全国憲法研究会 憲法問題特別委員会 緊急公開シンポジウム 2015 年 7 月 11 日 土 14:00~17:00 専修大学神田キャンパス 1 号館 302 教室(無料/参加予約不要) 問題提起 水島 朝穂(早稲田大学・本会代表) 報 告 ① 浦田 一郎(明治大学・本会会員) 「集団的自衛権―何が問題か」 報 告 ② 青井 未帆(学習院大学・本会会員) 「安保法制―何が問題か」 パネル・ディスカッション ◆パネリスト 浦田 一郎/青井 未帆 本 秀紀(名古屋大学・本会会員) ◆コーディネイター 只野雅人(一橋大学・本会会員)・田代亜紀(専修大学・本会会員) 連 絡 先 水道橋駅(JR)西口より徒歩 7 分 全国憲法研究会 憲法問題特別委員会 連絡窓口:國學院大學法学部植村研究室 fax: 03-5466-0304 E-mail: [email protected] 九段下駅(地下鉄/東西線・都営新宿線・半蔵門 線)出口 5 より徒歩 3 分 神保町駅(地下鉄/都営三田線・都営新宿線・半蔵 門線)出口 A2 より徒歩 3 分 ■全国憲法研究会とは 全国憲法研究会は、約 500 名の会員を擁する憲法学研究者の学会(略称・全国憲)であり、日本学術会 議協力学術研究団体に指定された研究団体です。1965 年 4 月 25 日に創立され、本年 50 周年を迎えま した。 全国憲法研究会は、 「憲法を研究する専門家の集団であって、平和・民主・人権を基本原理とする日本国 憲法を護る立場に立って、学問的研究を行ない、あわせて会員相互の協力を促進することを目的」とし(規 約 1 条) 、研究会を開催するとともに、講演会などで広く研究成果を公表するなどの活動を行 ってきました(同 2 条)。 毎年 5 月 3 日に開催しております「憲法記念講演会」には、多くの市民や学生の方々にご 参加いただいております。 ■今回のテーマは、安保法制を憲法からとことん考えること。 現在、国会には、集団的自衛権を行使可能にする安保法制の関連法案が提案され、審議が行われていま す。これらについては、多くの法案が一括して提案されて、内容がそもそも十分に国民の理解を得られて いないことはもちろん、日本国憲法の基本原理である平和主義・立憲主義・民主主義に対して重大な問題 をなげかけるものです。 私たちは、 「憲法を研究する専門家の集団」として、 「平和・民主・人権を基本原理とする日本国憲法を 護る立場」から、従来からの「学問的研究」の蓄積を踏まえて、市民や学生のみなさまとともに、安保法 制関連法案を検討し、あらためて憲法とは何か、そして、憲法改正とは何かを考え、私たちは憲法にどの ように向き合っていくのかを考える機会を持ちたいと思い、ここに緊急公開研究会を開催することといた しました。ぜひとも多くのみなさんにご参集いただきますようにお願い申し上げます。 ■報告者・パネリストの紹介 ● 浦田 一郎・明治大学教授。著書として、 『現代の平和主義と立憲主義』 (日本評論社、1995 年) 、 『自衛 力論の論理と歴史』 (日本評論社、2012 年)などがあり、共著として『集団的自衛権容認を批判する』 (日本評論社、2014 年)がある。 ● 青井 未帆・学習院大学教授。著書として、 『憲法を守るのは誰か』 (幻冬舎、2013 年)、 『国家安全保障 基本法批判』 (岩波書店、2014 年)などがあり、共著として『逐条解説特定秘密保護法』 (日本評論社、 2015 年)がある。 ● 本 秀紀・名古屋大学教授。著書として、 『現代政党国家の危機と再生』 (日本評論社、1996 年) 、 『政治 的公共圏の憲法理論』 (日本評論社、2012 年)などがあり、共著として『集団的自衛権行使容認とその 先にあるもの』 (日本評論社、2015 年)がある。
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