海洋を舞台に広がる 工学の多様な領域を学ぶ

マリンエンジニアリング学科
学生が語る 学科の魅力
※年次および取材内容は2012年12月時点のものです。
海洋を舞台に広がる
工学の多様な領域を学ぶ
本学科は、工学や情報科学などの幅広い知見に裏
打ちされたエンジニアを育成。機械工学、電気・電子
工学、環境科学といった工学の多様な領域から、そ
れぞれの関心に応じて、安全評価や環境保全、新エ
ネルギー開発などの研究に取り組んでいます。
●子どもの頃から航海士に憧れるなど、
船舶に興味があっ
たから。
(博士課程 前期課程2年生 長安)
●飛行機が大好きで、
航空・宇宙関連の職業に就くために流体力
●関西圏の大学で、
内燃機関の研究をするのなら
「この学
学を学ぼうと考え、
所属学科を決めました。
(4年生 春木)
所属学科を
選んだ理由は?
科だ!」
と思い、
迷うことなく選びました。
(4年生 松本)
●学科選択の時点では、何を研究するか、将来どのような職に就
くか、具体的に決まっていなかったので、工学を幅広く学べる学
科に進み、
選択肢を広げておこうと考えました。
(4年生 浦口)
●さまざまな実験装置が揃っており、
「総合科目」
(2013
年度からは
「基礎ゼミ」
「総合ゼミ」)
などを通して、学
●幅広い科学知識を学べるため、
ハイブリッド
生全員が最先端設備・機器に触れることができます。
化が進む工学の世界で、今のエンジニアに
(博士課程 前期課程1年生 中井)
求められる基礎スキルを身に付けることが
●実際に船に乗り、
エンジニアとしての経
できます。
(4年生 松本)
験を積むことができます。机上では得ら
所属学科の
魅力は?
れない貴重な学びです。
(4年生 春木)
●船舶や自動車、発電用など、
さまざまなエンジンを実際に動か
し、燃料を変えることで動作状況や排ガスがどう変化するかを
●原子力発電所における蒸気の効率的な冷却という、
現在、研究して
いるテーマは?
調べています。
(4年生 松本)
熱工学分野の研究を進めています。
(4年生 浦口)
●船舶エンジンの冷却に使用することを想定したサーモサイフォ
●高性能の船舶を設計するために、
高性能の船舶を設計するために、模型を使った実験
ンという熱輸送装置を研究しています。
(4年生 齊藤)
と数値シミュレーションにより、船体周りの流れを研
究しています。
(4年生 春木)
●工場のプラントで液状物質の漏れを防ぐガスケット
という部品の破損原因を解析し、大事故の防止をめ
●計測機器搭載の船舶から得られたデータを基に、気象・海象や
経年変化、運航状態、船底汚損などが推進性能にどう影響す
るかを調べています。
(博士課程 前期課程2年生 長安)
ざしています。
(博士課程 前期課程1年生 中井)
●2年次の1年間、
「総合科目」
(2013年度からは
「基礎ゼミ」)
研究室を選んだときの
ポイントは?
を通して今の研究室で学び、
プログラミングのおもしろさに
目覚めました。
(4年生 春木)
留学生が多い研究室なので、一緒に学ぶことで自分の視野
●留学生が多い研究室なので、
●受験するために大学情報を収集
していたときから、
「この研究室で
内燃機関を学びたい!」
と強く心
に決めていました。
(4年生 松本)
を広げられると思ったからです。
(4年生 齊藤)
●5メートルもある実験装置は迫力満点! 自分たちが
「巨大
研究の楽しさは
どこにある?
●実験は長期に及ぶので大変ですが、だか
らこそ思うような結果が得られたときは、
最高にうれしいですね。
(4年生 浦口)
な機器を動かしている」
といった実感が得られるところが
魅力です。
(4年生 齊藤)
●国内外の学会など、公の場で研究成果を発表するチャン
スがあり、研究者として成長できるための貴重な経験をし
ていると感じています。
(博士課程 前期課程2年生 長安)
●空調関連企業への就職が決まっています。
大学で研究し
た熱伝達率の知識をエアコン設計に活用できればと考
将来の夢は?
えています。
(4年生 浦口)
●研究室で得たシミ
研究室で得たシミュレーションや数値解析のノウハウを
生かし、
自動車メーカーでエンジニアとして活躍したい
ですね。
(博士課程 前期課程1年生 中井)
海事科学部
4年生
春木 彩
海事科学部
4年生
齊藤 有苗
海事科学部
4年生
松本 和人
●航海士や機関士の友達が乗る船を設計したいと
思っています。卒業後も、大学時代の友達とつなが
るような仕事ができれば最高ですね。
(博士課程 前期課程2年生 長安)
海事科学部
4年生
浦口 翔伍
海事科学研究科
海事科学研究科
博士課程
前期課程1年生
博士課程
前期課程2年生
中井 翔太
長安 明奈
Fac u lty of M arit im e Scien ces 20