者を含め 101 名の参加があり ました。地区別の参加状況は下記のとおりです。 【地区別参加状況】 地域詳細 リーダー連絡協議会支部別 出席者数 区及び市町村名 ① ② ③ ④ 名古屋 尾張北部 尾張西部 知多 ⑤ 西三河南部 ⑥ 西三河北部 ⑦ 東三河 1 東・西 2 南 瑞穂・港・南・緑・天白・熱田 3 北 北・守山・東・西 1 瀬戸 瀬戸・尾張旭・長久手・春日井 2 豊明 豊明・日進・東郷 3 江南 江南・犬山・岩倉・大口・扶桑・小牧 4 4 1 5 9 5 4 師勝 北名古屋(師勝・西春)・清須(西枇杷島・清洲・ 新川・ 春日)・豊山 2 1 一宮 一宮(尾西・木曽川) 2 津島 弥富(弥富・十四山)・津島・あま(七宝・美和・甚目寺) 大治・蟹江・飛島・愛西(佐屋・立田・八開・佐織) 3 稲沢 稲沢(祖父江・平和) 1 美浜 阿久比・東浦・武豊・美浜・南知多 2 半田 半田 3 知多 知多・常滑 4 東海 東海・大府 1 岡崎 岡崎(額田) 2 刈谷 刈谷・碧南・高浜 3 安城 安城・知立 4 西尾 西尾(一色 ・吉良・幡豆)・幸田 1 豊田 豊田(足助・下山・旭・藤岡・小原・稲武)・みよし 1 豊橋 2 豊川 豊川(一宮・音羽・御津・小坂井) 3 蒲郡 蒲郡 4 新城 新城(鳳来・作手)・設楽(津具)・東栄・豊根(富山) 5 田原 田原(渥美) 昭和・名東・千種・中・中川・中村 17 3 そ の 他 3 5 4 7 3 2 7 3 5 4 1 3 2 0 0 99 1 1 0 合 計 101 小 計 連絡協議会に属さないリーダー 行政関係 1 平成 27 年 4 月 22 日(水) 第 1 回リーダー再教育研修会報告書 【カリュキュラム】 内 容 健康づくりリーダーに必要な知識と 最新の健康づくり施策について 講 師 あいち健康の森健康科学総合センター長 兼 あいち介護予防支援センター長 「これからの健康づくりリーダー活動のヒント」 あいち巡りん体操 ~ご当地バージョンの披露~ 平成 24~26 年度 愛知研究開発事業報告① 「運動施設におけるメンタルヘルス不調者に 対する運動プログラムの検討」 津下 一代 愛知県健康づくりリーダー連絡協議会 一宮支部 あいち健康の森健康科学総合センター 健康運動指導士 尾関 拓也 保健師 山下 恵 平成 24~26 年度 愛知研究開発事業報告① 「サルコペニアに対する生活習慣介入 あいち健康の森健康科学総合センター (運動指導、食生活指導)の効果的な実施方法 健康運動指導士 三浦 康平 と評価に関する研究」 【研修会の様子】 健康づくりリーダーに必要な知識と最新の健康づくり施策について 「これからの健康づくりリーダー活動のヒント」 これからの健康づくりリーダー活動のヒントについて、超高齢社会になっても豊かな国・幸福なま ちでありつづけるために、 「元気で活躍できる人を増やす」ことや、防ぐことができる病気はあらかじ め予防していけるよう 「健康意識を高める」 ことの重要性について改めて理解をする場となりました。 個人としては、当たり前のことを当たり前に、良好な生活習慣を送ることの大切さ、社会を取り巻く 環境としては、自治体や企業が健康投資に向いている現状についての話がありました。全体の話を通 して、 今後どのような取り組みが健康づくりリーダーに求められているかを考える機会となりました。 参加者からは、 「研修会では最新の情報が得ることができるため、参加してよかった」や、 「一人一 人の健康づくりを推進できるように、今後も活動を頑張っていきたい」という意見が聞かれました。 2 平成 27 年 4 月 22 日(水) 第 1 回リーダー再教育研修会報告書 あいち巡りん体操 ~ご当地バージョンの披露~ 今年度の研修会では、昨年度制作した「あいち巡りん体操」のご当地バージョンを、ブロックごと に順次披露していただきます。第 1 回目は、愛知県健康づくりリーダー連絡協議会尾張西部ブロック から一宮支部のみなさんに披露していただきました。一宮支部の特長としては、振り付けの中で「七 夕」や「山内一豊(戦国武将) 」 「138 タワー一宮」 「ご当地キャラクターのいちみん」など、市の特色 を誰でも出来る簡単な動きで表現しており、参加者のみなさんも自然と笑顔があふれ、とても楽しい 時間となりました。 参加者からは、 「地域の特長をとらえている楽しい体操でした」 「自分の支部バージョンを制作する にあたって参考にしたいです」という感想がありました。 平成 24~26 年度 愛知研究開発事業報告① 「運動施設におけるメンタルヘルス不調者に対する運動プログラムの検討」 メンタルヘルス不調者に対して、 運動介入をすることによる身体面と精神面に与える効果について、 実施した運動プログラムの紹介や、参加者の感想を交えながら報告してもらいました。実際に運動を する中で、 「対象者の症状に応じて、無理のないところから本人の意向にあわせ運動を進めてもらう」 ことが重要であり、 「リーダーのみなさんの得意な運動で相手を楽しませてもらいたい」というメッセ ージもありました。 参加者からは、 「初めて聞いた内容だったので、新しい知識を得ることができてよかった」 、 「メン タル不調者だけではなく、参加者全員が楽しんでもらえるようなプログラムを実践していきたい」と いう意見が聞かれました。 3 平成 27 年 4 月 22 日(水) 第 1 回リーダー再教育研修会報告書 平成 24~26 年度 愛知研究開発事業報告① 「サルコペニアに対する生活習慣介入(運動指導、食生活指導)の 効果的な実施方法と評価に関する研究」 介護予防事業で用いる基本チェックリストを用いて抽出したサルコペニア該当者に対して、運動プ ログラムと食事介入による体力や日常生活動作の変化が、 身体面に与える効果についての報告でした。 加齢による筋肉減少と筋力低下が、歩行時の転倒の危険性を高めることや、転倒による寝たきりや要 介護に陥りやすくなることについて再認識してもらうだけではなく、椅子を使った簡単な運動や食事 の工夫点を含め、自立した楽しい日常生活を送れるようにこれからも地域の活動を続けていただきた いとのメッセージがありました。 参加者からは、 「簡単な運動でも継続していくことが大切。対象者に合わせて、運動内容や強度を確 認しながら活動をしていきたい」 「運動だけではなく、 、 食事の重要性も再認識することができました。 3 食しっかり食べて、健康な体を保っていきたい」などの意見がありました。 研修会終了後に津下センター長と担当講師を含め、アドバンスリーダーとの意見交換会を行 いました。 研修会終了後に、講師とアドバンスリーダーを対象とした意見交換会を今年度も引き続き行いまし た。意見交換会には 19 名のアドバンスリーダーの参加がありました。健康づくりリーダーの指導者的 役割を担うことから、講義での不明点を明らかにするだけではなく、今後の地域活動普及に向けた課 題解決や現状報告をすることで、情報の共有をしています。 本日は、津下センター長より健康寿命を延ばす動きが、市町村だけではなく団体、企業でも進んで おり、様々な活動を通して健康ポイントを貯めることにより、楽しみながら健康づくりを推進してい ると事例の話がありました。意見交換会では、アドバンスリーダーから「現場で指導する際に困った 4 平成 27 年 4 月 22 日(水) 第 1 回リーダー再教育研修会報告書 場合や情報が不足しているときに、何かしらの情報の取得方法を検討してもらいたい」という意見に ついては、津下センター長よりリーダー向けの情報関連サイトの充実や、HP の立ち上げ等を検討して いきたいとの回答がありました。また、三浦主事より継続している教室や活動の効果をプラザが実施 している助成事業を活用してもらうことで支援につながるだけではなく、データにまとめることで地 域に広める有効手段の一つになるという話も出るなど、短い時間ではありましたが、終始様々な意見 が飛び交う有意義な時間となりました。参加したアドバンスリーダーからは、 「参加できる機会がなか なかないため、貴重な意見を聞けてよかった」 「リーダー同士のつながりを強くできるようにしていき たい」という感想が聞かれました。 平成 27 年度 第 2 回 愛知県健康づくりリーダー再教育研修会のご案内 日時:平成 27 年 6 月 21 日(日)13:00~16:00 場所:あいち健康の森健康科学総合センター プラザホール 内容:平成 27 年度 健康づくり実践活動・研究助成事業発表会 ※皆様のご参加を、スタッフ一同お待ちしております。 5
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