東京都立江戸川高等学校校長大川登喜彦「江戸高は、今を鍛える」江戸川高校のホームページにアクセスしていただき、本当にありがとうございます。江戸川高校は、東京府立第十六中学校として昭和１５年に創立され７５年目を迎える伝統校です。「伝統は守るものではなく、日々新たに創り出すもの」との「継承」と「発展」をモットーに、創立以来の本校の校風である「文武両道」の具現化に向けて教職員、生徒、保護者、同窓会（蓮葉会）、保護者 OB 会（江友会）が「チーム江戸高」として、日々の教育活動を意欲的に展開しています。また、平成２２年度より、東京都教育委員会から、「進学指導推進校」の指定を受け、今年度は６年目になります。昨年度の卒業生の４年制大学への進学率は、約８割となり、更なる学力及び大学進学率の向上を図りつつ、生徒が掲げた高い目標の実現に向けて取り組んでまいります。また、生徒主体の学校行事（体育祭、文化祭、合唱祭）の運営や部活動では都大会、関東大会での上位進出をめざして一層の努力を重ねてまいります。「学習はするけど部活は？」、「部活は一生懸命だけど、学習は置いといて」「学校行事に命をかけます」では、せっかくの大事な高校生活が「もったいない」。江戸高生には、すべてに挑戦することを指導しています。しかし、それは、容易なことではありません。ともかく「焦らないで」、また「粘り強く」、要領が悪くても自分らしく楽しみながらやり抜いてほしいと思います。人と比べる必要もありません。一つ一つ眼前の課題にベストを尽くしながら、足元を固めていく。昨日の自分から今日の自分を一歩でも進めて行く、それを可能に出来るのが江戸高生であると私は確信しています。江戸高生を目指す中学生の方にも、すべてに挑戦し、より成長した姿でお会いできることを期待します。土曜日授業の実施、学期中・長期休業日中の講習・補習の実施、特別講習・勉強合宿の実施等、生徒の学力の向上に向けた取組みを実施します。実施４年目の部活動後の「特別学習室（２０時まで。昨年度は、のべ 1800 名以上が活用）」も引き続き利用できます。また、昨年度は、硬式野球部、ハンドボール部（関東大会 2 回、全国大会 1 回出場）弓道部（関東大会出場）、女子バスケットボール部、女子ソフトボール部（関東公立大会出場）、写真部（全国大会出展）、吹奏楽部、演劇部、書道部、科学部他、運動系・文科系の部活動の活躍がありました。今年度も、運動系部、文化系部とも自己の鍛錬と大会上位の成績を目指し猛練習中です。江戸高生は、明るく爽やかで、礼儀正しく、本当に気持ちが和む気風があり、学習や部活動、学校行事に頑張ることができる素養があります。「未来」のためには、「今」が大事です。「将来」にやりたいことがあれば、「今」を鍛えることです。一人では難しくても「江戸高」の素晴らしいチームワークがそれを可能にします。多くの皆様に、ご来校いただき、「江戸高の感動」に接していただきたいと思います。