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東京大学公共政策大学院「医療政策教育・研究ユニット」(HPU)主催
~医療政策実践コミュニティー(H-PAC) 第5回公開シンポジウム~
協力:地域医療計画実践コミュニティー第2期(RH-PAC2)
「地域の医療計画を、ともに作る」
登壇者略歴
プログラム登壇順・敬称略
パート1 講演 地域医療計画の今後
北波孝
きたばたかし 厚生労働省 医政局 地域医療計画課長
平成2年厚生省(当時)入省。今世紀に入ってからは、北九州市介護保険課(出向)、老健局振興課・総
務課と、介護関係を合計4年間担当。日本年金機構記録問題対策部(出向)から昨年7月から現職。
佐々木孝治
ささきこうじ 三重県健康福祉部医療対策局長
岡山大学医学部卒。1997年厚生省入省(健康政策局総務課配属)。医政局指導課、医政局総務課などを
経て、2013年に三重県に出向。14年4月より現職。
庄子育子
しょうじやすこ 日経BP社 医療局編集委員・日経ビジネス編集委員
宮城県仙台市生まれ。1996年東北大学大学院文学研究科美学・美術史学(東洋日本美術史)専攻博士前
期課程修了。2000年9月日経BP社入社。「日経メディカル」、「日経DI」、「日経ヘルスケア」編集部
を経て、2015年4月から現職。東京都保健医療計画推進協議会委員(2014年8月1日~)。
パート2 地域医療計画の策定のポイント プロセス編
伊藤雅治
いとうまさはる 全国訪問看護事業協会 会長
新潟大学医学部卒、1971 年厚生省入省。92 年健康政策局計画課長として医療計画を担当、1999 年健康
政策局長として医療計画を担当。2001 年医政局長を最後に退官し、全国社会保険協会連合会へ。日本骨
髄バンク副理事長、全国訪問看護事業協会会長、NPO 法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会理事長
等を務める。
井上愛彩
いのうえあや 時事通信社社会部科学班 記者
1998年、時事通信社入社。2011年から医療全般、厚生労働省、基礎生物学の取材を担当。特に周産期医
療と生殖補助医療に関心を持っています。
坂本憲枝
さかもとのりえ 消費生活アドバイザー 消費生活相談員
消費生活センターで市民の相談を聞き、解決するためのサポートをしている。医療については、臓器移
植ネットワーク、病院団体の外部委員、大学病院や団体の倫理委員会委員、人間ドック施設機能評価委
員などを務めている。
埴岡健一
はにおかけんいち 東京大学公共政策大学院 医療政策教育・研究ユニット 特任教授
日経ビジネス誌副編集長などを経て、1999年に骨髄移植推進財団事務局長。2004年東京大学医療政策人
材養成講座(HSP)特任准教授。08年より日本医療政策機構市民医療協議会共同議長、がん政策情報セ
ンター長(14年7月まで)。10年1月より東京大学公共政策大学院 医療政策教育・研究ユニット(HPU)
特任教授(医療政策実践コミュニティー=H-PAC)担当。厚労省がん対策推進協議会・元委員など。
前村聡
まえむらあきら 日本経済新聞社/H-PACメンター
1995年一橋大学社会学部卒業。同年4月に日本経済新聞社入社。大阪社会部を経て2001年から東京社会
部で厚生労働省や医療班キャップ。04年に東京大学医療政策人材養成講座(HSP1期生)。11年からH-PAC
メンター(1〜4期)12年から大阪社会部で遊軍キャップや医療担当デスクを務め、現在は医療、震災・
災害、事件・事故、行政などを担当。
吉田真季
よしだまき 東京大学公共政策大学院医療政策教育・研究ユニット 特任研究員
東京大学医学部保健学科卒、医学系研究科修了。株式会社野村総合研究所、日本医師会総合政策研究機
構を経て、現在は製薬企業にて保健医療に関する調査研究、政策提言活動に従事。2004-2009年東京大学
医療政策人材養成講座(HSP)事務局、2011年よりH-PAC事務局でプログラム運営に携わる。
渡邊清高
わたなべきよたか 帝京大学医学部内科学講座 腫瘍内科 准教授
1996年東京大学医学部卒。内科、救命救急研修を経て、2003年より東京大学消化器内科。2008年より国
立がん研究センターがん対策情報センター、2014年より現職。腫瘍内科、消化器内科の診療・研究・教
育研修に携わるとともに、がんに関する信頼できる情報の発信と普及、現場と地域のニーズに応じた連
携の取り組みを実践しています。
パート3 地域医療計画は有効になりえるか(パネルディスカッション)
山口育子
やまぐちいくこ NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長
大阪市生まれ。自らの患者体験から、患者の自立と主体的医療への必要性を痛感していた1991年11月
COMLと出会う。活動趣旨に共感し、1992年2月にCOMLのスタッフとなり、相談、編集、渉外などを
担当。2002年4月に法人化したNPO法人ささえあい医療人権センターCOMLの専務理事兼事務局長を経
て、2011年8月理事長に就任。
パート4 地域に合わせて医療計画を策定する(実践編~千葉県を取り上げて)
池田美智雄
いけだみちお IMC株式会社 代表取締役
東京大学経済学部卒業後、日本電気(株)、(株)長銀総合研究所、ソニー生命保険(株)、KPMGヘルスケア
ジャパン(株)を経て、2年前に独立して主に病院、介護付有料老人ホーム等のヘルスケア関連業界向けの
コンサルティング業を営んでいます。千葉市病院運営委員、HSP1期生&H-PAC2期生。
石川雅俊
いしかわまさとし 国際医療福祉大学大学院 准教授
2005年筑波大学医学部卒業、初期臨床研修を経て2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、
ヘルスケア産業向けアドバイザリー業務に従事した。2012年よりマネージャー、2013年にオーストラリ
アでの勤務を経て2014年より現職。2010年より国際医療福祉大学高橋教授等と共に、ヘルスケアシステ
ムの再構築に係る提言を行っている。
井出博生
いでひろお 千葉大学医学部附属病院 地域医療連携部 准教授
介護保険政策に関する研究で修士、医師のキャリアパスに関する研究で博士の学位を取得。株式会社三
菱総合研究所、東京大学医学部附属病院、ハーバード大学公衆衛生大学院を経て、2012年より千葉大学
医学部附属病院高齢社会医療政策研究部、2014年より同地域医療連携部。専門は医療政策、病院管理。
浜田淳
はまだじゅん 岡山大学医学部 教授
医療政策や社会保障を専門にしています。地域医療構想をどのように実効性のあるものにしていくのか、
市町村の地域包括ケアのビジョンとの整合性をどう確保するのか、われわれ大学人はどのように関与す
ればいいのか、といったことを、地域の行政、医療関係者や住民のみなさんと意見交換しながら考えて
いきたいと思います。
三井貴子
みついたかこ 東京大学医療政策人材養成講座 4期修了生
外資系製薬企業で広報・渉外業務に20年関わっています。その中でがんをはじめとする患者アドボカシ
ー活動に関わり、医療を動かす活動に取り組んでいます。地域医療計画が、そのサービスを受ける患者
さんや住民にとって良い医療を提供できる体制になることを願います。
井上智貴 いのうえともたか 在宅総合ケアセンター成城 センター長
主に脳卒中の回復期・維持期のリハビリテーションに従事している。H-PAC4期生、リハビリテーショ
ン科専門医。
赤田啓伍
あかだけいご 株式会社富士通総研 公共事業部 コンサルタント
2009年4月 ㈱富士通総研入社。これまで、主に官公庁や自治体、公的団体等を対象に、医療情報化、地
域医療政策、介護保険制度、自治体経営、産業振興等に関する調査研究、コンサルティング業務に従事。
坂口一樹
さかぐちかずき 日本医師会総合政策研究機構 研究員
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学講座修了。現在、
日本医師会総合政策研究機構研究員。専門は医療政策、医療関連産業、医療経営。
町井健二
まちいけんじ 三井記念病院総合検診センター チーフ
東京医科歯科大学大学院医療管理政策学コース修了。東京大学医療政策実践コミュニティ(H-PAC)3期
生。現在、三井記念病院総合健診センター所属。
田渕典之
たぶちのりゆき 横浜市立みなと赤十字病院 心臓血管外科部長
【現職】横浜市立みなと赤十字病院心臓血管外科部長
【職歴】東京医科歯科大学医学部 臨床教授、東京医科歯科大学医学部医療政策学講師
【学歴】東京医科歯科大学医学部卒業、アムステルダム大学医学部博士号取得、HSP5期、H-PAC3期
パート5 地域で医療計画をどう作り、活かすか(パネルディスカッション)
古元重和
こもとしげかず 千葉県 健康福祉部 保健医療担当部長
厚生労働省の医系技官として、診療報酬、介護報酬、精神障害者施策、厚生労働科学研究費ならびに薬
事行政等の行政経験を有する。自治体における行政経験はこれまで三重県ならびに千葉県(現職)の2県。
本年度、千葉県保健医療計画の見直しを担当。HSP3期生。
伴正海
ばんまさうみ 高知県健康政策部医療政策課 主幹
医師×県庁公務員。医療の問題解決には現場・経営・政策という3つの層の連携が不可欠だが、学生時
代に都道府県レベルで医療の文法を使える公務員が圧倒的に不足していると感じ、東京から高知へ。決
して熱い男でも真面目な男でもなく、のんびりしたくて必要最小限の力で最大を得ようと努力している
だけである。
渡辺顕一郎
わたなべけんいちろう 奈良県医療政策部長
2009年 厚生労働省 健康局疾病対策課 課長補佐
2010年 環境省 保健業務部企画課 保健業務室・特殊疾病対策室 室長補佐
2012年 厚生労働省 医政局国立病院課 政策医療推進官
2013年 厚生労働省 医政局研究開発振興課 医療技術情報推進室長(併任)
2014年 奈良県 医療政策部 部長。現在に至る。
「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」の委員を務める。
堺常雄
さかいつねお 日本病院会 会長
1945年、山形県生まれ、70年干葉大学医学部卒業、71年から79年まで米国で脳神経外科研修、79年から
81年まで浜松医科大学、81年から92年まで聖隷三方原病院を経て、92年から聖隷浜松病院、96年院長、
2011年10月総長就任、現在に至る。2010年4月より日本病院会会長、2012年4月より一般社団法人日本
病院会会長。
伊奈川秀和
いながわひでかず 全国健康保険協会 理事
1982年厚生省入省。九州大学法学部助教授、内閣官房内閣参事官、厚生労働省社会・援護局保護課長、
同年金局総務課長、同参事官(社会保障担当)、内閣府大臣官房少子化・青少年対策審議官、中国四国
厚生局長を経て、2014年10月より現職。博士(法学)(九州大学)。