Press release 14.05.2015 Kering and the Festival de Cannes reveal the recipients of the 2015 special ‘Women in Motion’ Honor Awards ケリングとカンヌ映画祭が”Women in Motion”アワード 2015 年特別名誉賞の受賞者を発表 ∞ 映画への女性の貢献に光を当てる第 1 回”Women in Motion”プログラムの一環として、5 月 17 日に開催されるプレジデンシャル・ディナーにおいてケリングとカンヌ映画祭は、その映画界でのユニークで並はずれた功績を評し、2 回のアカデミー賞受賞歴のあるアメリカ人女優、プロデューサー、慈善活動家ジェーン・フォンダに名誉賞を授与します。 ∞ ケリングとカンヌ映画祭はまた、インディペンデントで活動するアメリカ人のプロデューサー、ミーガン・エリソンをその将来有望で素晴らしいキャリアを評して表彰します。 ∞ イギリスにルーツを持つアメリカ人女優で、50 年前 1965 年のカンヌ映画祭で女性として初めて審査委員長を務めたオリヴィア・デ・ハヴィランドにも、その才能、キャリアとコミットメントを称えて特別賞が贈られます。第 68 回カンヌ映画祭の会期中、5 月 17 日に開催されるプレジデンシャル・ディナーにて、ケリングとカンヌ映画祭はそれぞれに映画界で活躍する異なった時代と世代を代表する、3 人の才能あふれる女性にスポットライトを当てます。 2 回のアカデミー賞受賞歴のあるアメリカ人の女優、プロデューサー、慈善活動家のジェーン・フォンダは、その豊かなキャリアと功績、長年に渡る平和、女性、機会平等のための活動が評され、”Women in Motion”アワード特別名誉賞を受賞します。また同時に、ケリングとカンヌ映画祭は、キャリアの初期からの大胆で非凡なプロフェッショナルとしての選択がアメリカの映画界をより豊かに彩ってきたハリウッドのインディペンデントプロデューサー、ミーガン・エリソンも表彰します。この 2 名のプロフェッショナルは 5 月 17 日のプレジデンシャル・ディナーにてカンヌ映画祭会長であるピエール・レスキュール、カンヌ映画祭総代表ティエリー・フレモー、ケリング会長兼 CEO フランソワ＝アンリ・ピノーから表彰されます。また同時に、ハリウッド黄金期の生きた象徴であるオリヴィア・デ・ハヴィランドにも、その才能、キャリアと映画界への貢献を称えて賞が贈られます。3 人のプロフェッショナルは全員、今日の映画界を形作る重要な貢献を果たしており、これからも参考となる存在であり続けることでしょう。これまでの功績や、本人の魅力的なパーソナリティーは人々をインスパイアするもので、その存在は”Women in Motion”イニシアチブの価値観、精神性や信念を象徴しています。映画界への女性の貢献を称える 5 月 17 日のプレジデンシャル・ディナーは、カンヌ映画祭における”Women in Motion”イニシアチブのローンチを記念するものでもあります。2016 年以降、”Women in Motion”イニシアチブでは、2 つの”Women in Motion”アワードを授与します。１つ目のアワードは若く才能ある女性の映画監督に与えられ、才能ある女性が注目され、映画界で認知されることを目的にしています。 Press Release 14.05.2015 1/3 Olivia de Havilland オリヴィア・デ・ハヴィランドハリウッド黄金期の生きる象徴であるオリヴィア・デ・ハヴィランドはテクニカラー技術が発達した 1930 年代のハリウッドでキャリアをスタートし、「海賊ブラッド」「ロビンフッドの冒険」そして傑作「風と共に去りぬ」などに出演しました。 8 本の映画でエロール・フリンの相手役を務めた後、オリヴィア・デ・ハヴィランドは、希望する役柄や、制作スタッフ、共演者を選ぶ上で障害となっていた厳しい契約スタジオシステムに反発し、それはハリウッドの歴史的な出来事となります。ワーナー・ブラザーズを相手取って訴訟を起こしたオリヴィア・デ・ハヴィランドは勝訴します。この”デ・ハヴィランド判決”は業界全体に影響を与え、俳優をスタジオシステムから解放することに繋がりました。結果、オリヴィア・デ・ハヴィランドは「蛇の穴」「謎の佳人レイチェル」など、やりがいのある複雑な役柄を演じています。オリヴィア・デ・ハヴィランドは 5 回アカデミー賞にノミネートされており、「遥かなる我が子」（1946）、「女相続人」（1949）の印象的な演技で 2 回主演女優賞を受賞しています。 1965 年には女性として初めて、カンヌ映画祭の審査委員長に選出されました。 2008 年にはアメリカ大統領から全米芸術勲章を、また 2010 年にはフランス大統領からレジオンドヌール勲章を授与されています。オリヴィア・デ・ハヴィランドの自立した強さと知性、魅力は、もうすぐ 100 歳を迎える今でも、1934 年「真夏の世の夢」にハーミアとして出演し初めて舞台を踏んだときのようにフレッシュに輝いています。オリヴィア・デ・ハヴィランドは 1916 年に東京でイギリス人の両親のもとに生まれ、3 歳のときに母親と妹とともにカリフォルニアに移住しました。オリヴィア・デ・ハヴィランドのキャリアはアメリカでスタートしました。1950 年にはパリに移住し、以来パリを拠点としています。 Jane Fonda ジェーン・フォンダジェーン・フォンダは父ヘンリー・フォンダ、母フランシス・シーモア・フォンダの間に 1937 年ニューヨークに生まれました。ヴァッサー大学に学んだあと、フォンダは著名な演技指導者リー・ストラスバーグのもとで指導を受け、ニューヨークのアクターズ・スタジオのメンバーとなります。ジェーン・フォンダの映画や舞台での作品はアカデミー賞(1971 年「コールガール」、1978 年「帰郷」での主演女優賞)、「dollmaker」での演技が評価されたエミー賞など、様々なノミネートや受賞歴があります。ジェーン・フォンダは数々の作品への出演で高い評価を得るほか、テレビや映画のプロデューサーとしても活躍しています。2007 年にはカンヌ映画祭から名誉パルムドールを受賞し、2014 年にはアメリカン・フィルム・インスティチュートから、最高峰の賞である生涯功労賞を受賞しました。舞台、映画女優としての成功に加え、ジェーン・フォンダは環境、平和、女性や少女のエンパワメントに関する活動家としても知られています。1994 年からは国連人口基金の親善大使を務め、自ら 1995 年に設立した the Georgia Campaign for Adolescent Power and Potential (G-CAPP)の活動にも注力しています。様々な NGO で役員を務め、そのなかには 2004 年に共同設立したウィメンズ・メディア・センターや、女性や少女に対する暴力を撲滅するための NGO、V-Day があります。 Megan Ellison ミーガン・エリソンミーガン・エリソンはハリウッドの大手スタジオとは一線を画す洗練されたクオリティの高い作品を作りだす、映画製作・投資会社アナプルナ・ピクチャーズの設立者であり代表です。アナプルナ・ピクチャーズの代表として、ミーガン・エリソンは、映画監督がオリジナリティを保ちながら様々なジャンル、予算規模の映画を作ることをサポートし、多様なオーディエンスにアピールし、評論家にも高い評価を得るとともに興行的にも成功するプロジェクトをプロデュースするという企業のビジョンを具現化してきました。アナプルナの最新のプロジェクトに、ベネット・ミラー監督、チャニング・テイタム、スティーブ・カレル、マーク・ラファロ出演で、昨年ソニー・ピクチャーズ・クラシックスから公開された「Foxcatcher」があります。この作品はアカデミー賞 5 部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞ではドラマ部門の作品賞を含む 3 部門にノミネートされています。 2013 年だけでも、アナプルナのプロジェクトはアカデミー賞 17 部門にノミネートされ、同じ年に 2 つの映画で作品賞にノミネートされたのは女性としてはミーガン・エリソンが初めてとなりました。この中にはデイヴィッド・O・ラッセル監督の「アメリカン・ハッスル」、スパイク・ジョーンズ監督「her/世界で一つの彼女」、ウォン・カーウァイ監督「グランド・マスター」などの作品があります。また 2013 年にはハーモニー・コリン監督による「スプリング・ブレイカーズ」が、限定公開された映画として記録を塗り替える興行収入を上げ、公開された週末 3 日間の売上が 2013 年で最大となりました。アナプルナによる過去の作品には、キャサリン・ビグロー監督によるアカデミー賞ノミネート作品「ゼロ・ダーク・サーティ」、ポール・トーマス・アンダーソンによるアカデミー賞及びゴールデングローブ賞複数ノミネート作品「ザ・マスター」があります。 Press Release 14.05.2015 2/3 To follow the Women in Motion 2015 Hashtags #WomeninMotion #Cannes2015 #THRxKering #FigaroxKering #Kering Twitter @KeringGroup @Festival_Cannes @THR @figaro_culture @Madamefigaro @Festivalcannes About Kering ケリングについてアパレルとアクセサリーのカテゴリーに特化したグローバルリーダーであるケリングは、選び抜かれたラグジュアリーブランドとスポーツ＆ライフスタイルブランドを展開しています：グッチ、ボッテガ・ヴェネタ、サンローラン、アレキサンダー・マックイーン、McQ、バレンシアガ、ブリオーニ、クリストファー・ケイン、ステラ・マッカートニー、トーマス・マイヤー、セルジオ・ロッシ、ブシュロン、ドド、ジラール・ペルゴ、ジャンリシャール、ポメラート、キーリン、ユリス・ナルダン、プーマ、ボルコム、コブラ、エレクトリック、トレトンシグネチャーである«empowering imagination イマジネーションをその先へ »のとおり、ケリングは想像力を伸ばしていくことによって、ブランドが最もサステイナブルな方法でポテンシャルを実現するよう後押ししています。120 以上の国でビジネスを展開して 2014 年には 100 億ユーロの収入を達成し、グループ社員の数は年度末時点で 37,000 人に上ります。ケリング（旧社名 PPR）はユーロネクスト・パリに上場しています(FR 0000121485, KER.PA, KER.FP)。日本でのお問い合わせ先株式会社ケリングジャパングループコミュニケーション部静川昌子 Atsuko Shizukawa +81 (0)3 3486 2157 [email protected] Websites: www.kering.com www.keringfoundation.org www.festival-cannes.com Official Twitter accounts: Kering: @Keringgroup Kering Foundation: @keringforwomen Press Release 14.05.2015 3/3