東山だより 22 号-201507.doc 東山だより 22 号‐2015.07 調布東山病院 診察担当医師ご案内 (2015年7月) 診療受付時間:午前/ 8:30~11:30 午後/13:30~16:30 (土曜内科初診外来は16:00で受付を終了させていただきます) 科 別 月 火 水 木 金 土 返田 貞苅 熊谷 吉田尚義 吉田尚義 吉田尚義 中村 小川 矢﨑 大熊 竹宮 内 科 清宮 平池 東 山 だ よ り 医療法人社団東山会 調布東山病院 第 22 号 酒井 午 前 〇 〇 〇 〇 〇 〇 外 科 (消化器) 永田 橋本 永田 岩瀬 橋本 外科医(東京) 整形外科 新山 専 門 外 来 内科初診外来 新山 木田受付は11時迄 小澤 新山 下出 糖尿病内分泌内科 山﨑 橋本貢士・貞苅 酒井 平池 竹宮 甲状腺 山﨑 橋本貢士・貞苅 消化器内科 黒岩 吉田啓子 清宮 小濱 小濱 髙見澤 桐ヶ谷 呼吸器内科 藤沢 循環器内科 肝臓内科 リウマチ科 血管外科 内視鏡 内 科 中塚 松枝 松下 佐藤紀 小濱/吉田啓子 安田/黒岩 黒岩 正田/小濱 吉田啓子 常勤/真嶋 矢﨑 茅野 中村 貞苅 返田 村岡 小川 返田 冨田 松岡 村岡 小林公平 〇 〇 〇 〇 〇(受付16時迄) 吉益 内科初診外来 〇 東山会 理事長 小川 聡子 外 科 (消化器) 整形外科医(慈恵) 整形外科 受付15時半迄 熊谷 糖尿病内分泌内科 午 後 消化器内科 吉益 黒岩 山﨑 山﨑 冨田 呼吸器内科 尾形 循環器内科 専 門 外 来 肝臓内科 矢川(榊原) 桐ヶ谷 桐ヶ谷 中村 茅野 神経内科 神経内科医 リウマチ科 茅野 村岡 赫(てらし) 山田 藤本 泌尿器科 家後 皮膚科 戸田 松下 甲状腺 内視鏡 遠藤受付16時迄 佐藤雅哉 血液内科 腎臓内科 山﨑 伊藤/山崎 河合8月~吉村 黒岩・吉田啓子 土井/吉田啓子 8月~辻川/吉田 瑞々しい季節となりました。日頃より、調布東山病院ならびに桜ヶ丘東山クリニック、喜多見東山クリニックをご利用い ただくすべての皆様に、心から感謝申し上げます。 小濱/永田 今、日本は、世界でも類をみない少子高齢化社会に突入しております。しかしながら、一言で「少子高齢化・人口減少」 と言っても、その姿は地域によって様々です。我々が位置する東京都下は、当面は人口が減ることはありません。その中で、 65 歳以上の高齢者(60 代を本当に高齢者と言うべきか?少々疑問ですが)は、1.5 倍に増え続けることが分かっています(75 歳以上に至っては約 2 倍) 。 そのような社会で、どんな人でも、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けることができるような地 域でいるためにはどうしたらよいのでしょうか。 それは、人々の住まい方を中心にして、医療・介護・役所・地域住民がネットワークを組んで支える地域の仕組み、 「地域 包括ケアシステム」が整備された地域となることではないかといわれております。今、国を挙げてこれを推し進めようと、 取り組みが各地で始まっています。 中村明博8月~河合 正田/黒岩 小濱/橋本 常勤/真嶋 ※医師が変更となる場合がございます。院内の電子掲示板やホームページを併せてご利用ください。 医療の質向上の為、当院は予約制とさせて頂いております ご予約のない方もお気軽にお問合せ下さい 診療のご予約:042-481-5558 電話受付は、月~土 9:00~16:30(祝日は不可) 発行者:小川 聡子 編集責任者:福垣 順三 URL:http://www.touzan.or.jp 〒182-0026 東京都調布市小島町 2 丁目 32-17 私たちは、この地域=調布ならではの地域包括ケアシステムを整備するために、我々が地域の一員として何ができるかを 考えていきたいと思っています。東山会が目指す地域密着型急性期病院は、病気が完全に治らなくとも、地域で生活を続け られるよう、身体も環境も整える「生活支援型急性期病院」とします。そして、 「在宅療養支援」 「予防医療」 。この「3つの 道」を東山会は中期計画として整備して参ります。 そしてもう一つ、ただ支えられるだけでは、人間の力はなえていくばかりです。 「支えられる側も支える側に。 」一見支え られるだけの方々が、実はきらりと輝く力を内に秘めておられます。そんな、秘めたる力を生かすことで、人間の、地域の 力を高めて行きたい。 ネットワークを組んで支える地域の仕組みは、一つの医療機関だけで何かができるというものではありません。地域の沢 山の医療・介護・行政そして、地域住民の皆さんと協力し合って、それぞれが「自分事」でつながっていく。そんなことを 地道に少しずつでも、進め、少しずつでも貢献していくことができればと思っております。 地域の皆様のよきパートナーでいることに足るよう、日々の我々の診療・看護の質を上げる努力をし続けることを、職員 一同目指して励んでまいります。 東山だより 22 号-201507.doc 入職医師紹介 調布東山病院に新しく 3 名の医師が入職しました。 ◆内科 小濱 清隆 医師 4 月 1 日から着任いたしました。宜しくお願い申し上げます。 前任地は京王線の多摩センターにある、東京都保健医療公社多摩南部地域病院でした。その前は、仙台市の国分町に ある国家公務員共済組合連合会東北公済病院と言う所に勤めておりました。東日本大震災の時にはいたわけです。 毎日生きていて住む家もあり、ご飯も食べられるというのは、決して当たり前の事ではなく、特別の恩恵とそのとき 思いました。 今まで、従事してきましたのは、消化器病の診断および治療、特に食道・胃・大腸の EMR、ESD、炎症性腸疾患の 治療、胆膵のインターベンション、PEG および P-TEG の造設と管理、ウイルス性肝炎の IFN、DAA 治療、癌化学療 法等です。虎の門病院で矢作先生に、国立がんセンターで後藤田先生に ESD を教えて頂き、低侵襲の癌治療を普及 させたいと願ってまいりました。 絵を見るのが好きなので、時間があれば、上野の美術館や博物館へ行きたいといつも思っています。学会へ出張した おりにワシントンのスミソニアン博物館やニューヨークのメトロポリタン美術館へ行ったのは楽しい思い出です。 MET のエジプトコレクションは素晴らしいものでした。暇な時には、音楽を聴いたり、オペラを観に行ったりすること もあります。ずっと以前、楽壇の帝王カラヤンの実演を聴きました。あのころのカラヤン先生は颯爽としていました。 かっこよかったな。 東北に居た時には岩手の鍾乳洞で地底探検をしておりました。いわゆる観光鍾乳洞とは違って大変危険です。地図も ありません。地底湖を潜水して進みます。このときはプロの探検家や産業技術総合研究所の人たちと一緒でしたが、 命がいくつあっても足りないという目に遭いました。 これから地域の皆様の多少でもお役に立てるよう社会貢献したいということが願いであります。皆様のお力添えが なくては非力な自分にとって到底叶わぬことであります。何卒宜しくお願い申し上げます。 ◆内科 貞苅 利彦 医師 今年度より、一般内科、糖尿病内分泌代謝内科を専門に入職させていただきました。 私は今年で医師として 10 年目を迎えるにあたり、これからどんな医師になりたいのか、自問自答し、方向性を考えて おりました。これまでは大学病院で勤務して参りましたので、急性期の、何万人、何十万に一人というような難病の 患者様を診察することも多々ありましたが、今後はより地域に根ざした医療に関わりたいという思いが強くなりました。 そのような時に、医療雑誌で調布東山病院の記事を拝見しました。内科の熊谷真義先生がインタビューされている記事 で、地域密着型の医療の魅力など沢山の熱いメッセージが書かれてあり、同じ糖尿病内科ということからも共感する 内容も多く、非常に感銘を受けました。その記事を拝見してから、日に日に調布東山病院で働きたいという気持ちが 強くなり、大学病院の医局を退局することを決断しました。以前の勤務先は多摩地区で最も大きな大学病院であり、 最先端の医療を学べることも沢山ありましたが、調布東山病院で小川聡子院長先生が実践されている医療は、地域の患者 様のため、在宅訪問医療を含め患者様の生活や社会背景に合わせた、まさに医療の根本であると感じました。医師を志し た頃の初心に戻り、 私の医師として原点に一致した感覚を受け、是非ともそのような医療を実践されている調布東山病 院で働きたいと門戸を叩き、この度、有難く皆様と働かせて頂くことになりました。 まだ、勤務して間もないですが、コメディカルの方々も含めスタッフの皆様のフットワークが軽く、責任と誇りをもち、 皆様がプロフェッショナルとして活き活きと働いていることが印象的です。スタッフの方々の、地域の患者様に寄り 添った医療にも感銘を受けております。また、医師の皆様はそれぞれの専門分野はもちろんのこと、お互いに専門科を 尊重しながらも、深い知識と経験で、非常にスキルの高い、幅広い一般内科の医療をされていることに驚いております。 専門に特化し過ぎた大学病院では学べないようなことが日々、沢山あります。 私は、皆様の背中を拝見しながら、患者様のために駆けずり回る医師となり、地域の患者様の生活、心に寄り添う、 癒士として精進して参りたい次第です。 まだまだ、慣れないことも多く、ご迷惑をおかけすることも多いですが、出来るだけ長く働かせていただき、皆様から 地域医療を学びたいと思っておりますので、どうか宜しくお願いします。 東山だより 22 号-201507.doc ◆内科 黒岩 貴之 医師 4 月から入職しました黒岩貴之と申します。 ご縁もありまして調布東山病院に来ることになりました。感謝しています。 調布良いところですね。是非とも地域の皆様のお役に立てたらと思います。 専門は消化器です。食道、胃、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などなど。 お腹がなんか痛いなぁ…。食欲がないような…。なんかお通じの調子が…。癌かなぁ…。 いつでもなんでもご相談ください。今後ともよろしくお願い致します。 -どうぞよろしくお願い申し上げます- 認知症キャンペーン “ユマニチュード” 放映されます 現在、NHKでは「認知症キャンペーン」を展開しています。 その一環で、昨年放送された 2 つの番組をベースにした番組が放映されることとなりました。 2つの番組とは、 ◆NHKクローズアップ現代「見つめて触れて語りかけて~認知症ケア“ユマニチュード” 」 (2014 年 2 月放送) ◆NHKスペシャル「認知症 800 万人時代 認知症をくい止めろ~ここまで来た!世界の最前線」 (2014 年 7 月放送) 昨年 1 月、当院で勉強会を行った際に取材をお受けしたのですが、今回、番組を担当されたディレクターの方から、 「医療・介護の関係者の皆さん、認知症となったご本人、そしてそれを支えるご家族の皆さん…素晴らしい方々に 支えられて生み出すことが出来た番組だったのだと、改めて痛感しています。本当にありがとうございました。 」という メッセージを頂きました。 放送予定は、7 月 4 日(土)22:00~22:49 NHK BS1 再放送:7 月 26 日(日)15:00~15:49 是非、ご覧ください。 どちらも局の都合により、変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。 第88回とうざん生活習慣病教室を開催しました 毎年2回開催しております「とうざん生活習慣病教室」ですが、5 月 23 日(土)の午後、内科の小川聡子医師が “心筋梗塞・狭心症のあれやこれ”と題し、お話しさせていただきました。 61 名の多くの患者様や地域の皆様が足を運んでくださり、心より感謝いたします。 こちらの教室は 27 年以上続いている勉強会で、毎回質問が多く出され、活発な会となっております。 次回は 10 月 31 日(土)14 時より「認知症ケア~ユマニチュード」をテーマに開催を予定しています。 参加は無料、事前に予約の必要はございません。多くの方々のご参加をお待ち申し上げております。 東山会ブログ“東山だより”も是非ご覧ください。 http://www.touzan.or.jp/blog/
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