== シンポジウムご案内 == 「翻訳の品質管理」を考える ――翻訳業界への黒船?―― 日本は二千年にわたり中国大陸および西欧などからの伝来文化を消化して発展させてきた国家で あり、その過程で翻訳が大きな役割を演じたことは紛れもない事実と思えます。近来はグローバル 化を背景とし、近くは 2020 年東京オリンピックを迎えての「おもてなし文化」の当事者として、翻 訳への関心は急速に高まりつつあります。その中で、文化コミュニケーション、科学・技術情報な どの媒体として提供される翻訳文書の品質について、その向上、均質化、システム化に向けた品質 管理が緊急課題となりつつあります。 国際標準化機構(ISO)は翻訳の品質向上を目指しての国際標準化を推進し、その成果はいくつか の ISO 国際規格の制定で実現しました。この作業の母体である ISO/TC37(専門用語及び他の言語, 情報内容の資源)の定例総会が本年 6 月に松江で開催されるのを機会に、ISO/TC37/SC5(翻訳、通 訳及び関連技術)等に関係されている専門家から、国際規格化の現状、わが国に適用された場合の 問題点、わが国の翻訳業務での経験と課題、さらにヨーロッパにおける現状を報告していただく場 を設けることとしました。 翻訳に対する品質管理や欧州の翻訳事情をお知りになりたい方多数の参加・議論を望んでいま す。 [参考]TC は Technical Committee(専門委員会) 、SC は Sub Committee(分科委員会)の略です。 ISO では現在、TC1(ねじ)から TC293 までの専門委員会が設置されています。 開催日時 2015 年6月27日(土) 13:30~16:50(受付 13 時より) 懇親会:17:30~19:30 開催場所 文京シビックホール 3階 会議室1 (定員 60 名) http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html 主催 共催 参加費 東京メトロ・丸の内線、南北線「後楽園駅」徒歩1分 都営地下鉄・三田線、大江戸線「春日駅」徒歩1分 情報知識学会・専門用語研究部会 (一社)情報科学技術協会標準化委員会 資料代 2,000 円(学生 1,000 円) 懇親会 別途(4,000 円) 【司会】山本昭(愛知大学:TC37/SC1国内委員会主査) 13:30 開会挨拶 なぜ翻訳の品質管理なのか!長田孝治(TC37/SC5主査、 (一社)情報科学技術協会標準化委員会) 14:50 翻訳現場において品質で困っていること 東郁男(日本翻訳連盟・会長) 14:20 ISO翻訳関連規格策定状況 井上孝(TC37 国内委員会委員) 14:50 休憩 15:05 ヨーロッパにおける翻訳、用語産業の現状 Christian Galinski (Infoterm Director, ISO/TC37 Twinned Secretary) & Stella Giraldo 16:05 休憩 16:15 討論(翻訳に対する黒船到来!?) 東、井上、Galinski、Giraldo 他 16:45 閉会挨拶(石崎俊 TC37 国内委員会委員長) 17:10~ 懇親会 連絡先 情報知識学会・専門用語研究部会 事務局 長田孝治 e-mail: HHG01656 @ nifty.com 参加ご希望の方は原則上記 e-mail に、お名前、連絡先、懇親会参加の有無、領収書の要不要を 記載の上、お知らせ下さい。なお「HHG」の後ろは数字5桁です。Fax.は「翻訳の品質を考える」 シンポジウム申し込み と 必ず記載の上、必要事項を記載して、03-3813-3793 に送付下さい。 [参考情報] ISO/TC37 の国際会議は 6/21(日)~26(金) 松江(くにびきメッセ)で開催されます。 下記事項をご記入の上、原則 e-mail にてお送り下さい。 e-mail HHG01656 @ nifty.com (情報知識学会・専門用語研究部会事務局 長田孝治) HHG の後ろは全て「半角数字」です。 Fax.送付先 03 - 3813 - 3793 「翻訳の品質管理」を考えるシンポジウム ―― 参加申込書 2015 年 □ シンポジウム □ 懇談会 お名前 機関名 ご住所 〒 Tel. Fax. E-mail 懇親会 出席 欠席 シンポ領収書 □ 不要 □ 個人名 □ 機関名 懇親会領収書 □ 不要 □ 個人名 □ 機関名 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 月 日
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