クイクセルバッジご利用ガイド 1 個人線量の管理対象と線量限度 4 必ず自分のバッジを着用してください クイクセルバッジを装着する前に・・・ 法令による管理対象は実効線量と等価線量です。 また、放射線による障害防止のため、それぞれ被ばく線量限度以下にするよう規制されています。 法令で定められた線量限度 算定に使用する測定値 いますが、洗濯機等、水圧がかかるような状況では内部 ず確認し、誤って他人のバッジや着用期間が終了した に水が浸入して測定できなくなるおそれがあります。白 バッジを使用しないよう注意してください。 衣などクイクセルバッジを装着する衣類を洗濯される場 ●装着部位を確認の上、正しい位置に着用してください。 100mSv / 5 年 実効線量 ※個人の正確な被ばく線量を測定するために、同一のク 50mSv / 1 年 1cm 線量当量 イクセルバッジを複数人で共用することはおやめくだ 5mSv / 3 ヶ月(女子*) 等価線量 ①皮膚 70μm 線量当量 500mSv / 1 年 ②眼の水晶体 1cm または 70μm 線量当量の適切な方 150mSv / 1 年 ③妊娠中の女子の腹部 1cm 線量当量 クイクセルバッジ本体は、水の入りにくい構造になって ●ラベルに印刷している氏名(着用者)・着用期間を必 詳細は下表を参照ください。 管理対象 5 バッジを洗濯したり乾燥機にかけないでください さい。 体が変形し、測定できなくなりますのでご注意ください。 ラベル グループ名 1 事業所番号 *妊娠する可能性がないと診断された者及び妊娠中の者を除く **妊娠と診断されてから出産までの期間 意ください。 また、乾燥機やドライヤーの高い熱がかかるとバッジ自 氏名 バッジタイプ記号 2mSv / 妊娠期間** 合は、バッジを衣類から取り外し、洗濯しないようにご注 個人番号 ラベル グループ名 2 所属コード 着用期間 2 バッジタイプと測定線種 ラベルデザイン 被ばくの要因となる放射線には X・γ線、 β線、中性子線などがあり、そのエネルギーや複数種類の放射線の混在状況により 適切な線量計を選択する必要があります。 〔装着部位アイコン〕 〔着用周期カラー〕※色の選択はできません。 それぞれ装着すべき部位にマークがあります 胸 ●測定対象線種とバッジタイプ 腹 着用周期カラーは 4 色あり、着用回ごとに 色を変えてお送りいたします。 頭 測定線種 種類 バッジタイプ Χ・γ/β線 熱中性子線 高速中性子線 高速中性子線 (精密測定用) S タイプ クイクセルバッジ (体幹部または手首) 腹部 頭頸部 環境 6 バッジは放射線の影響のない場所に保管してください K タイプ N タイプ R タイプ リングバッジ(手指) 胸部 ※上記のほかにイメージ素子付(バッジタイプ L、F、T)もあります 3 バッジの装着部位 ( a )手足の末端部を除いた体幹部の三つの区分が均等に放射線を受 ける「体幹部均等被ばく」の場合、男子は胸部に、女子は腹部に ( b )含鉛防護衣等を着用された場合で、体幹部 の三つの区分のうち、胸部(女子は腹部) クイクセルバッジを装着してください。 7 バッジをRI で汚染させないでください 個 人 被 ばく線 量をできるかぎり正 確に測 定 するには、 非密封のRIを取り扱う所では、クイクセルバッジがRIで バッジが自然放射線以外の放射線の影響を受けないよう 汚染されないよう充分ご注意ください。もし、バッジが な保管が必要です。 汚染されますと、正確な測定ができなくなりますし、他 クイクセルバッジを保管する場合は、 RIの保管庫やX線 のバッジまでも測定できなくなる場合があります。 室の近くなど、放射線の影響を受けやすい場所を避け また、バッジを測定依頼に出す前に、サーベイメータ等 てください。 で汚染の有無を確認し、汚染のないバッジのみを測定に 出すようにしてください。 よりも多くの放射線を受けるおそれのある 部位がある「体幹部不均等被ばく」の場合 は、体幹部のうち最も多くの放射線を受け るおそれのある部位に、更にもう一個クイ クセルバッジを装着してください。 <男子の場合> <男子の場合> 頭頸部 胸部および上腕部 クイクセルバッジ クイクセルバッジ クイクセルバッジ (防護衣の内側) 腹部および大たい部 末端部 体幹部の三つの区分 防護衣 体幹部均等被ばく 体幹部不均等被ばく 〒300-2686 城 県 つ く ば 市 諏 訪 C 2 2 街 区 1 TEL. 029-839-3322 FAX. 029-836-8441 ホームページアドレス/http://www.nagase-landauer.co.jp SDP-060-V3
© Copyright 2024 ExpyDoc