東京工業大学とみらい創造機構 社会連携活動の推進に向けた組織的連携協定を締結 2016 年 5 月 16 日 株式会社みらい創造機構 国立大学法人東京工業大学(学長:三島良直、以下「東工大」)と株式会社みらい創造 機構(代表取締役:岡田祐之、以下「みらい創造機構」)は、大学での研究成果を社会 に一層生かすため、組織的な連携協力に関する協定を 5 月 13 日に締結しました。 【写真は、みらい創造機構代表取締役 岡田祐之(左) 、東工大学長 三島良直(中 央)、みらい創造機構取締役会長 安達俊久(右) 】 みらい創造機構は、「科学技術研究を支援するとともに産業界との緊密な連携の下、 研究成果の社会還元を推進することで新産業の創生に貢献」すべく、これまで民間企 業並びに地公体に対して、新規事業創出と育成支援及びプロジェクト推進において実 績を積み重ねてきました。併せて、東工大 OB を中心に構成された弊社では、既に共同 研究・学術指導の組成、人材教育支援、ベンチャー育成支援等で東工大における社会 連携の推進にも積極的に取り組んで参りました。 東工大は、今年4月より教育と研究の両面で更なる充実と変革を目指して、学部・ 大学院を統一した「学院体制の施行」、及び、卓越したリーダーが先端研究を推進する 「研究ユニット*の新設」をスタートさせております。並行して、社会や経済システム の変革に向けた貢献、及び、社会課題・要請に迅速に応える総合的な取組みを持続的 に推進するための「知の協創拠点」を目指して、社会との連携推進を強化していま す。 東工大と弊社は、本協定を契機として世界の有力大学と渡りあい、国際的協働活動 をリードすべく、協働活動を一層強化して社会との連携を大きく進めていくため、今 回の協定締結に至ったものです。 * 研究ユニット:卓越したリーダーの下で、 “尖った”研究を小規模なチームで機動的に推進する仕組み。 原則として設置期間は 5 年、具体的なミッションを定め、その実現を図る。本年 4 月付けで 10 個の研究 ユニットが設置されている。 ■ 連携を通じて推進する事項 ① 産学連携活動 ② 国際協働活動 ③ 大学の技術・人材を活用したベンチャー創出 ④ ベンチャー育成のプラットフォームの構築 ⑤ 起業家教育等 を組織的に推進していきます ■ 今後の取組みについて みらい創造機構は、東工大との連携協定の締結によって、我々が有する産業界との 幅広いネットワークと国際的な研究開発組織との繋がりを活用して、オープンイノベ ーションを加速し、大学と社会との連携強化から新産業創出に向けた活動を一層推進 して参ります。 特に、東工大が強みを有する、ビッグデータ解析、人工知能、IoT、ロボティッ クスや新材料領域の技術・ノウハウを活用しながら、環境・エネルギー、ライフ&ヘ ルスケア、海洋開発等をテーマに、マーケットニーズを捉えた新たな事業化とベンチ ャー創出を行っていきます。 また、新創業ばかりでなく既に存在する事業に対して東工大の英知を利活用してい く「大学“着”ベンチャー」を世の中に浸透させ、領域横断で課題解決が必要なテー マについては他大学等との連携を積極的にコーディネートしていくことで、事業の成 功確率を最大限引き上げていきます。 加えて、東工大との連携活動を加速・充実させるためベンチャーキャピタルファン ドの組成を準備中です。 既に、いくつかの投資先候補については、上述の手法により事業成長の支援活動を 開始しております。また、現在 LP 候補として、このような社会価値向上の趣旨に賛同 を頂いた金融機関や事業会社の皆さまと議論を進めているところです。 ファンド組成の暁には、東工大の未公開発明の早期開示を基に、技術系ベンチャー の創出を加速する取組みを大学とともに積極的に推進していきます。 プレスリリース 東京工業大学とみらい創造機構 社会連携活動の推進に向けた組織的連携協定を締結 http://www.titech.ac.jp/news/2016/035166.html ≪お問い合わせ先≫ ●みらい創造機構 広報担当 TEL:03-6311-6958 E-mail:[email protected] URL:http://miraisozo.co.jp/
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