試作防火帽付面体の漏れ率試験について - 東京消防庁

消防科学研究所報 30号(平成5年)
試作防火帽付面体の漏れ率試験について
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慨 要
現用の防火山より深 くl
帽体 を被ることがで きる セ ミジ ェット形防火聞及びそれに適応する呼吸器面体
(以下「面体」とい う。)を各 3続 l
'
ii
試作し 、現用の面体 も合わせ 日本工業規格(以下 rJ1SJ とい
う。)により漏れ率試験を実施した。
その結果は次の通り である。
呼吸蒋については全て の面体に漏れは認められなかった 。
l 陽圧形空気 l
2. 陰圧形空気呼吸器につい ては通常の試験内谷では、試作面体 l稀類だけ、通常より厳しい試験内容(人
為的に面体、防火帽 を動 か し た ) では、試作面体 1種類及び現月 jの面体に 少E
:
1
の漏れが認め られた。
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3組頬 の I
固体 を』試作し た
。
l
ま じ め
なお、
現在、試作防火服及び試竹 ìf'í~}j靴の 収用に向け
I
i
l
i火削及び出{本の一体刑につ いても検討
を行ったが、火災出場 I
L
'
jに必ず防火帽は、安全の
て様々な試験等そ行 って いるが、これ ら改良 試作
W/は必要でも面体が
ため被る必要があるが、防火 I
防火服の一環とし て
、 │
ザj火相、面体についても改
必要でない場合も多く労働負荷が多過ぎると思わ
良の検討を行 った
。
れるため、必主
主な均所で取り外しができる今回の
ようなタイプにした。
安全性の向上並びに前休のど;装の符易性及び迅
速性を主眼に改良刀 そ行 い、'
ー
ム r:性の│何十として、
2. 試
)
l
(
体のずけい
ま 、防火腕J
/
;
.1
:
えさ、
現在、災吉現場て拍 l
それから面体を若裂していたが、常に防火帽を
験
1
試験内容及ひ I
L
'
j問
宝かつ確実に
被ったまま面体の若袋が
、 谷弘でjEj
ア 漏れ率試験
でき るも のとして、│切火帽は、セミ ジェ ット形で
f
ア
) 試験 lの内千五は、試作した 3種類の面体の
安全性の一 つであ るi
.
¥
lれ本ぷ験を JIS-T8159
I
¥
J
A取付けるも ωとし、
面体は基本的に防火帽 に I
の規格 0)1.;1; に、 I)~ 平年ー を少し付加し 、空 気呼吸
.防災部防災ぷ
・
:
:
r
; 筒究主
探については、 │
弘正形及び陰圧形の 2種類を
使用した。ま た
、 安全性を 比較するため、現
(
4
1
)
表 l 試 験 の 内 容 及 び 時 間 ( 試 験 1)
用の面体と防火帽に取付けるタイプの面体で
市販品を合わせて試験した。
N
o
付) 試 験 の 内 容 及 び 時 間 に つ い て は 、 表 lによ
る
。
静
(
ウ
) 試 験 の 回 数 に つ い て は 、 表 2による。
イ
若装性等のアンケ
ト調査
漏れネ試験終了後、被験者に着装感、着装
性 等 に つ い て 資 料 lのアンケ
トを実施した。
(
2
) 試料
試 料 に つ い て は 、 表 3に示す。
(
4
) 試験装置
漏れ率試験は、
NaCI発生器、被験者が試験を
行うテストチャンパ、テストチャンパ内及び面
aCI濃 度 を 測 定 す る 炎 光 光 度 計 及 び そ
体内のN
れらのデータを処理する装罰からなる。
3 試 験
2
I
Q
}
.
2
深
3
左
右
首
振
り
2
4
上
下
首
振
り
2
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発
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円1
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屈
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7
屈
申
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踏
降
2
9
静
止
2
1
/
な お 、 系 統 図 を 図 lに示す。
止
2
1*
(
3
) 被験者
研 究 員 3名(甲、乙、丙)で行った。
所要時間
(分)
作
動
4
口4
昇
5
十
i
E
E
3
A
1
8
2
表
2 試験の回数
(
I
) 試験内容、時間及び回数
試
漏れ率試験の試験内容、時間及び回数につい
ては、それぞれ表
面
験
体
試験 l
2及 び 表 4に 示 す が 、 消 防 隊
の激しい使用条件を付加し、防火帽及び面体を
A
タイプ
1
A' タ イ プ
3
回
数
試験 2
被験者自身で人為的(強制的)に手で左右、上
下に動かして、条件をきっくした。
(
2
) 試料、被験者及び試験装置
B
タイプ
試 験 lと同様である。
B' タ イ プ
3
C
タイプ
1
C' タ イ プ
3
D タイプ
3
3
E
3
~
4 試験結果
(
1
) 試験 l
ア漏れ率試験
ア
(j 漏 れ 率 の 試 験 結 果 は 、 表 5に示す。
(
イ
) 漏れ率は、
2分 間 測 定 し 、 次 の 式 に よ り 求
めた平均値である。
e
呼吸保護具内の NaC 濃度
漏れ率(%)= J/::I::X'-:-;~:/~':~,"~""::~J~ x
l
O
O
環境中の NaCR濃度
り
) 漏れは、 B'タイプ(表 3参照)に認めら
れたが顕著な差はなく、全体的にも安全性
は確認された。
(
エ
) 陽圧形空気呼吸器の安全性が確認された。
イ
着装性等のアンケート調査
(
4
2
)
タイプ
表3 試 料
面
青
Z
体
状
防火帽
の種類
等
呼吸器 防火帽に
の種類 取付可能
Aタ イ プ
面体の締めひも部分がネ ッ ト状になっていて 、現用の面体よ
り締めひも部分の手で締め つける部分を少な くしている。(写
真 1~ 5参照)
ットの試
作品
陽圧形
×
A'タ イ プ
J
J
H
陰圧形
×
B タイプ
防火帽の左右 l箇所ずつ及ひ百1
体の左右 2箇所ずつに左右それぞれ
にゴム バン ドを取付け面体を装着する。(写真 6、 7参照)
J
J
陽圧形
O
B
'タ イ プ
J
J
J
J
陰圧形
O
C タイプ
防火.帽の左右 l箇所ずつ及び商体の左右 l箇所ずつに左右 そ
れぞれにステ ンレス製の パッ チ ン錠を取付け面体を装着する。
(写真 8、 9参照)
1
1
陽圧形
O
c'タ イ プ
H
J
J
陰圧形
O
H
×
陽圧形
O
セミジェ
D タイプ
当庁採用 の現用の面体(写真 1
0、 1
1参照)
現
セミジェ
Eタイプ
防火帽の左右 l筒所ずつ 、体面の左右 l箇所ずつに左右それ
ぞれにステ ンレス製アダプターを取付け函.体を装着する 。(
写
真1
2、 1
3参照)
1
2
用
ッ ト形の
市販品
1
6
希釈.~枠空気
コンプレッサーエアー
コンプレッサーエアー
4
N
Q 表示・名称
1 テス トチャン ノf
2 三方コック l
3 三方コック 2
4 HEPA
51HEPA
6 ローラポンプ
7INaCe
発生器
8 炎光光度計 1
9 炎光光度計 2
0 データ処理装置
設定値
N
.
o 表示・名称
設定値
1
1
1
2
1
3
1
4
1
5
1
6
4
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圧力調整器 l
圧力調整器 2
定置式ろ過筒 l
定置式ろ過筒 2
シ リカゲ Jレ筒
パルプ
フィノレタ
(GB-100R)
図 l 試験装置系統図
(
4
3
)
表 4 試験の内容及び時間(試験 2)
アンケー卜調査結果は、友 6及び表 7に示す。
(
対
(
イ
) 密着性は、すべて良かった。
N
.
o
(
2
) 試験 2
前
,
漏れ率試験
ア 漏れ率の試験結果は、表 8に11
'
す
。
イ 漏れは、B'タイプ及び 0
'タイプで認められた。
また、試験 lで漏れの認められなかったタ
イプについても、面体の安定性に差が認めら
(分)
止
2
2
防
火
帽
左
右
2
3
防
火
帽
よ
T
2
4
面
体
左
右
2
5
面
体
上
下
2
止
2
ν
/
6
れた。
所要時間
作
動
静
百
十
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仁
E
3
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1
2
表 5 試験結果(試験 1)
料
試
験
被
都
』
A
A'
B
タi
タイプ
タ
イプ
,-
乙
者
甲
乙
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丙
1
3
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タイプ
申
乙
C
c'
D
E
タイプ
タイプ
タイプ
タイプ
丙
甲
乙
甲
丙
甲
乙
丙
甲
乙
丙
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深呼吸 (
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5 考
面体をした場合、陽圧形及び陰圧形の空気呼
察
吸器でどの程度差があるか試験する必要があ
(
1
) 漏れ率試験
る
。
ア 今回の試験で、漏れがなく実験室内では良
エ 面体の締め方についても、個人差がかなり
い結果であったので、災害現場での着装試験
あり、顔に接触する面体の位置及び締めひも
も行っていきたい。
の締め付け強さ等をさらに研究していきたい。
イ 被験者が 3名だったので、今後、できるだ
オ
それだけ面体の安定性が悪く漏れ易いことを
る
。
ウ
防火帽に面体を直接付けるタイプについて
は、試験前、面体を支える支点が少ないので、
け被験者の数を増やし、試験をする必要があ
予想したが、結果は、試験 lで Bタイプのみ
今回、安全性の一つの基準として、漏れ率
試験を実施し、陽圧形空気呼吸器の優位性を
'及び 0'タイプに多少
が、また、試験 2では B
確認したが、空気の使用時間についても試作
の漏れが認められただけだった。漏れについ
(
4
4
)
ては、支点の数よりも、支点の位置及び締め
6. お わ り に
方等の影響が大きいと思われる。
'タイプが漏れた理由
また、今回の B及び B
全体的に試作面体の漏れに対しての安全性が確
としては、止金が緩み漏れたもの考えられる
認された。また、陽圧形の空気呼吸器の優位性も
ため、止金の改良及び位置等の検討が必要で
確認 された。
将来的に Bタイ プの止金の改良等を行い、機能
ある。
(
2
) 着装性等のアンケート調査
及びデザインの完成度を高め、実際の災害現場で
データを取り、実用化に向けて研究を続けていき
面体の装着性に ついては 、現用と 差がなか っ
T
こし〉。
たが、ある程度、慣れが必要と思われる。
表 6 アンケー卜結果 l
A タイ プ
料
試
よ
子 J?
A'タイプ
Bタイ プ
B‘タイプ
Cタ イ プ
C・タイ
プ
D タイプ
Eタイプ
甲 乙 丙 甲 乙 内 甲 乙 丙 甲 乙 丙 甲 乙 丙 甲 乙 丙 甲 乙 丙 甲 乙 丙
a
l
O
OOO
OOO OO
OOOOOOOOO
O
OOO
OOOO
OOOOOO
密着性
b
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2 装着感
(
2
) b
O
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OOOOO
O OOOOO
O
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(
3
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O
O
表 7 アンケー卜結果 2
A' タイプ
目
項
被
車
ヰ
試
験
者
4.そ
3 装 着 性 (1)
首体が顔面になじむまで顔がつっぱる感じがある。
乙
上下首娠り時、頬付近が号│っ張られる感じがした。
よく締まったが締め過ぎたので面体
と顔の接するところが痛かった。
面体の顎部分が外れそうな感じがした。面体の接触部分
が、顔より小さい感じがした。
B タイプ
締め付けバンドの止める所が 2箇所しかないため、首の
上下運動の時締めひもが緩くなった。そして、前屈の時
空気の漏れる音がした。
丙
C タイプ
c'タイプ
甲
ヲ│っかけにくし〉。
上下運動のとき、面体が上下にずれる感じがした。
乙
呼気時に軽いショックがある。顔をあげたとき、あご部
分がひきつれる。
丙 パッチンタイプより良かった。
今回の試験は前回の 2つより締めつけが緩かったと思う。
顔に面体を付けた跡がつかなかった。
甲
慣れが必要。
左右首振りの時に、あごの下部分に食い込んで痛かった。
甲
慣れればより簡単になる。
顔面との密着性に場所により強弱があるように感じられ
た
。
呼気時後頭部がたたかれる感じがした。
乙
丙
D タイプ
他
甲
丙
B
' タイプ
の
締め過ぎか、締め過ぎでないのか基準がないのか、パッ
チン部分がもっとコンパク卜になれば良い。
顎部分が絞まって、不安感がなかっ
マ
ι,
。
甲
呼気時,
i
J部分にショックあり、終了時防火帽後頭部が当
たった。終了時頭部が重く感じた。
乙
口からぬの部分が呼気時ショックがあった。
丙
締め過ぎたので少し痛かった。締め付ける場所が多いと
つい締め付け過ぎてしまう気がする。締め付けについて
言えば、調節できるパッチンタイプが一定した締め付け
ができるので装着の快適さについて優れていると思う。
E タイプ
甲
面体を装着した場合、防火帽の紐と顎あてがじゃまにな
り、用をなさない。上下運動したとき、顎の密着性が悪
くなる。
f
貿れないやりにくい。
締め付けが強くて顔全体(特に頬)が痛かった。
丙
表 8 試 験 結 果 ( 試 験 2)
料
試
被
験
静
者
止
全
濡
動
防火帽左右
防火帽上下
れ
率
作
A
B
C
A'
B'
タイプ
タイプ
タイプ
タイプ
タイプ
c'
タイプ
乙
甲
丙
乙
甲
丙
く0
.
0
1
/
/
<
0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
<
0
.
0
1
く0
.
0
1
<
0
.
0
1
/
0
.
0
1
/
D
タ
甲
く0
.
0
1
イ
プ
乙
<
0
.
0
1
丙
く0
.
0
1
/ / /
/ / /
面体左右
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
0
.
1
7
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
面体上下
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
0
.
6
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
0
.
0
5
静
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
く0
.
0
1
(%)
止
(
4
6
)
資料 l アンケート表
O
右装等アンケート
1.密着性
接 顔部 にすきまを感じることがありますか。
a なかった
b.あった
2 裳着感
(
1
) ここち良さはどうでしたか。
a 良い
b 普通
C. 止し 〉
(
2
) 重さ はどう で したか。
a 良い
b 普通
c 悪い
(
3
) 1
1
街いところがありましたか。
a なかった
b あった
3 装着性
(
1
) 装着しやすさはどうでしたか。
ω
a 良い
b.
!
B
i
l
t
j
:j
c 悪い(具体的に挙げて下さい。)
(
2
) 装芯の 速 さはどうでしたか。
a 早い
b. 普 通
c 遅い
4 その他 、気づいた点や改良を必要とする点、等がありましたら記入して下さい。
写真
Aタイプの正面
写真 2
写真
3 Aタイプの背函
(
4
7
)
Aタイプの側面
写真 4 Aタイプの正面
写真 5 Aタイプの側面
写真 6
写真 7
Bタイプの正面
Bタイプの側面
写真 8 Cタイプの正面
写真 9 Cタイプの側面
0 0タイプの正面
写真 1
写真 1
1 0タイプの側面
(
4
8)
写真1
2 Eタイプの正面
写真 1
3 Eタイプの側面
(
4
9
)