「いつもの暮らしから考える憲法」木村草太さん学習

「いつもの暮らしから考える憲法」木村草太さん学習会を開催
2015 年 07 月 28 日
京都生活協同組合
7月21日、首都大学東京准教授の木村草太さんの学習会を京都テルサで開催し、260 人を超える参加
がありました。憲法と人権、権力分立、平和について、現在の問題に照らし合わせてお話いただきました。
木村先生は、安全保障法案に関して「日本政府は国民から軍事活動を行な
う権限を付託されていない」と、違憲の根拠を説き、沖縄県の辺野古への新
基地移設問題についても憲法学の立場から「憲法 95 条の規定に基づく住民
投票が必要」と述べられました。参加者からは「明快でわかりやすく何が問
題なのかよく理解できた。」「身近な問題に照らして法律を考えることは難し
い事ではなく、誰もが知識がなくても考えることができること」との感想が寄せられました。身近なくらしにも深
く関わっている憲法と、どう向き合い考えるのか、道しるべとなる学習会でした。