海洋安全システム科学科 学生が語る 学科の魅力 ※年次および取材内容は2012年12月時点のものです。 大海原の未来と可能性を 多面的な学びで広げる 海洋は、物流や資源など、無限の可能性を持つ一 方で、環境保全や安全面で課題を抱えています。本学 科は、今後も豊かな海洋を持続できるよう、環境・安 全にシフトした学際的な研究・教育を展開。学生は、 人類共通の諸課題を解決できる人材をめざします。 ●機械、 物理、 原子力など、 さまざまな専門分野の基礎を学べると ころに魅力を感じました。 (4年生 山本) ●入学当初から、 環境に関わる仕事に就きたいと考えていたから。 (4年生 楠本) 所属学科を 選んだ理由は? ●気象学の研究がしたくて、担当の先生に相談したところ、 「気象 学には幅広い知識が必要」 とアドバイスを受けて、物理や工学 を学べる学科を選びました。 (博士課程 前期課程1年生 又井) 所属学科の 魅力は? ●企業との共同研究が盛んで、 企業との共同研究が盛んで、 ●実際の船舶など大規模な機械に直接触れる機会が持てること 社会とのつながりを持って学 が一番の魅力です。 (4年生 水野) べる点です。 (4年生 楠本) ●研究分野にしばられることなく、幅広い分野から就職先を選べ ることです。 (博士課程 前期課程1年生 又井) ●カニの甲羅などから得られるキトサンという成分を用いて生分解 性のガスバリア膜を作製する研究を進めています。 (4年生 山本) ●淀川河口域で発生した貝毒の原因となる赤潮の発生メカニズムと ●船舶エンジンに使用されている現在 その抑制方法を解明しています。 (博士課程 前期課程1年生 古賀) 現在、研究して いるテーマは? の低質な燃料と次世代燃料では排出 される有害物質がどう異なるのかを比 ●化学的な処理をほどこすことで、 放射線の飛跡を視覚化できる 較しています。 (4年生 水野) 材料について研究しています。 (博士課程 前期課程1年生 又井) ●高エネルギーイオンの通り道である飛跡を観察するための固体 飛跡検出器を用いて、 エネルギーごとの反応を調べています。 (4年生 楠本) ●母国の中国では環境汚染が急激に進んでおり、 これ からは環境管理の研究が非常に重要になると考え たからです。 (博士課程 前期課程1年生 李) ●目に見えない世界の現象を可視化する という研究内容に魅力を感じました。 (博士課程 前期課程1年生 又井) 研究の楽しさは どこにある? 研究室を選んだときの ポイントは? ●もともと強い関心を持っていたテーマなので、 もともと強い関心を持っていたテーマなので、 研究していておもしろいですね。実際にエンジ ンや機械に触れながら実験するのは、 とても貴 重な体験をしていると感じます。 (4年生 水野) ●3年次後期で仮所属してみて、研究室の雰囲気が自 分の性格に合っていると感じました。 (4年生 楠本) ●実験を通して、 未知の世界を探究することができる点です。 (博士課程 前期課程1年生 李) ●環境問題に対する解決の糸口を探す研究は、 「社会に貢献して いる」 という実感を持つと同時に、 大きなやりがいも得られます。 (博士課程 前期課程1年生 古賀) ●中国に帰国して、 海事に関するビジネス に携わりたいと思っています。 ●大学院での研究を通して得た知識・ (博士課程 前期課程1年生 李) 経験を生かし、海洋調査船に乗って ●大学院に進んで材料研究のスキルを高め、新しい生分 解性材料の開発に取り組みたい。将来は研究職に就き 将来の夢は? 観測技術員として働きたいですね。 (博士課程 前期課程1年生 古賀) たいと考えています。 (4年生 山本) 海事科学部 4年生 山本梨紗子 海事科学部 4年生 水野 塁 海事科学部 4年生 楠本 多聞 海事科学研究科 海事科学研究科 海事科学研究科 博士課程 前期課程1年生 博士課程 前期課程1年生 博士課程 前期課程1年生 古賀竜太郎 李 国鑫 又井 悠里 Fac u lty of M arit im e Scien ces 16
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